「OOO2GD」を利用するための事前準備

OOO2GDを利用するには、まずOpenOffice.orgとJava SE 6をインストールする必要がある(図5、図6)。OpenOffice.orgは執筆時点での最新版である2.3.0を利用した。なお、Mac OS X環境でも「NeoOffice」で利用してみたが、うまく動作しなかった。現時点ではWindows向けのソフトウェアとして紹介することにする。

【図5】「JRE 1.6」のインストール

【図6】「OpenOffice.org 2.3.0」のインストール

また、Googleドキュメントを利用するには当然Googleアカウントが必須になる。同アカウントについてはこちらから取得してほしい。

OOO2GD本体はOpenOffice.orgのプラグインであるため、ごく軽量になっている。わずか690KB程度のファイルだ(図7)。 OpenOffice.orgのインストールが完了したら、OOO2GDのプログラムである「gdocs-0.6.oxt」(執筆時点の最新版)をダブルクリックで起動する。

【図7】「OOO2GD」の本体ファイル

すると、「拡張機能マネージャー」が立ち上がり(図8)、gdocs-0.6.oxtをインストールしてよいか問い合わせてくる(図9)。ここで<OK>ボタンをクリックすれば、OOO2GDがインストールされる。

【図8】拡張機能マネージャー

【図9】インストール確認ダイアログ

OOO2GDのインストールが完了したら、文書作成ソフトの「OpenOffice.org Writer」を起動してみよう。OOO2GDの項目として、ツールバーに「Export to Google Docs」「Import from Google Docs」(図10)、メニューにも<Google Docs>が追加されているはずだ。

【図10】「OpenOffice.org Writer」。ツールバーにOOO2GDが追加されている

【図11】ツールバーとメニューの機能は同じ