富士通は4日、2014年春モデルのPC新製品として、13.3型の2in1 Ultrabook「LIFEBOOK TH90/P」を発表した。ディスプレイにWQHD解像度 (2,560×1,440ドット)のIGZO液晶を採用している。発売は2月21日の予定で、価格はオープン。店頭予想価格は210,000円強。

TH90/Pは、画面を水平方向に180度回して、たたむとタブレット形状になる2in1 Ultrabook。本体を机の上に置いたまま片手で変形作業を行えることが特徴だ。クラムシェル型の「ノートPCスタイル」。画面をスイーベルさせた「バリアススタイル」、画面を180度回した状態の「シアタースタイル」、画面をフラットにたたんだ「タブレットスタイル」の4通りのスタイルを提案している。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200U (1.60GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶 (2,560×1,440ドット、タッチパネル)、ストレージが500GB SATA ハイブリッドHDD、OSがWindows 8.1 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、インタフェースはUSB 3.0×2、HDMI、SDカードスロット、92万画素Webカメラなどを備える。サイズはW320.8×D235×H17.1~19.3mm、重量は約1.59kg。バッテリ駆動時間は約12.5時間。

ワコム製のスタイラスペンが標準で付属する。このペンはデジタイザ方式で、1,024階調の筆圧感知に対応している。パネルの表面は高強度ガラスDragontrailで保護されている。

4通りの利用スタイルを提案

液晶画面は左右両方向にスイーベル可能