米Microsoftと米Facebookは10月24日 (現地時間)、Facebookの時価総額を150億ドルとした資金調達でMicrosoftが2億4000万ドルに相当するFacebook株を取得すると発表した。また広告配信における両社の提携を拡大する。
両社は2006年8月にMicrosoftを米国における独占的なバナー広告プロバイダーとする契約で合意。今年初めに契約期間を2011年までに延長した。さらに今回の合意では、MicrosoftをFacebookの独占的な広告プラットフォーム・パートナーとし、米国以外の地域にも対象が広げられた。
大学生を中心としたソーシャルネットワークとして始まったFacebookは、オープン化戦略の採用と共に急速に成長しており、現在1日平均約25万人の新規登録者を獲得している。米国以外の市場にも浸透しており、全体の59%が米国外からのユーザーだという。