コンテックはPCIバスに対応したアナログ入力ボード「AI-1204Z-PCI」を来月4日に発売する。最高変換速度は10MS/s(サンプリング/秒)、分解能は12ビット、チャネル数は4(シングルエンド)。計測制御などの用途で利用できる。

アナログ入力ボード「AI-1204Z-PCI」

本製品は4チャネル同時にサンプリングが可能。別売のケーブル「DT-E3」と組み合わせれば、デジタル入出力(LVTTLレベル各4点)が利用できる。入力レンジは±10V、±5V、±2.5V、±1.25V、0~10V、0~5V、0~2.5Vで、入力信号源のレベルに合わせてチャネルごとにソフトウェアで設定できる。サンプリングの開始/終了の制御は、ソフトウェア、変換データ比較、外部トリガ、イベントコントローラ出力から選択可能。

メモリバッファは32Mワードと大容量で、CPUへの負荷を軽減できるバスマスタ転送機能を備えている。これにより、長時間にわたり高速に連続データ収集が行える。価格は15万1,200円。