パナソニックのトイレ「アラウーノ」の便座交換費用・リフォーム価格を調査

アラウーノのメーカー希望小売価格

アラウーノには以下のような機種があります。

メーカー希望小売価格を知ることで、業者に交換を依頼する際にどれだけ安くなっているかを知ることができ、それが業者を選ぶ基準の一つとなる可能性がありますので参考にしてください。

アラウーノL150シリーズ

アラウーノL150シリーズは、すべてのタイプに以下のような機能がついています。

また、便ふたのカラーを14色のラインアップから選べ、オプションでアームレストが装着可能です。

アラウーノL150シリーズタイプ0

メーカー希望小売価格：447,700円～（税抜価格407,000円～）

アラウーノL150シリーズタイプ1

メーカー希望小売価格：409,200円～（税抜価格372,000円～）

アラウーノL150シリーズタイプ2

メーカー希望小売価格：376,200円～（税抜価格342,000円～）

アラウーノS160シリーズ

アラウーノS160シリーズは、L150シリーズ同様「トリプル汚れガード」「激落ちバブル」「スゴピカ素材」を搭載しています。

アラウ－ノL150のような多機能トイレにこだわらず、シンプルなデザイン、使用方法で十分な方にはアラウーノS160がオススメです。

アラウーノS160シリーズタイプ1

メーカー希望小売価格：327,800円～（税抜き価格298,000円～）

アラウーノS160シリーズタイプ2

メーカー希望小売価格：284,900円～（税抜き価格259,000円～）

New アラウーノV

New アラウーノVは、アラウーノL150やS160と違い、便座のみを交換できる分離型トイレです。

New アラウーノV（手洗いなし・手洗い付きの2タイプあり）メーカー希望小売価格132,000円～（税抜価格120,000円～）に便座V専用トワレS3・S4・S5・SN4・SN5から選んで組み合わせてご利用になれます。

New アラウーノV専用トワレS3

New アラウーノVメーカー希望小売価格：132,000円～（税抜価格120,000円～）
+V専用トワレ108,900円～（税抜き価格99,000円～）

New アラウーノV専用トワレS4

New アラウーノVメーカー希望小売価格：132,000円～（税抜価格120,000円～）
+V専用トワレ97,900円～（税抜き価格89,000円～）

New アラウーノV専用トワレS5

New アラウーノVメーカー希望小売価格：132,000円～（税抜価格120,000円～）
+V専用トワレ86,900円～（税抜き価格79,000円～）

New アラウーノV専用トワレSN4

New アラウーノVメーカー希望小売価格：132,000円～（税抜価格120,000円～）
+V専用トワレ80,300円～（税抜き価格73,000円～）

New アラウーノV専用トワレSN5

New アラウーノVメーカー希望小売価格：132,000円～（税抜価格120,000円～）
+V専用トワレ69,300円～（税抜価格63,000円～）

アラウーノの交換にかかる費用は業者によって違いがありますが、主に以下のような項目が発生します。

業者の中には、出張費や材料費、廃材処分費や諸経費などが「基本工事費」としてまとめられている場合もあります。

上記の項目はすべて業者ごとに変動があり、例えば商品代に関してはA社が50％OFF、B社が65％OFFという状況でも商品・工事保証はA社が無料、B社が有料という場合もあります。

そのため、一つ一つの項目にいくらかかるのか、総額はいくらになるのかをどちらも把握し、その結果を業者同士で比較する相見積もりを行うことで、よりお得にアラウーノを交換することができます。

