15日(米国時間)、Recovery Is Possibleの最新版「Recovery Is Possible 3.2」がリリースされた。Recovery Is PossibleはCDまたはUSBから起動して使うLinuxディストリビューションの1つで、システムの起動、復旧、バックアップ、メンテナンスに活用できる。Reiserfs、Reiser4、Ext2/3/4dev、HFS/HFS+、ISO-9660、UDF、XFS、JFS、UFS2、SMBFS/CIFS、FAT、NTFS、VFATなど多くのファイルシステムに対応し、いくつかのシステムリカバリユーティリティを搭載しているという特徴がある。サポートしているデバイスはIDE/SCSI/SATA、RAID、LVM2、Ethernet/DSL/ケーブルネットワークなど。
Recovery Is Possibleはいくつかのエディションが用意されている。Xを起動し256MB以上の主メモリが必要なバージョン、Xを起動せずに動作するバージョン(主メモリは128MB以上)、ネットワーク起動するX対応バージョンなどだ。リカバリツールを模索している場合には一度検討してみてほしい。