ソフトウェア・トゥーは、DxO Labs社のRAW現像ソフト「DxO Optics Pro v5.1日本語版」がリリースされたと発表した。DxO Optics Proは豊富なカメラ、交換レンズの分析データに基づき、RAW現像をはじめ、デジタルノイズの除去、レンズのさまざまな光学的欠陥を補正するなど、高精度の画像補正を行うソフトウェア。
今回リリースされたv5.1はWindowsおよびMac両プラットフォームに対応し、Windowsはv5.0.4からMacはv.4.5.1からのアップデートとなる。Mac版では、Raw現像エンジンに搭載された新デモザイク処理アルゴリズムによるディテールの向上と、モアレ、ジャギー、偽色などアーチファクト削減などv 5の機能が利用でき、画像のディテールとナチュラルさを最大に引き出せるようになるという。
同製品では、新たにCanon EOS Kiss X2、 Canon 1Ds Mark III、Nikon D60の3機種のデジタル一眼レフのRawデータと合計32個のレンズをサポートし、さらにCanon EOS 40D、Canon EOS 1D Mark III、Nikon D3にも新モジュールを追加。価格は、アマチュア・ハイアマ向けデジタル一眼レフをサポートしているスタンダード版が1万9,800円。プロフェッショナル向けのハイエンドデジタル一眼レフをサポートしたエリート版は3万9,800円。v5.0.x (Windows 版)のユーザー、2007年8月1日以降にv.4. 5を購入したユーザーは無償でアップデートできる。
なお30日までに購入すると、銀塩フィルムの色調と粒状感をデジタル画像に再現する「DxO FilmPack v1.2」が無償進呈されるという。