大塚商会は、2月6日~8日の3日間、ホテルパシフィック東京(東京都港区)で「実践ソリューションフェア2008」を開催している。これはIT製品と各種サービスおよびサポートを実践的に組み合わせ、すぐに使えるソリューションとして紹介する展示会である。31回目を迎えた今年のテーマは「おしごと2.0 Anywhere! いつでも、どこでも、快適おしごと」。なお「おしごと2.0」とは、大塚商会が提案するWeb2.0時代の新たなビジネスコンセプトである。ちなみに昨年のテーマは「ITでビジネスをバージョンアップ、大塚商会のおしごと2.0」だったが、今年のテーマはそれをさらに進化させたものだという。同社では、中堅・中小企業の経営者を中心に、約1万2,000人の来場を見込んでいる。

「実践ソリューションフェア2008」の今年のテーマは『おしごと2.0 Anywhere! いつでも、どこでも、快適おしごと』

会場の受付のようす - 中小企業の経営者をはじめ、多くの企業ユーザが来場

会場のようす - たくさんの来場者。とくに「ドキュメントソリューション」ゾーンは終日来場者が黒山の人だかりができた

会場は「最新ハードウェア」「ビジネスインフラ」「Webソリューション」「ビジネス連携ソリューション」「ドキュメントソリューション」「業務・業種ソリューション」の6つのゾーンに分かれ、約200のソリューションが展示された。

昨年までは来場者にすべてのソリューションを紹介するため、会場をひとつの通路でつなげて順路を設けていた。しかし、今年はそれを撤廃。「ビジネス連携ソリューション」ゾーンを会場の中心に設置し、来場者がそれぞれのニーズに合わせ、各ゾーンを自由に行き来する展示に切り替えた。また、昨年までは各ブースの説明をパネルで行っていたが、今年は40インチの液晶ディスプレイを使用し、動きのある説明になったことも特徴といえる。

今年から説明用のパネルが40インチの液晶ディスプレイとなった