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カスペルスキーセキュリティのリアル評価|軽さと性能を実機検証

第三者機関による評価で高いスコアを記録し続けているカスペルスキーセキュリティは、機能が非常に豊富で、昨今のトレンドにしっかりと対応したセキュリティソフトです。

しかし、動作に関する口コミを検索すると、「重い」という評判も「軽くて問題を感じない」という評価も入り乱れています。

そこで、この記事ではカスペルスキーの使用感について、実機を用いて検証していきます。

併せて、機能の詳細について解説していきますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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カスペルスキーの特徴

kaspersky

カスペルスキーセキュリティは、最近のトレンドを上手く取り込んだ「総合セキュリティソフト」です。新しい保護の概念・機能も含めた全方位での防護を目指す製品になっています。

メーカーのキャッチコピーは、「強くて、軽い」

まずは、そんなカスペルスキーセキュリティが持つ、以下の大まかな特徴について確認していきましょう。

  • オールインワン
  • 高い防護性能
  • 軽さ

オールインワン

カスペルスキーセキュリティは、とても幅広い機能を持つ、まさに「オールインワン」タイプのセキュリティソフトです。

業界全体の流れとして、セキュリティソフトは情報端末を全方位でカバーする方向に進み続けていますが、そのカバー範囲が特に広いというのがカスペルスキーの大きな特徴となっています。

具体的には、以下の機能が標準で搭載されています。

  • セキュアブラウザ
  • 独自VPN
  • パスワードマネージャー
  • ペアレンタルコントロール
  • アプリの自動アップデート

セキュアブラウザ

ネットバンキングなど高いセキュリティが必要なサービスでは、専用ブラウザが起動。通常のブラウザよりも、高い防護を実現しています。

独自VPN

通信経路からの情報漏出を防ぐ目的でVPNを利用するケースが増えていますが、カスペルスキーはセキュリティソフトとして独自のVPNサービスを準備しています。

通信経路を仮想的に専用回線化することで、特にWi-Fiホットスポットでの通信安全性が大幅に向上するというメリットがあります。

パスワードマネージャー

サインインして利用するネットサービスの安全性を高めるために、より強度の高いパスワードが求められるようになりました。しかしながら、安全度が高いパスワードは人間には覚えにくいものです。

そこで近年ニーズが高まっているのが、アカウント情報を記憶させるパスワードマネージャー。カスペルスキーは、この機能を標準で用意しています。

ペアレンタルコントロール

子どものネット利用の安全性を高める、ペアレンタルコントロール機能も搭載しています。

特定のドメインやURLのブロックもしくは許可、特定カテゴリのフィルタリングなどが可能です。

アプリの自動アップデート

ユニークな機能として、インストール済みアプリのアップデート漏れを回避する機能が搭載されています。

アップデート管理は本来ユーザー自身が行うものですが、使っているソフトが多いとなかなか目が行き届きませんよね。そして、アップデート漏れはセキュリティ上の穴になりがちです。

その点、カスペルスキーを搭載していればアプリのアップデートを自動で行ってくれるため、とても便利です。

上記で紹介したいくつかの機能については、後ほど詳しく解説していきます。

高い防護性能

防護能力の高さは、カスペルスキーセキュリティが以前からずっとうたいつづけている最大のストロングポイントです。

セキュリティソフトの基本中の基本ではありますが、最も大切な性能でもあります。やはり、この点がしっかりしていない製品は、安心して利用できませんよね。

もちろん、AV-TESTなどの第三者機関によるテストにも継続して参加、高い評価を獲得し続けています。

軽さ

カスペルスキーの現在のうたい文句は、「強くて、軽い」。

防護能力の高さだけではなく、ユーザー操作に影響を及ぼしにくい「軽さ」も、強みの一つになっています。

他のセキュリティソフト同様、不定期にバックグラウンドで部分的なスキャンが走りますが、その動作がユーザー操作に影響を与えることはほとんどありません。ダッシュボートとにらめっこしていて初めてスキャンが走っていることに気づくレベルです。

