高級腕時計の中には、製造本数や販売地域、販売時期が限られている「レアな」時計がたびたび登場します。本連載では、数々の腕時計を見てきたプロフェッショナルが厳選する、レアな腕時計を写真とともにお届けします。
今回は、多くのアンティークウォッチを取り扱うシェルマン銀座店の藤原亮介さんにクドケ「KUDOKE2 INDIGO Limited Edition」を紹介してもらいました。
クドケ「KUDOKE2 INDIGO Limited Edition」(198万円)※
レア度:★★★★★「実物をみられたらご利益があるかも?! レベル」
どんな腕時計?
彫金師でもあるステファン・クドケが自ら彫金を手がけた世界限定15本のレアな1本です。
「スカイディスク」と呼ばれる24時間時計で、12時位置に配される太陽と月のモチーフ「デイ&ナイト」が最大の特徴になっています。「デイ&ナイト」は昼の12時は太陽が、夜の12時には月が天頂部に来るギミックとなり、位置によって午前と午後がわかる仕組みです。ステファン・クドケによって彫り込まれた「デイ&ナイト」は手作りのため1つひとつに個体差があり、同じものは2つとありません。
また、自社製ムーブメント「キャリバー1」はクラシックなイギリス系懐中時計の様式美をオマージュ。流金の梨地仕上げや金色系の色味など、アンティーク懐中時計のイメージを見事に再現しています。
スタッフに聞いた、この腕時計がレアな理由
彫金部分と、シルバーで統一された針、外周と内周のチャプターリングとのコントラストの美しさは唯一無二ですね。そして、「ジャパンブルー」とも呼ばれるインディゴブルーを採用した文字盤をよく見ると、縦のヘアラインが施されています。
この仕上げは通常の「KUDOKE 2」とは異なり、このインディゴモデルのみに施された特別なヘアライン仕上げです。繊細なこの加工により、クドケらしい温かみはそのままに、どこか現代的で洗練された印象が加わっています。腕時計の随所に見られる立体的な造形はかっこいいですし、装着した時に気分が上がるのかなと思います。






