銀座のクラブに勤務する筆者が「銀座に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。
今回ご紹介するのは、「ママと『ロンリー・チャップリン』を歌うのが誰かでもめるおじさん」です。
二人をつなぐあのメロディー
銀座のクラブでも、お店によってはカラオケを利用できます。カラオケはホステスと利用客が一緒に楽しめるエンターテイメントとして機能しており、親睦を深めるのに役立っています。
ホステスと「デュエット」することを楽しみにしている男性も多く、お気に入りの女の子と肩を並べてラブソングなどを気持ちよさそうに歌っています。
長年同じクラブに通っている男性の中にはママのファンも多い。ママのタイプはワンマン社長タイプや、一線からは退き、後方支援に徹しているタイプなど様々ですが、いくつになっても現役バリバリでモテまくる「高嶺の花」タイプのママなんかもいます。
この場合だと、ママの気を引きたい男性同士がちょっとピリピリします。メインフロアにカラオケがあって、お客同士がデンモクとマイクをシェアしているようなカジュアルなお店だとさらにピリッとします。
デュエットソングの代表格のひとつである、鈴木聖美さんの『ロンリー・チャップリン』ですが、これを誰かがママと一緒に歌うとなると
「先週もあのおっさんが歌ってたよな」
「ああ、(ママの)肩になんか触っちゃって図々しい」
「またあのおじさんかよ」
と、マイクを勝ち取れなかったおじさんたちから不満の声が続出します……。青春ですね。
ついにバトル勃発
ママの幼馴染を名乗る男性が来店したことがありました。
「るみ子」
「さとる君」
と、互いを下の名前で呼び合っているママと幼馴染の男性。
それを目にしたおじさんが
「呼び捨て! 呼び捨てにするのは! それはちょっと違うんじゃないか!」
と激高し、バトル勃発です。
下の名前で呼び合うことで親密さをアピールしている、と感じたのかもしれません。青春すぎます。
学校かよ
今回は、「ママと『ロンリー・チャップリン』を歌うのが誰かでもめるおじさん」について解説しました。
おじさんだって青春してます。夢中になれることがあるって素敵ですよね(棒読み)。

