Second Lifeのキャッチフレーズは「あなたの世界。あなたの想像力」だが、恋には相手が必要だ。現在、新規ユーザが急速に増えていて、すれちがっただけで友達登録を求めてきたり、インスタントメッセージを送ってきたりする人も珍しくない。筆者は数カ月Second Lifeを体験してる程度のユーザでしかないが、さすがにこういった行為は失礼だと思うし、迷惑だ。

Second Lifeで変な格好で徘徊していても、アバタの向こうには、現実の人間がいる。そこを分かってお互いに尊重しあわないと、恋人も友達も作れないだろう。

Second Lifeの古き良き時代の古参ユーザーの中には、プロフィールにある現実での自分を紹介する枠に、アットホームな写真や本職を記して自己紹介をしている人もいる(最近のユーザは未記入のままが圧倒的に多い)。こういった人にとって、恋愛ゲームに興じる新参ユーザは迷惑な存在に違いない。いわんや、出会い頭にインスタントメッセージで言い寄ってくる新参者は、だ。

ところで、Second Lifeで盛り上がって、さんざんなことをやっちゃったアバタの本人と、意図せずして現実で出会ったりすると気まずいだろうことは容易に察せられる。18歳未満お断りのSecond Lifeでオトナの恋を楽しんでいるつもりが、実は相手は年齢を偽ってアカウントを入手した興味津々の高校生で、性交渉しているところの「写真」をブログで公開されていた、なんてことも想像に難くない。

実際、筆者は、楽しいお友達とチャットをしてるうちにSkypeをすることになり、直に話してみたらもうすぐ大学にいく高校生でぶっとびました。