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トイレのつまりは道具で直そう!スッポンなど道具の使い方や特徴を解説
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トイレのつまりは道具で直そう!スッポンなど道具の使い方や特徴を解説

2024.11.11
2022.04.19
トイレのつまりは道具で直そう!スッポンなど道具の使い方や特徴を解説
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「トイレがつまった!どうしよう……」と、呆然としてしまった経験はありませんか?

トイレがつまった時に何の用意もなければ、どうしていいかわからなくなってしまいますよね。対処しようにも道具がなければ難しいものです。

トイレのつまりに備えて、何か1つ専用の道具を備えておくのがおすすめです。道具を備えておくことで、やるべきことが明確になり、冷静に対処することができます。

この記事では、トイレのつまりを直す道具の種類やその使い方などについて解説します。
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伊藤 直樹
監修者

水道設備業者 トイレ・洗面・キッチン設備主任

伊藤 直樹 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成24年3月  暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにてトイレ・洗面・キッチン周りの設備主任を担当。水回り業務に8年従事し、累計3000件のトイレ・洗面・キッチン関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「トイレ・洗面・キッチン」のスペシャリスト。

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トイレのつまりには道具を使うのがおすすめ!

トイレがつまった時の対処法にはさまざまなものがありますが、もっとも効果的なのが道具を使う方法です。トイレのつまり専用の道具を使えば、より確実につまりを解消できるでしょう。

ここではトイレのつまりの原因や道具を使って対処するメリットなどについて解説します。

トイレがつまる原因とは?

トイレがつまる原因は、大きく分けて2通りあります。

トイレがつまる原因
  • 水に流せるものが原因のつまり
  • 水に流せないものが原因のつまり

水に流せるものとは、トイレットペーパーや排泄物などのことです。
トイレットペーパーは水に溶ける紙ですが、1度に大量の紙を流してしまうと、溶けきれずにつまりの原因となってしまいます。また、排泄物も量が多かったり、水分が足りなかったりする場合には、流れずに排水管につまってしまう可能性があります。

