ニコニコ動画(RC2)で、早くも第4回目となる「国際ニコニコ映画祭」の開催が決定した。今回からは応募作品へのテーマが設定され、応募期間は従来の10日間程度から1カ月間となった。一般作品の他に「オープニング動画部門」「初音ミク部門」の部門作品も募集される。

国際ニコニコ映画祭は、昨年11月に第1回が開催され、12月に第2回、今年2月に第3回が開催され、ハイレベルな作品が多く登場している。第4回目からは応募テーマが設けられることになった。今回のテーマは「15秒」。作品の長さが15秒以内ということではなく、「15秒」というテーマが設けられていれば何でもOKだという。また、各部門作品についても同じテーマが適応される。

もう一つ新たな試みとして、「ピンポン」「アップルシード」で知られる曽利文彦監督の作品「ベクシル -2077 日本鎖国-」から、映画祭向け作品での使用が可能な映像素材が提供されることになった。特設サイトから素材をダウンロードし、ユーザーが自分の作品で使うことが可能だ。

提供された「ベクシル -2077 日本鎖国-」の映像を応募作品に使用できる

応募期間は3月1日から3月31日20時まで。これまで約10日間だった応募期間が大幅に延長され、より多くのユーザーの応募を促進する。