今回のテーマは「銀座のクラブに通う男性がモテるためにやっているけれど実際は逆効果なこと」です。
例えば、高級時計や車、住んでいるマンションの自慢をして「俺スゴイ」アピールをする男性ってどこにでもいらっしゃいますよね。お金持ち自慢をするくらいだから、シャンパンの1本や2本はご馳走していただけるのだろうな、と期待して
「じゃあ、今日はシャンパン飲んじゃう?」
と、こちらが下心を見せたとします。
ところが、その途端に
「結局カネなんだ……」
「ガツガツしている女は苦手だな」
と、ションボリされたりすると、こちらとしてもションボリです。
お金持ち自慢をするなら、みみっちいことは言わぬが吉です。「経済力=頼りがい」を印象付けたいのならなおのことです。
この他にも、モテるためにやっているのに実際は逆効果なことは多々あります。
では、さっそく解説します。
過度な若作りは逆効果
当然のことですが、過度な若作りは逆効果です。年齢を重ねれば若さを失うのは自然なこと。そもそも女性はおじさんに若さを求めてなんていません。
おじさんにあって、若者にないものはズバリ「経済力」です。そろそろこっちで勝負しませんか?
では、NGな「若作り」について具体例をあげながら解説します。
(1) 20代のようなファッション
50代の男性が韓国の男性アイドルの髪型を真似たり、ロゴが大きく印刷されたTシャツを着たり、ピッタピタのスキニージーンズを履いたり、そこへさらにスタッズのついたルブタンのスニーカーなどをあわせていたりするとちょっとしんどいですよね。
年相応でシンプルかつ良質なお洋服をお召しの男性は素敵です。
(2) トレンドを意識し過ぎた言動
男性によっては10代、20代の若者世代のお子さんをお持ちなので、36歳の私なんかよりもずっとトレンドに精通していらっしゃいます。
アフターでカラオケへ連れて行っていただいた際に、ヒップホップユニット・Creepy Nutsさんの「Bling-Bang-Bang-Born」などを歌っていただくこともありますが、正直なところ、歌唱の良し悪しよりも、おじさんの血圧が心配になってしまいます。
(3) 過度な若者言葉
「ちゅき」「えぐい」「草」「やばみ」「ワンチャン」「それな」など、若者の間で使われている言葉を、大人世代の我々が使ってしまうと一気に“無理している感”が出てしまいます。不自然で痛々しいです。
若者に寄り添う姿勢は素晴らしいですが、大人はキチンとした言葉遣いができたほうが素敵です。
――若作りよりも逆効果な“モテ行動”とは