一方、水に流せないものとは、本来トイレに流してはいけないもののことです。例として、以下のようなものがあります。

水に流せないもの
  • スマホやおもちゃなどの異物
  • ティッシュペーパーや紙おむつなど水に溶けない紙
  • ペットのトイレ砂
  • 嘔吐物

これらは水に溶けない・溶けにくいものなので、トイレに流すとつまりの原因となります。

後に詳しく解説しますが、原因によっては市販の道具でつまりを直すことはできません。そのため、トイレつまりが起こったらまずは原因を特定することが大切です。

トイレのつまりを直す方法

トイレのつまりを自力で直すには、大きく分けて2通りの方法が考えられます。

トイレのつまりを直す方法
  • 道具を使って直す方法
  • 道具を使わずに直す方法

まず、専用の道具を使って直す方法があります。専用の道具には、以下のようなものがあります。

専用の道具を使って直す方法
  1. スッポン(ラバーカップ)
  2. 真空式パイプクリーナー
  3. ワイヤー式パイプクリーナー

これらの道具の特徴は、トイレのつまりに対処できるように設計されていることです。他の方法に比べて確実に対処できるでしょう。

専用の道具がない場合は、自作することも可能です。針金ハンガーを利用したり、重曹を用いたりすることでつまりを解消することができます。

一方、道具を使わずに直す方法には、以下のようなものがあります。

道具を使わずに直す方法
  1. 水の勢いでつまりを押し流す
  2. 0℃程度のお湯を注いでつまりの原因を溶けやすくする
  3. 自然に解消されるのを待つ

これらの方法は、特殊な道具は必要ありませんが、時間がかかったり効果が薄かったりというデメリットがあります。

トイレのつまりは緊急性が高いため、道具を備えておいて迅速に対処するのが理想です。しかし、道具を用意できない場合は、これらの方法を試してみるのもよいでしょう。

道具を使ってトイレのつまりを直すメリット

トイレのつまりを道具で直すメリットとしては、次のような点が挙げられるでしょう。

道具を使ってトイレのつまりを直すメリット
  • 使わない場合よりも確実に直すことができる
  • 手を汚さずに修理できる
  • 備えておくことができる

第一に、専用の道具を使うことで早く、確実につまりへ対処することができます。

次に、手を汚さずに修理できるのもメリットの1つです。専用の道具は柄を持って作業するものがほとんどなので、直接便器に触れずにつまりを解消できます。

最後に、道具は常備しておくことができるのもポイントです。突然トイレがつまった時のために備えておけるのも、道具を使うメリットといえます。

道具では直せないトイレのつまりもあることに注意

トイレのつまりには道具を使って対処するのがおすすめですが、つまりの原因によっては直せない場合もあることは覚えておいてください。

道具で直せるトイレのつまりは、水に流せるものが原因のつまりのみです。

道具ができるのは、つまってしまったトイレットペーパーや排泄物を崩して、流れやすくすることです。固形物など水に溶けないものは、一般に売られている道具では対処することはできません。

水に溶けないものが原因である場合は、自力での修理はまず不可能です。業者に連絡して対処してもらうようにしてください。

トイレのつまりを直すにはコレ!使える道具5選

トイレのつまりを解消するための道具にはさまざまなものがあります。それぞれ特徴や使い方は異なりますので、自分に合っているものを選ぶとよいでしょう。

ここでは、トイレのつまりを直す道具について、代表的なものを5つ挙げて解説します。

1.スッポン(ラバーカップ)

スッポンは水圧の力でトイレのつまりを直す道具です。ラバーカップなどとも呼ばれ、トイレ専用の道具の中では一般的な家庭でもよく使われるポピュラーなものです。

柄の先端にゴム製の吸盤のような形をしたカップがついており、この部分を排水口に当てて押し引きすることで、水圧を与えます。水圧によってつまりの原因が分解され、解消されるという仕組みです。

スッポンには、和式用、洋式用、和洋兼用など、異なる形状のものが販売されています。中には節水型トイレ専用のものまであるので、自宅のトイレに合ったものを選ぶとよいでしょう。

スッポンの価格は、1,000円~2,000円程度が相場となっています。もっと安いものであれば100均でも販売されていますので、もしものために一本備えておくのがおすすめです。

スッポンでトイレのつまりを直す方法

スッポンの使い方には、少しコツが要ります。具体的な使用手順は次の通りです。

スッポンでトイレのつまりを直す方法
  1. 便器内に溜まった汚水を適度にくみ取る
  2. 便器内の排水口にカップ部分を押し当てる
  3. スッポンを強く押し引きする

まず、便器内に汚水が多く溜まっている場合は、くみ取る必要があります。カップ部分が水にひたる程度まで水位を下げましょう。くみ取りには、使い捨てのプラスチックカップなどを利用してください。
次に、スッポンのカップ部分を便器内の排水口に押し当てます。カップがへこむまで強く押しつけてください。コツは、水が飛び散らないようゆっくりと力強く押し込むことです。

しっかりと押しつけたら、素早く引いてください。この引く時の力で水圧を与え、つまりの原因を崩します。この時も水が飛び散らないよう力加減に気をつけましょう。

水位が下がるなどつまりが解消されたサインがあったら、バケツから水を注いでちゃんと水が流れるか確認しましょう。水が流れればつまりは解消されています。

使い終わったスッポンは、流水で洗った上でベランダなどに天日干しするとよいでしょう。洗わずに放置しておくと匂いがついたり痛みやすくなったりするので注意してください。

スッポンを使ったトイレつまり解消法はこちらの記事でもご紹介していますので参考にしてください。

2.真空式パイプクリーナー

真空式パイプクリーナーは、スッポンと同様に水圧の力でつまりを解消する道具です。

スッポンと同じように柄の先にはカップがついており、形状も使い方も似ています。違うのは、柄の部分がシリンダーになっていることと、持ち手の部分にハンドルがついていることです。

ハンドルを引くとシリンダー部分に水や空気が吸い込まれ、押し込むと押し出されます。このようにして水圧を与え、つまりの原因を崩します。

多くの真空式パイプクリーナーのカップは、洋式や和式などさまざまなタイプの排水口に対応できるようになっています。スッポンに比べると吸引力が強く、ハンドルを操作するだけなので水が飛び散りにくいのもメリットの1つです。

