日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は19日、東京都江東区大島に自社ビルを建設することを決定したと発表した。2011年初頭の竣工を目指す。

新社屋の建設は、東京都内に分散している拠点を集約し、業務の効率化を図るのがねらい。日本HPによると、新社屋の1フロアの面積は都内最大級で、約6,000人の社員が入居予定だという。

日本HPでは今回の決定を受けて、設計/建設作業に着手。設計作業は、以下の3点に重点を置いて進める。

  • 社員が集い、知と時間を共有し、生き生きと働ける心地よい空間
  • 環境負荷を軽減し、地域環境に調和するサステナブルデザイン
  • 建物、オフィス、テクノロジー、サービスを融合した先進的ワークプレイスのショーケース

なお、建築費用については「設計作業がこれからの状態」(日本HP 広報部)であり未確定だが、親会社の米国HPが全額拠出する。