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カスペルスキー利用者の口コミ

続いては、実際にカスペルスキーを利用しているユーザーの評判を、Twitterの口コミを参考にご紹介していきます。

良い評価・悪い評価とも3つほどピックアップしてみました。

良い口コミ

上記の口コミは、いずれもカスペルスキーに搭載された「バナー広告対策」機能「ソフトウェアアップデーター」「パスワードマネージャー」に対する好意的な口コミです。

Web広告はページの表示を遅くする一因ですし、通信データ量も余分に消費します。

また、ソフトのアップデートにはバグ修正の他にセキュリティホールを埋めるためのものも多数あり、アップデートを適用せずに放置することはセキュリティリスクにも繋がります。

上記のリスクを減らしつつ、強度が高い=人間が想像しにくい・覚えにくいパスワードもしっかり管理できる点が、高評価につながっているということですね。

悪い口コミ

上記はカスペルスキーに搭載されている独自VPN機能の影響ですが、この機能が「勝手に」ONになることはありません。

確認用のダイアログが出ますので、流さずしっかりと確認しましょう。

こちらのツイートで触れられているのは、「Web広告」のお話ですね。ウイルスではありません。

各種広告のプロバイダーはユーザーのネット上での行動をトレースしてそれにマッチする広告を出そうとします。恐らく、検索などでカスペルスキーのことを調べた履歴があったのではないでしょうか。

こういったトレース型の広告を気持ち悪いと思われる場合は、むしろカスペルスキーの「Webトラッキング防止機能」「バナー広告対策」を使うことをおすすめします。

Windowsディフェンダーは、防護能力においては非常に優秀になりましたが、機能が非常にシンプルであるため、総合セキュリティソフトとは言いにくい内容です。

「プラスα」の機能にも非常に有用なものが増えていますから、そういった機能に魅力を感時る場合はぜひ有料のセキュリティソフトを検討しましょう。

動作の軽さと使い勝手を実機検証で評価

上記でご紹介した以外に、「カスペルスキーが重い」という口コミも見かけましたが、いずれも投稿された時期が数年前のものでした。

気になるのは現在の性能ですので、そのあたりを実機で検証していきたいと思います。

チェック項目は、スキャン性能とメモリ消費量です。

スキャン性能

まずは、動作の軽さ/重さを確認するためにスキャン性能を確認していきましょう。

各種データ10GBほどを詰め込んだフォルダのスキャンとPC全体のフルスキャンを実行して、Windowsセキュリティと性能の比較を行なっていきたいと思います。

テストに使ったマシンは、CPUにCeleron 3867U(デュアルコア、1.8GHz動作)、メモリ4GB、内蔵ストレージには250GBのSATA3接続のSSDを搭載した、エントリークラスのものです。

テスト用フォルダのスキャン結果

まずは、テスト用フォルダのスキャン結果です。

↓↓カスペルスキー 18秒↓↓

↓↓Windows セキュリティ 51秒↓↓

Windowsセキュリティ検査結果

カスペルスキーが圧倒的に高速ですが、検査したオブジェクト数が異なっています。

考えられるのは、複数のファイルを圧縮して作った書庫ファイルの検査方法もしくはカウント方法に違いがある可能性です。アーカイブファイルを扱う性能に、カスペルスキーの長所があるのかもしれません。

フルスキャンの結果は意外にも・・・?

続いて、フルスキャンの実行結果を見て行きましょう。

↓↓カスペルスキー 約60分↓↓

↓↓Windows セキュリティ 29分51秒↓↓

Windowsセキュリティフルスキャン結果

カスペルスキーにはフルスキャンの経過時間に関する詳細なレポートがないため「約60分」としましたが、それを考慮したとしてもカスペルスキーの方が大幅に遅い結果になりました。ちょっと意外な感じです。

ただし、検査したオブジェクト数がこちらもかなり違っていて、カスペルスキーセキュリティの方が5割近く多いオブジェクトを検出・検査しています。

念のためマウントしていたネットワークドライブを解除して再チェックしてみましたが、実行時間、検査したオブジェクト数は変わらず。

フルスキャンにおいては、カスペルスキーの方がより詳細なところまでチェックを行なっており、その分時間がかかっていると思われます。

メモリ消費量

Windows 10がアイドル状態になった際のメモリ消費量についても、計測してみました。

おおよその消費メモリ量は、OS等コミコミで2.5GB~2.6GBほど。わずかですが、Windows セキュリティよりもメモリ消費が少ない感触です。

使用感の方も全く問題ありません。ローパワーなエントリー級のノートPCでもセキュリティソフトの存在が使用感にほとんど影響を与えていない感触です。

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玄人向け?カスペルスキーの防御性能について

カスペルスキーセキュリティは、普通に使う分には特別な設定を行うことなく高い防護が行なわれます。そのため、初心者・初級ユーザーにはおすすめできない、といったタイプの製品ではありません。

