Taylor MDAの初のメジャーリリースにして一般公開向けの「Taylor MDA 1.0.0 GA」が16日(米国時間)、公開された。Taylor MDAはJavaを使って開発されたModel Driven Architecture (MDA)の実装系。Eclipse IDEをベースにして構築されたプラットフォームで、Java EE 5に対応したアプリケーションをUMLモデリングから生成する環境を提供する。

Taylor MDA 1.0.0 GAでは今年6月29日(カナダ時間)に公開されたEclipse IDEの最新リリースEclipse 3.3(Eclipse Europa)を使うようにアップグレードされたほか、JBossコンポーネントのアップグレード、JBoss RichFacesサポートの追加、Faceletsテンプレートおよびタグライブラリの実現などがなされている。さらに、Seam PDFファイル生成機能の追加、組み込み可能エンティティの提供、CRUD UIジェネレーションに対するビューモードの追加、web-infディレクトリにおけるページの生成機能の実現などもなされているという。