SRA OSSは19日、Linux向けのRDBMS「PowerGres on Linux V4」を今月23日に発売すると発表した。また、本製品の評価版を19日にリリースしており、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

本製品は、オープンソースのRDBMSである「PostgreSQL8.1」をより安定化し、Linuxに対応させたものである。また、インストーラも付属する。PostgreSQL8.1と完全に互換性があり、乗り換えも容易にできるという。今回のバージョンからは、マルチCPU環境や64ビット環境、大容量メモリ環境にも対応するなどの機能の追加や強化が行われている。

対応するLinuxのディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux 5 / 5 Advanced Platform / AS 4 / ES 4 / AS 3 / ES 3。Intel製のx86系、AMD64、Intel 64(EM64T)の各CPUをサポートしている。必要なメモリ容量は最小128Mバイトで、256Mバイト以上を推奨している。また、HDD容量は最小で100Mバイトが必要。

価格は5万400円。初年度年間サポートを付けた場合は13万4,000である。