価格は2,000円~3,000円程度が相場となっています。安い物であれば1,000円程度のものもあるので、スッポンよりも強力な道具が欲しい方は購入するとよいでしょう。

真空式パイプクリーナーでトイレのつまりを直す方法

真空式パイプクリーナーの使い方は、次の通りです。

真空式パイプクリーナーの使い方
  1. 便器内に溜まった汚水を適度にくみ取る
  2. ハンドルを押した状態で、便器内の排水口にカップ部分を押し当てる
  3. ハンドルを強く押し引きする

汚水が溜まっていたら適度にくみ取るのは、スッポンと同様です。カップ部分が浸る程度までくみ取りましょう。

カップもスッポン同様に排水口へ押し当てますが、その際ハンドルは押した状態にしてください。カップがへこむまで強く押しつけます。

強く押しつけたら、ハンドルを引いて水を吸引します。スッポンと同じく引く時に力を入れるのがコツです。

ちなみに、真空式パイプクリーナーは水をくみ取る用途にも使えます。その場合は水を吸引したらハンドルを引いたまま取り出し、バケツなどに向けてハンドルを押して水を捨てましょう。

真空式パイプクリーナーも使用した後はカップ部分をきれいに洗い、天日干してください。

真空式パイプクリーナーを使用したトイレつまり解消についてはこちらの記事も併せて参考にしてください。

3.ワイヤー式パイプクリーナー

ワイヤー式パイプクリーナーは、金属製の細長いブラシでつまりの原因を取り除く道具です。スッポンや真空式パイプクリーナーとは違い、直接つまりの原因に触れて押し込むことで解消する点が特徴です。

ブラシ部分は針金をバネ状に巻いたような形になっており、自在に曲げることができます。このような構造であるため、便器の排水口の奥までブラシが届きます。

ワイヤー式パイプクリーナーの持ち手には回転式のハンドルがついているものが多く、これを回すことでブラシが動いてつまりの原因を崩します。ブラシを差し入れればよいだけなので、ある程度汚水が溜まっていてもくみ取る必要はありません。

ワイヤー式パイプクリーナーの相場は、1,000円~10,000円程度です。トイレだけでなくお風呂やキッチンなどの排水口の掃除にも使用できますので、一台持っておいて損はないでしょう。

ワイヤー式パイプクリーナーでトイレのつまりを直す方法

ワイヤー式パイプクリーナーの使い方は、次の通りです。

ワイヤー式パイプクリーナーの使い方
  1. ハンドルを引いた状態で、ブラシ部分を排水口に差し入れる
  2. つまりの原因にあたったらハンドルを回す

まず、ハンドルを引いた状態でブラシを排水口に差し入れましょう。つまりの原因にあたってそれ以上奥へ行かなくなるまで入れます。

次に、それ以上ブラシが入らなくなったらハンドルを回してブラシを動かします。前後につつく動作も交えてつまりの原因を取り除きましょう。

水位が下がってきたら、バケツなどから水を注いで流れるかどうか確認します。水が溜まらなければつまりは解消されています。

使用後はよく洗ったうえで天日干しで乾かしてください。手入れを怠るとサビてしまうので注意しましょう。

4.針金ハンガー

針金ハンガーを利用する方法は、ワイヤー式パイプクリーナーの代用となるものです。針金ハンガーを分解して細長いブラシを自作します。

針金ハンガーを分解して一本の細い針金にします。これを便器の排水口に差し込み、つまりの原因を取り除きます。

ポイントは、先端部分の形を工夫することです。工夫の方法はいくつかあります。

工夫の方法
  • 針金ハンガーのフック部分をつぶして輪の形にする
  • 針金をワイヤー式パイプクリーナーのようにバネ状に巻く
  • フック部分を釣り針の形にする

つまりの原因にあたった時に、それを取り除けるような形にすることがポイントです。針金のままでは細くて効率よく崩せないので、表面積を広げることで効果的につまりを解消できるようにしましょう。