ただ、非常に細かな設定を行う機能が備わっていること、まだ一般化しきっていないプラスαの機能を搭載したことで、「玄人向け」な印象があるのかもしれません。

そのあたりの機能について、詳細に解説していきたいと思います。

セキュアブラウザでより安全なネットサービス利用

ネットバンキングなど非常に高い安全性が求められるネットサービスを使う際には、リスクを下げるためにカスペルスキー独自のセキュアブラウザが起動する仕組みとなっています。

特別な操作は特に必要なく、カスペルスキー側が自動でセキュアブラウザを推奨する表示を出してくれますので、それに従ってください。

独自VPNで通信経路も守る

自宅(特に有線LANを利用している場合)からの接続であれば通信経路からの情報漏出リスクはかなり低くなりますが、公衆無線LAN・Wi-Fiホットスポットに接続してのネット利用時は、通信内容の「盗聴リスク」が高まります

このリスクを抑制する方法として注目されているのが、VPNです。通信経路を仮想的に専用回線のように扱うことで、安全性を大幅に高めることができます。

最近は独自のVPNサービスを搭載するセキュリティソフトが増えており、カスペルスキーの場合は1日あたり300MBのデータ量まで独自VPNを無料で利用可能です。それ以上のVPN通信は、有料サービスとなります。

重要性が増すパスワードマネージャーも内蔵

セキュリティソフトによっては、パスワードマネージャー機能を内蔵していない、もしくは上位エディションでないと利用できないものもあります。

その点、カスペルスキーは標準のエディションでもパスワードマネージャーの利用が可能。無料版と有料版があり、15個までは無料版でパスワード管理できます

忘れがちなソフトウェアのアップデートもカバー

ソフトウェアがアップデートは、多くの場合バグの修正とセキュリティの穴を塞ぐために行われます。

安全にソフトウェアを使い続けるためには常に最新のバージョンへの更新が不可欠ですが、カスペルスキーはデバイスにインストールされているアプリの更新情報を検知。更新プログラムがリリースされたら自動でアップデートをしてくれます

Windowsのデスクトップアプリは、スマートフォンのアプリの様に自動更新がかかるわけではなく、基本的にはユーザーが自分でアップデートを行わなければなりません。

そういった作業をカスペルスキーが代わりに行ってくれるため、非常に便利です。

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カスペルスキーのプランと料金

kaspersky

カスペルスキーの一般向けセキュリティ製品は、カスペルスキーセキュリティだけです。エディション違いもありません。

ライセンスの違いは、利用可能台数と利用期限の組み合わせのバリエーションだけ。

利用可能台数は1台もしくは5台の2パターン。利用期限は1,2,3年の3パターンで、両者を組み合わせるだけと、非常にシンプルな構成になっています。

具体的な料金は、以下の通り。金額は、全て税込です。

1年 1台 4,054円
5台 5,072円
2年 1台 7,109円
5台 9,422円
3年 1台 9,147円
5台 12,375円

他のセキュリティソフト同様、利用期間・台数が多いほど1台1年あたりの単価がお得になる価格設定となっています。

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カスペルスキーのメリット・デメリット

ここで改めて、カスペルスキーセキュリティの特徴について、メリット・デメリットという観点から整理し直していきたいと思います。

メリット

まずは、カスペルスキーのメリットからです。

「防護性能の高さ」は昨今のセキュリティソフトの常識のため、ここでは取り上げません。防護性能が高いことは大前提として、カスペルスキーならではのメリットを4点ほどピックアップしました。

誤検出が非常に少ない

一つ目は、「誤検出」の少なさです。個人的には、カスペルスキーの最大のメリットと言っても良いと思っています。

カスペルスキーの場合、「トリッキーな動作をするソフトウェアを導入したら、誤検出により上手く動作しなかった」というケースは、ほとんどありません。

例えば、ネットワークゲームなどのアンチチートプログラムは内部で非常に「怪しい」動きをしますが、それらをウイルスと誤認識することもありません。

外出先でのネット利用の安心感

外出先でのフリー Wi-Fiの利用はセキュリティ上とてもリスクが高い行為です。ですが、場合によっては外出時に急ぎ通信を行わなければならないケースもあるかと思います。

