実際にVLEを見てみると、まずユーザーは「ロビー」にいることになっており、利用方法をガイドしてくれる女性が表示される。画面右側にはイベントガイドブックを表示するアイコン、会場マップ表示アイコン、セッション等へのクイックアクセスが配されている。クイックアクセスにマウスをポイントすると、セッションの内容が開始され、内容を確認可能だ。セッションへのアクセスは、ガイドブック、会場マップ、クイックアクセスのどこからでも可能となっている。

VLEの入り口である「ロビー」

好きな会場への移動ができる会場マップ

マイクロソフトコーナーのコンテンツ内容は、13日現在「the Microsoft Conference 2008」の事前情報収集に使えるような形になっている。基調講演としては2月27日にロサンゼルスで開催された米国ラウンチイベントにおけるSteve Ballmer CEOの公演が収録されおり、ブレイクアウトセッションとして3製品に関して計15本の技術セッションも視聴することができる。このセッションは、VLE用に新たに収録されたもので、1本あたり15分と短くまとめられたものだ。また、各製品概要を収録した5分程度のウェブキャストも用意されている。

Steve Ballmer CEOの基調講演

新収録された技術セッション

マイクロソフトサーバープラットフォームビジネス本部プロダクトマネージャー 小黒信介氏

「現在のところ、公開から1カ月間のビューは1万5000程度で、人気があるのがWindows Serverのページ。特にWindows Serverの概要については多くのアクセスがある」とサーバープラットフォームビジネス本部のプロダクトマネージャーである小黒信介氏は語る。

今後、6月に開催される名古屋・大阪会場での終了を待って「the Microsoft Conference 2008」で行われたセミナー等の収録が行われる予定だ。