トイレのつまりは緊急性が高いトラブルです。道具が手元にない場合は、針金ハンガーの利用も検討しましょう。

針金ハンガーでトイレのつまりを直す方法

針金ハンガーの使い方は、ワイヤー式パイプクリーナーとほとんど同じです。

針金ハンガーの使い方
  1. 加工した針金ハンガーを便器の排水口に差し入れる
  2. つまりの原因にあたったら前後に動かし取り除く

まずは加工した針金ハンガーを排水口に差し入れます。

それ以上奥に進まないところまで差し入れたら、前後に突くように動かすなどしてつまりの原因を取り除きましょう。

針金ハンガーでつまりを直す際は、あらかじめ排水口に入りやすい形に整えておくことがポイントです。曲がりやすいとはいえワイヤー式パイプクリーナーほど柔軟ではないので、形を工夫することで使い勝手をよくしましょう。

ハンガーを使ったトイレつまり解消法についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

5.重曹

トイレのつまりには重曹も利用できます。重曹を使った方法では、つまりの原因を水に溶けやすくすることで解消します。

この方法では、重曹以外にも用意するものがあります。それは次の2つです。

用意するもの
  • クエン酸
  • お湯

重曹とクエン酸を混ぜ合わせることで、炭酸ガスが発生します。この泡の力でつまりの原因を溶けやすくするのです。

重曹とクエン酸の割合は、1:2です。目安量として、重曹4分の1カップに対して、クエン酸2分の1カップを使用してください。

また、お湯は反応を促進するのと、水の温度を上げて溶けやすくするために使われます。40℃~50℃程度のお湯を使いましょう。

お湯を使う際の注意点として、熱湯を使ってはいけません。熱湯を使うと便器を破損させてしまう危険性があります。

重曹やクエン酸は掃除にも利用されるもので、常備している家庭も多いと思います。専用の道具を使う方法に比べると効果は劣りますが、手軽な方法として試してみる価値はあるでしょう。

重曹でトイレのつまりを直す方法

重曹を使った方法では、手順が大切です。次の手順で作業を行います。

重曹でトイレのつまりを直す方法
  1. 便器内の汚水をくみ取る
  2. 重曹を入れる
  3. クエン酸を入れる
  4. 高いところからお湯を便器の排水口めがけて流し込む
  5. 1時間放置する

まず、便器内に汚水が溜まっている場合はくみ取ってください。排水口の奥に少し残る程度までくみ取ることで、効果が上がります。

次に、重曹とクエン酸を入れます。入れる順番は、重曹⇒クエン酸の順です。反対の順番で入れると炭酸ガスが出にくくなるので注意しましょう。

反応が始まって泡が出てきたら、お湯を排水口めがけて流します。腰くらいの高さから流すとよいでしょう。排水口の奥にお湯を届けるイメージで流します。

つまりが解消されるのは、その後1時間放置した頃です。1時間後に直っているか確認しましょう。

重曹を使用したトイレつまり解消についてはこちらの記事でもご紹介していますので参考にしてください。

道具を使ってトイレのつまりを直す際の注意点

トイレのつまりは道具を使えば必ず直せるわけではありません。誤った使い方をするとかえって被害を広げてしまうおそれがあります。

ここでは道具を使う際の注意点について解説します。

原因を明確にしてから直そう

道具を使ってつまりを直す場合、必ず原因をはっきりさせてからにしてください。

道具で直せるつまりの原因は、水に流せるものによるつまりのみです。固形物や流してはいけない紙などによるつまりは、基本的に自分で直すことはできないと考えてください。

原因をはっきりさせずに道具を使うと、被害が広がる可能性があります。例えばスマホなどがつまっているのにスッポンを使ってしまうと、排水口のさらに奥へと押し込まれてしまい、取り除くのが難しくなってしまいます。

原因がわからない場合は、専門業者に依頼して解決するのがよいでしょう。

中に穴が空いているタイプの便器は注意が必要

便器の中に排水口とは別に、小さな穴が空いているタイプの便器があります。このタイプの便器は注意が必要です。

この穴はトイレのタンクにつながっています。そのため、スッポンなどで水圧を送ってしまうと、タンクの中の水に汚水が流れ込む可能性があるのです。

汚水がタンクの中に流れ込むと、タンク内の水が放出され、汚水があふれてしまうおそれがあります。

このタイプの便器に対しては、スッポンなどの道具は使用せずに、ワイヤー式パイプクリーナーなどを活用するのがよいでしょう。

誤った修理方法に注意!

