銀座のクラブに勤務する筆者が「銀座に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。今回は、ホステスの「ごはん(同伴)行きたいです」などの営業LINEに「ランチならいいよ」「土日ならいいよ」と返信するおじさん。
ごはん=同伴と思っておきましょう
ホステスにとって、ごはん=同伴です。よって、ホステスから「ごはん行きたいです」とLINEがあったら、それは1億%同伴のお誘いです。
食事をご馳走になった上、さらにお店で飲み代までいただいてしまうのは大変心苦しいのですが、それが私たちのお仕事です。
なので、ホステスの「ごはん行きたいです」に対して、「ランチならいいよ」「土日ならいいよ」と返信してしまうのはNG。私なんかは「ああ! ヤダヤダ!! 遊び慣れてないおっさんはこれだからイヤなんだよ!」と、毎回渋い顔になっています。
無給でチヤホヤしてもらえると思ったら大間違い
私たちは高い高い飲み代を頂戴して「さすがです」「知らなかった~!」「センスいいですね」と、男性をおもてなししているわけです。
それをランチや休日に無給でさせるのは無銭飲食と同じです。
お互い無言で、ごはんだけ食べて、食べ終わったらパパッと解散、とかなら全然大歓迎ですが。
あと、メガネにスッピン、スウェットで行きます。え? それはさすがにイヤ? ミニスカートで来い? だったら同伴しましょう。ミニスカートの女の子にチヤホヤされたいなら同伴するしかありません。
休日は休暇を取るためにあります
そもそも休日は休暇を取るためにあります。当たり前のことですが。
ところが、世間には「今日は休み? 予定ないなら飯行こうよ」とトンチンカンなLINEを送ってくるおじさんが一定数います。
予定のない休日に一緒に食事に出かけるのは友人同士。ホステスはあなたのお友だちではありません。
ホステスがお客さまと食事に出掛けてしまうと、それはお仕事になってしまいます。休日にまで仕事をさせる気ですか? ギャラは倍増しでくださるんでしょうね?
今年のゴールデンウィークも「暇なら飯でもどうかな~、と思って」といったようなLINEがあり、ウンザリでした。いい加減にして欲しいです。