伊豆の複合リゾート施設「伊豆赤沢温泉郷」が来年春に向けて、全館で改装工事を実施している。敷地内には「赤沢温泉ホテル」や「赤沢日帰り温泉館」などが立ち並ぶ中、先駆けて9月25日に開業したのが、日本庭園に囲まれた贅沢なプライベート空間が広がる旅館「赤沢迎賓館」だ。
落ち着いた和室でラグジュアリーな時間に浸る
赤沢迎賓館は、伊豆赤沢温泉郷の中で最もラグジュアリーな温泉旅館。館内は箱根や熱海、軽井沢などに展開するラグジュアリーリゾートの「ふふ」を手掛けるチームが監修しており、いたる所に「ふふ」のラグジュアリーな要素を感じ取れる。
客室は落ち着きのある日本庭園に囲まれた全15室のみ(うち一室は離れ 特別室)で、全てに客室露天がついてくる。浴槽の横には寝そべり湯もついており、起き抜けに寝ころびながら朝風呂に入るという贅沢が堪能できる。
滞在中、室内には小鳥のさえずりや風の音が流れ、思わずホッと一息つきたくなる。白檀やムスクの香りのお香を焚いているため、日々の疲れから解放されて心身ともにリフレッシュできること間違いなしだ。
また、客室と館内のあちこちに和の雰囲気を感じる調度品を設置。日本の美を楽しむ滞在としての楽しみも格別だ。ギフトショップにも駿河の伝統工芸品や、大切に保管したくなるようなアート作品を用意しているため、お気に入りを見つけてみてほしい。
地下800mからくみ上げる“美肌の湯”で日々の疲れに癒しを
「伊豆赤沢温泉郷」という名前の通り、ここでは温泉を存分に楽しみたい。赤沢迎賓館の大浴場と客室露天は、伊豆の水深800mからくみ上げる海洋深層水を使用した名湯で、ミネラル成分を豊富にふくみ、美肌やむくみ改善、代謝の促進、不眠の解消など、10の効能を備えている。
大浴場は、浴槽の向こう側に屋外との仕切りを設けていない半露天のスタイル。夜はライトアップされた庭園の景色を眺められ、木々が風に揺れる音や虫の声に耳を澄ませながら、お湯に浸かれる。3段階で深さが異なり、一番奥の屋外に近い場所では夜風に当たりながら立ち湯を楽しめるので、のぼせることなく存分に湯あみを楽しめるのが嬉しい。お湯はもともと海水のため浮力が強く、ふわっと浮き上がるような心地よさが味わえる。
また、赤沢迎賓館の宿泊客は隣接するウェルネススパ「赤沢スパ」も利用できる。こちらでは、美容や健康ケアを目的としたフランス発祥の海洋療法「タラソテラピー」に基づき、海洋深層水を使用した温水タラソプール、ドライサウナのほか、屋外にはバレルサウナを設置。健康や美容を目的にした旅にもうってつけだ。
赤沢スパの先には、「温泉といえば」の娯楽を集めた「DEEP SEA LOUNGE」も。深海をイメージした深い青で統一された室内に、卓球場やビリヤード場、ダーツやボードゲームといったレクリエーションが集まっている。こちらも赤沢迎賓館の宿泊客は、チェックイン日とチェックアウト日の2日間、自由に楽しめるオプション付き。
その月の旬の食材を使った日本料理にお腹も満たされる
温泉を楽しんだ後は、伝統的な日本料理でお腹も満たされるひと時を。
使用する食材は、近隣の赤沢漁港で獲れた新鮮な魚介や、その月に旬を迎える全国の食材にこだわって使用。滞在した日は10月だったため、「神無月」と称したメニューで計10品の贅沢な懐石料理をいただけた。
レストランは、掘りごたつやテーブル席などの完全個室。部屋の場所によって異なる庭園の景色を眺めながら、料理をゆっくりと楽しめる。
朝食も日本料理のメニューを用意している。是非朝風呂に入ってお腹を空かせてからいただきたい。
今回滞在した赤沢迎賓館が位置する赤沢温泉郷は、今後もリニューアルを重ねてより魅力的な複合リゾートに進化する。現在クローズしている赤沢温泉郷内の「赤沢日帰り温泉館」や、隣接する「赤沢温泉ホテル」も改装中だ。さらにはDEEP SEA SPAの拡大も控えているほか、子ども連れも楽しめるようなエリアを増築するなど、新たに温泉だけではない魅力を発信していく。楽しみを増やしたリゾート空間への期待が高まるばかりだ。




























