アットマークテクノは、米XilinxのFPGA「Virtex-4 FX」を搭載したボード製品「SUZAKU-V」を10月10日より発売する。外形寸法は72×47mm。Linux(kernel 2.4)に対応している。

本製品に搭載されているVirtex-4 FXは、12,312個のロジックセルと648KバイトのブロックRAMを備えている。プロセッサコアはPowerPC405(最大動作周波数350MHz)で、このコアの上でLinuxが動作する。そのほか、86本の拡張I/Oピン、2つの32MバイトのDDR2 SDRAM、8Mバイトのフラッシュメモリを備えている。電源電圧はDC3.3V。

そのほかLANポートを搭載しており、TCP/IPプロトコルスタックと組み合わせることでネットワークに対応したシステムの開発も行える。ソフトウェア開発ツールとして、ATDEとGNUクロス開発ツール、uClinux-distの3つを用意している。

SUZAKU-Vの価格は44,100円。日本語マニュアルやケーブル、電源などを含むスタータキットも用意している。スターターキットの価格は52,500円。