ミクシィは4日、同社が運営するソーシャルネットワークサービス(SNS)「mixi」において、バイラル動画広告を新たに展開することを発表した。第1弾として、21日から公開されるフォックス映画「ファンタスティック・フォー: 銀河の危機」の広告展開を5日より行う。

バイラル動画広告は、広告主が提供する動画をユーザがワンクリックでダイレクトに日記に転用できるもの。あるユーザが転用したバイラル広告を見た別のユーザが、その広告を自分の日記に引用することもでき、文字通り"バイラル(口コミ)"に広告が伝わっていく仕組みだ。広告主は動画の再生回数や日記への引用数などから、どのようにバイラルが展開していったかを把握できる。SNSならではのコミュニケーションを活かした広告スタイルとして注目されそうだ。

動画引用ページの例。「ファンタスティック・フォー」はバイラル動画広告のほかにも、日記内で作品のキャラクター絵文字を使用可能にするなど、mixi内でさまざまな広告展開を行っている