シャープは17日、「ELM」ブランドのLEDシーリングライト「DL-C601V」と、E26口金に対応したLED電球「DL-LA51N」「DL-LA44L」を発売した。価格はオープンで、市場価格は、DL-C601Vが10万円前後、DL-LA51N、DL-LA44Lが3,300円前後と予想される。

14畳までの広さに対応したLEDシーリングライト「DL-C601V」

広範囲に光が拡がるLED電球「DL-LA51N」「DL-LA44L」

DL-C601Vは、14畳タイプという、LEDのみを使用した製品としては現在最大の適応面積を持つシーリングライト。リビングなどのメインの照明器具として利用可能だ。器具光束は6000lmで、消費電力は93Wとなっているが、エコ調光(人間の目で気付かないように時間をかけて減光する)やエコセンサー(周囲の明るさにあわせて照明の明るさを調節する)などの機能が搭載されており、これらの機能を利用すれば、最大で60%の省エネが可能だ。

同社が昨年9月に発売したELMシリーズのシーリングライト6モデルと同様に、引っかけシーリングや埋め込みローゼットに取り付けるタイプで、ユーザーが自分で簡単に設置可能。また、適応する広さは増えたが、本体の厚みは43mmと、同シリーズの他モデルと変わっていない。

LED電球DL-LA51N/DL-LA44Lは、広い範囲に光が広がるタイプの製品。電球カバー内に光拡散レンズを設けるとともに、電球カバー自体も、光拡散性の高いものを採用することで、水平方向の明るさが、同社が従来より発売しているLED電球に比べて約1.7倍に増やされている(DL-LA51N/DL-LA44Lの配光角は非公開)。DL-LA51Nは昼白色タイプで、DL-LA44Lは電球色タイプ。全光束はそれぞれ530lm/430lmとなっている。白熱電球換算では、DL-LA51Nが40W相当で、DL-LA44Lが30W相当。設計寿命は4万時間で、消費電力は8W。