VAIOは21日、同日発表したクリエイター向けタブレット「VAIO Z Canvas」について、今秋に米国市場での販売を検討すると発表した。詳細は後日公開。同時に開設された英語のティザーページでメール登録することで、最新情報を受け取れる。

VAIO Z Canvas」は、"究極の道具"を目指す12.3型のクリエイタ―向けタブレット。2014年10月から試作機を公開し、クリエイターの声を取り入れながら開発する新しいプロセスで商品化された。搭載するTDP 47WのCore i7 CPUを、立体交差させた薄型ヒートパイプ2本と3基の新開発大型ファンを組み合わせた独自の放熱設計で冷却し、高いパフォーマンスを実現している。また、クリエイター向けの数々の機構が組み込まれている。

VAIOは2014年7月1日に、ソニーのPC事業が独立して発足したPCメーカー。当初は事業規模の縮小から海外展開を見合わせていた。

「VAIO Z Canvas」米国展開のティザーページ。「Coming to the US」と記載されている

VAIO Z Canvas