マーケティングPRサービスを提供するビルコムは2日、企業における広報基盤の総合力を測定できるツール「オンライン広報力診断テスト(簡易版)」の提供を開始した。このテストはマーケティングPRを行う同社の取引実績などから顧客のニーズや課題を分類し、独自ノウハウで設計したもの。15の設問への回答から広報の基盤構築に必要な要素を数値化、評価が困難だった企業の広報体制を総合力で判断する。

テストでは「報道関係者に配布する資料を定期的に見直し、改善している」「雑誌発売日を鑑みてプレスリリース配信日を決めている」など、広報業務に関する設問に「はい / いいえ / どちらでもない」で回答していく。この回答により「情報配信」「広報理解度」「プレスツール」など広報力の5つの要素について各20点、計100点満点でポイント計算。さらに広報のレベルを成熟度で4段階に分けて評価する。これによりカテゴリ別の強み・弱み、成熟度を可視化し、結果に沿ったアドバイスが得られる。

さらに同社では同テストの正規版を用意している。こちらは100の設問と対面でのヒアリングにより評価が出されるもので、利用には個別に申し込みが必要となる。

情報配信 / 広報理解度 / プレスツール / メディアリレーション / 体制・運用スキームの5要素で判断される

広報のレベルを、PR立ち上げ / 量重視 / 質重視 / ブランディングの4つのフェーズに分けて評価