世間に知られているトイレのつまりを直す方法の中には、誤ったものや危険性の高いものがいくつかあります。

第一に、熱湯を使ってつまりを解消する方法です。沸騰させた熱湯をトイレに流すと、温度差によってトイレにひびが入るなど破損させてしまう可能性があります。熱湯ではなく40℃~50℃程度のお湯を使用してください。

もう1つは、食器用洗剤を使うというものです。食器用洗剤ではつまりを解消することはできません。トイレットペーパーや排泄物を溶かす成分は入っていないからです。

これらの方法には十分注意し、正しい方法を選んでください。

トイレのつまりは放置しても大丈夫?

トイレがつまっても不便でないという場合でも、放置することはおすすめしません。放置することで異臭や水漏れなどの二次被害が発生します。

もちろん、トイレットペーパーや排泄物が自然に溶けることもあるため、放置して直すことは可能です。しかし、直りそうもないのに放置し続けるのは問題です。

特に賃貸のトイレをつまらせた場合は、放置することで他の住民に迷惑をかけてしまうかもしれません。最悪の場合は損害賠償を請求されます。

トイレのつまりが直らない場合は、速やかに業者に依頼するようにしましょう。早期に解決することで二次被害を防ぐことができます。

ちなみにトイレつまりを放置した場合の事はこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。

原因がわからない・修理しても直らない場合は業者へ依頼しよう!

つまりの原因がわからなかったり、自力での修理が難しい場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。専門業者であれば原因を特定し、確実につまりを解消してくれます。

ここでは業者を呼ぶのがふさわしい場合や業者の選び方などについて解説します。

業者でないと直せないトイレのつまりとは?

トイレのつまりは自分で直せるものばかりではありません。トイレのつまりを業者に依頼するべきなのは、次のような場合です。

業者に依頼するべきな場合
  • 水に流せないものがつまりの原因である場合
  • 自分で直そうとしたができなかった場合
  • 自分で直す自信がない場合

まず、スマホやおもちゃ、紙おむつなど水に流してはいけないものでトイレをつまらせた場合、速やかに業者に依頼してください。これまで紹介してきた方法で直すことは不可能です。

また、自力での修理ができなかったり、自信がなかったりする場合も、無理せず業者に連絡しましょう。

トイレのつまりは不便を強いるものです。時間をかけて直すよりも、早めに業者に依頼して直してもらうのが賢明です。

業者選びの際は見積もりを取るのがおすすめ

業者を選ぶ際は、余裕があれば見積もりを取ることがおすすめです。見積もりを取ることで修理費用を巡るトラブルを避けることができます。

見積もりは、複数の業者に依頼するのがよいでしょう。複数の見積もりを取ることで費用を比較し、相場を知ることができます。

また、見積もりの際は費用の内訳についても説明を求めましょう。余計な工事を追加してくるような業者は断っておくのが賢明です。

見積もりは費用について事前に知るためと、怪しい業者でないか見極めるために行います。トイレのつまりの場合は余裕がないかもしれませんが、できれば見積もりを取るようにしてください。

賃貸の場合は管理会社へ連絡しよう

賃貸でトイレをつまらせた場合は、自分で業者を選ぶよりもまず管理会社へ連絡してください。管理会社の方で懇意にしている業者があれば、速やかに手配してくれるでしょう。

修理費用は基本的に借主負担になります。ただし、設備不良が原因の場合は貸主負担になる場合もあります。

賃貸の場合、自己判断で行動すると損害賠償を請求されるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。賃貸のトイレがつまってしまったら、まずは管理会社へ連絡することを心がけましょう。

賃貸でトイレつまりが起きた時の対応については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

トイレのつまりを直す道具にはさまざまありますが、基本的には水に流せるものに対処するものです。正しく使えばとても効果的につまりを解消できますが、使い方を誤るとかえって被害を広げてしまうものでもあります。

道具を使う際は、原因をはっきりさせて、正しい方法で行うことを心がけてください。また、決して無理をせず、難しいと思ったら業者に頼ることも検討しましょう。

トイレがつまると誰しも焦ってしまうものですが、急いで対処しようとすると失敗してしまいます。冷静な対処をぜひ心がけてください。

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