そういったシーンでの安心感を高める独自VPNを標準で搭載しているのも、カスペルスキーの特長です。

無料利用可能なデータ量に上限(300MB/日)はありますが、重要な情報に限っての通信であれば、十分に対応可能なのではないでしょうか。

キーロガーもブロック

Windows版に限定されますが、キーボード入力を盗み取る「キーロガー」対策機能も搭載。個人情報が予想しない経路で盗まれることを防止できます。

ちょっと嬉しい気の利く機能

フルスキャン実行時は、どうしてもPCが重くなりがちです。そのため、実行はデバイスを使わない時間帯に行なうのがスマート。

多くの場合は寝る前にフルスキャンを実行するわけですが、スキャン終了後もPCの電源が入りっぱなしになってしまうのがネックです。

その点、カスペルスキーには「スキャン実行後にPCをシャットダウンする」という機能が搭載されているため、無駄がありません。地味ですが、気の利いた機能と言えますね。

デメリット

続いては、カスペルスキーのデメリット(かもしれない)項目についてです。

設定画面がちょっと分りにくい

カスペルスキーセキュリティが「玄人向け」とも言われる原因の一つに、その機能・設定可能範囲の広さが挙げられるのではないでしょうか。

膨大な設定内容をダッシュボードに詰め目込むために画面構成の工夫は行なわれているのですが、機能の振り分けによる階層構造がかなり複雑化してしまっています。

そのため、慣れていないと目的の機能や設定画面にたどり着くのに苦労することに

この点は、カスペルスキーの弱点と言って良いでしょう。

高いスキルを持つユーザーと一般的なユーザー向けとで、別設計のダッシュボードを用意するような工夫が必要なのかもしれませんね。

気にする人は気にする(?)ロシア製

カスペルスキーセキュリティを開発しているのは、ロシアの会社です。

最近話題になることが増えたサイバー空間での攻撃の応酬などのニュースから、ロシア製のセキュリティソフトにも良くないイメージを持つ方もいるかもしれません。

とはいえ、第三者機関からも非常に高評価を得ていますし、一般ユーザーとして利用するうえで必要以上に警戒心を持つ必要はないのではないでしょうか。

一般ユーザーには完全な検証が不可能なポイントですから、この点に関してはそれぞれの信念に従うほかないかと思います。

カスペルスキーはこんな方におすすめ

カスペルスキーセキュリティは、非常に詳細な項目まで踏み込んでソフトの設定を行えるセキュリティソフトです。そのため、繊細な設定が必要なユーザーには、マッチする可能性が高いでしょう。

ただし、基本的にはソフトにお任せのままでも何ら問題なく動いてくれます。必ずしも玄人専用というわけではなく、誰でも安心して利用できるセキュリティソフトです。

また、誤検出による不具合が非常に少ないことから、ネットワークゲームのヘビーユーザーにもおすすめできます。

こんな方には向いてないかも

前述した通り、カスペルスキーのダッシュボードの構造が分かりにくくなっています。そのため、「設定のカスタマイズが必要だけれどPCに慣れていない」という方は、設定時に苦労してしまうかもしれません。

また、ロシア製であることに違和感を感じるユーザーにも、強くおすすめはしません。

まとめ

カスペルスキーセキュリティには非常に豊富な機能が搭載されており、情報端末を全方位から防御してくれる総合セキュリティソフトです。もちろん、防護能力の高さも折り紙付き。

これ1本でセキュリティ関連の機能を一通りまかなえますので、コスパという観点からも割安と言って良いかもしれません。

詳細な項目まで細かい設定が可能なことから玄人向きのイメージがあるかもしれませんが、デフォルトの設定で問題になるケースはほとんどなく、実際にはどなたにでもおすすめできる優れたセキュリティソフトです。

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この記事を監修した人

元某大手電機メーカーのプログラマ。
MS-DOS時代からのPCヘビーユーザーでデジタルガジェット大好き人間です。写真、音楽、読書、ゲームなどすべての趣味がPCを中心に回っています。実体験も交えたノウハウでセキュリティソフトの実際をご紹介します。

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