具体的に、映画「スパイダーマン3」の検索結果から、作品についてどのような評判が多いのかを探ってみた。

評判分析の「分析する」画面

評判分析で最も書き込みが多かったのが、公開直後の5月1~6日だが、公開前の4月23~24日頃にも山があることから、事前のプロモーションが話題作りに奏功したと考えられる。公開後は週末ごとに小さな山ができており、土日に映画館に行き、感想を書いている人が多いことがうかがえる。総じて「不評」よりも「好評」とする表現が多いようだ。

時系列グラフ上では、公開前の「チケット販売が好調」や公開直後の「予想以上」などの言葉が挙がっている。ここに挙がった言葉からもとの記事を参照することができる。また、ブログの書き込みがキーワードの「何」について述べられているのかを表示する「評価ポイント」では、「内容」が「盛りだくさん」であるとか、「展開」が「速すぎる」という表現も見られた。

評判分析の「比較する」画面

さらに評判表現の数を他のキーワードと比較することもできる。同時期に公開された「バベル」と比較したのが上の図だ。映画情報サイトによると、観客動員数ではスパイダーマンが1位を獲得しているが、バベルの方は公開直後から比較的多数安定で評判情報が書き込まれているようだ。

では「バベル」にはどのような評判が集まっているのか……というときは、中段の「評判比較表示」の「分析」ボタンをクリックすると、バベルの評判分析結果画面が表示される。