スイス・バーゼルにて開催中の「BASELWORLD 2010」にて、カシオ計算機は耐衝撃腕時計「G-SHOCK」の最上級シリーズ「MR-G」の特別仕様モデル「MRG-8100R」を発表した。50個限定での販売となる。
MRG-8100Rは、5つのモーターで駆動するクロノグラフフェイスの「MRG-8100B」をベースとした特別仕様モデル。MRG-8100Bは、ソーラー駆動システム「タフソーラー」、世界6局に対応した電波受信機能「マルチバンド6」、針ずれを修正する「針位置自動補正機能」、衝撃に強い「ハイブリッドマウント構造」を備えた電波ソーラームーブメント「タフムーブメント」を搭載したほか、ボディの細分化により美しい造形を可能にする5体構造や二重の表面硬化処理を施すなど、「究極のタフネスウオッチ」を具現化するための最先端技術や金属加工技術を採用している。
今回の特別仕様モデルでは、機能性と美しさを併せ持つ日本古来の甲冑がモチーフ。バンドの中駒に超々ジュラルミンを挟み込んだほか、針や文字板の随所に日本の伝統色である「深緋」をとり入れ、甲冑の精緻な彩色を表現している。中でも、都市コードリングに採用された再結晶ルビーの真紅の輝きは印象的。G-SHOCKに宝石が採用されるのは世界初だという。また、一本一本丁寧に締め付けるマイナスビスを採用したベゼルビスや、歪みのない平滑面を実現するザラツ研磨など熟練の技もふんだんに活用されている。
このほか機能面では、20気圧防水、世界29都市(29タイムゾーン、サマータイム設定機能)+UTCの時刻表示、ホームタイムの都市入替機能、ストップウオッチ(1/20秒、24時間計、スプリット付き)、タイマー(セット単位:1分、最大セット:24時間、1秒単位で計測、タイムアップ後経過時間計測付き;24時間計)、時刻アラーム、バッテリー充電警告機能、フルオートカレンダー、日付・曜日表示などに対応する。
なお、鍛造チタン製のケースバックには世界限定50本の証としてシリアルナンバーを刻印。黒漆風のカラーリングに仕上げたパッケージも用意し、和の趣を存分に発信するという。
(ブースレポートを追って別記事にて掲載します)
製品名 | 発売時期 | 価格 |
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MRG-8100R | 2010年7月 | 57万7,500円 |