メインステージやワークショップ会場も設置

会場には、前述の6つのゾーンに加えてメインステージが設けられた。メインステージでは、「おしごと2.0」をテーマにしたソリューションを紹介。

グループウェア連携ソリューションやセキュア名刺管理システムなどを活用し、新たな業務の立ち上げを想定した効率的なシステム構築を提案する「スタートアップ編」と、サーバの仮想化および統合化、複合機ソリュシーョンやモバイルソリューションを組み合わせることで、業務改革に必要なさまざまなシステム構築、内部統制への対応などを提案する「グレードアップ編」のデモを約30分ずつ実施。さらに、ICカードソリューションによるトータルなオフィスセキュリティを実演してみせた。

大塚商会ではセグウェイも販売。試乗会も行った

そのほか、ワークショップを会場2か所に設置した。各ワークショップともに1日に19セッションを行い、メーカーの最新製品を紹介した。さらに、マイクロソフトソリューションコーナーを別フロアに用意し、「Windows Server 2008」や「Communication Server」などの実演を行っていた。

「Windows Server 2008」などを展示したマイクロソフトソリューションコーナー

なお、「実践ソリューションフェア2008」では、来場者に訴求するためにイメージビジュアルを用意。これによって、来場者がフェアの狙いを直感的に感じられるようにしている。

同社によると「これまでお客様との取り引きのなかで培ってきた信頼をもとに、大塚商会が提供してきたあらゆるハードやソフト、ソリューションを1つにつなげ、これまでにない新しいオフィス環境実現へのさらなる可能性を表現している」という。

あわせて開催されたセミナーでは、特別セミナー(8コース)をはじめ、3日間で55コースを用意。初日には、マイクロソフト執行役常務ビジネス&マーケティング担当の佐分利 ユージン 裕氏が、「2008年IT市場展望 マイクロソフトが提供する次世代サービス基盤」をテーマに、同社の方針などについて説明した。そのほか、経営課題として多くの企業が直面しているコンプライアンス対応や顧客満足などを中心としたセミナーが開催され、来場者の関心を集めていた。

なお、実践ソリューションフェア2008は、大阪、名古屋でも開催する。大阪は、2月13日、14日にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で、名古屋は2月20日、21日に、ホテルグランコート名古屋で、それぞれ開催する。同社では、東京会場だけで9200社、1万2000人の来場を見込んでおり、3会場合計で3万人の来場者を見込んでいる。