アラウーノの交換に使える補助金・助成金

アラウーノは節水トイレですので、以下のような補助金・助成金制度の対象となります。

地方自治体の補助金・助成金制度

自治体によって違いはありますが、アラウーノのような節水トイレを導入する場合には補助金・助成金が支給される場合があります。

多くの場合節水機能を持ったトイレの導入以外にも、バリアフリー化や三世代同居を目的としたトイレの増設などの場合に適用されます。

補助金の名称や対象となる条件、補助金額などはお住まいの自治体によって違いますので、詳細は自治体のホームページにて確認してください。

子育てグリーン住宅支援事業

2025年になり、新たに「子育てグリーン住宅支援事業」の実施が発表されました。

これは国が行なっている補助金・助成金制度で、2024年に行われていた「子育てエコホーム支援事業」をベースに少しだけ条件が変わったものになります。

子育てグリーン住宅支援事業では以下の工事のうち、2種以上を行うことで補助金が支給されます。

アラウーノの設置に関しては「エコ住宅設備の設置」に当たりますので、開口部の断熱改修もしくは躯体の断熱改修工事を実施することで、補助対象となります。

必須工事のうち、3つ全てを実施した場合は上限60万円/戸、2つを実施した場合は上限40万円/戸が補助金額となります。

2025年1月現在では、申請期間等の情報が更新されていないため、今後随時発表となるようですので、チェックしておきましょう。

他メーカーのトイレとの比較

アラウーノはPanasonicから発売されているタンクレストイレですが、TOTOやLIXILからもタンクレストイレが発売されており、以下のような機種があります。

これらの違いについて比較していきます。

メーカー小売希望価格の違い

トイレごとのメーカー希望小売価格は以下のようになります。

タンクレストイレの中でもNew アラウーノVは非常に安価のため、人気のある製品ですが、基本的にはどのメーカーも金額が安いほど機能が少なくなっていきます。

また、各トイレにはそれぞれグレードがあり、例えばネオレストRSにはタイプ1・タイプ2・タイプ3と分かれておりそれぞれ金額が違います。

そのため、タンクレストイレを総合的に比較する際はそういった点にも注意が必要です。

節水性の違い

各トイレの節水性は以下のようになります。

2000年代に発売されたトイレは大10L/小8Lの水量で洗浄しますので、それと比較するとどのトイレも節水性は高いですが、中でもネオレストの節水性が一番です。

2000年代に発売されたトイレの年間の水道代はおよそ11,914円ですが、アラウーノは約6,448円お得な年間5,466円、ネオレストは約7,429円お得な年間約4,485円、サティスは約6,167円お得な年間約5,747円となっています。

清掃性の違い

清掃性という言葉の中には「汚れを落とす機能」と「汚れの付着を防ぐ機能」に2種類があります。

汚れを落とす機能としては以下のような機能があります。

汚れの付着を防ぐ機能には以下のような機能があります。

その他にも便器自体を掃除しやすいようにフチをなくすようなデザインであったり、ノズルの自動洗浄機能、お掃除リフト機能と、各社それぞれの工夫・機能があり、そこに優劣はありません。

デザインの違い

各トイレのデザインはグレードごとにも違いがあるため、実際に実物を見て確認する必要はありますが、以下のようなデザインになっています。

トイレの実物はメーカーやリフォーム業者のショールームに展示していますので、交換する前には一度見てみるのが良いでしょう。

ちなみ、TOTOのショールームに関してはこちらの記事を参考にしてください。

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アラウーノの交換事例

交換・リフォームをイメージするためにも事例は非常に重要ですので、実際にアラウーノに交換を行なった際の事例を紹介します。

アラウーノL150の交換事例

アラウーノL150に交換した事例です。

出典元：株式会社イトウ住建

アラウーノS160の交換事例

アラウーノS160の交換事例をご紹介します。

出典元：クサネン

New アラウーノVの交換事例

New アラウーノVに関する交換事例をご紹介します。

出典元：日本水道センター

アラウーノは便座のみ交換ができる？

アラウーノは機種によって便座のみの交換が可能です。

具体的には、アラウーノには一体型トイレと分離型トイレの2種類のタイプがあり、分離型トイレであれば便座のみの交換が可能ですが、一体型トイレの場合は便座のみの交換はできません。

パナソニックのタンクレストイレ「アラウーノ」は、全自動おそうじトイレ「アラウーノL150シリーズ」、アラウーノS141の後継機「アラウーノS160シリーズ」、節水キレイ洗浄「アラウーノV」の3種類があり「アラウーノV」シリーズは分離型トイレであるため便座のみの交換ができます。

なかには、一体型トイレのアラウーノでもDIYで便座のみの交換をする人もいますが、知識や技術がある程度ないとDIYでの交換は難しいため、自信がない人は業者に相談することをおすすめします。

便座の交換の工賃の相場は8,000円〜20,000円です。

便座の本体価格や工賃の他に、メーカーでは保証などのオプションを用意しており、オプションによって交換費用の相場は変動します。

業者に依頼した場合の交換費用の総額の目安は50,000円前後〜です。

New アラウーノVは温水洗浄便座を自由に組み合わせられる

アラウーノVシリーズは分離型トイレであり便座のみの交換ができるため、市販されている温水洗浄便座を自由に組み合わせて利用することが可能で、対象となる型番は以下です。

取り付け可能な温水洗浄便座には、TOTOの「ウォシュレット」「TSF6421」「TCF6331EAK」、やLIXILの「シャワートイレ」「CW-KB11」「CW-K47」などがあります。

取り替え手順は、まず既存のアラウーノVの便座を取り外し、新しい温水洗浄便座のブラケット（便座をトイレに固定するための取り付け金具）を取り付けた後、便座をブラケットに固定し、給水ホースを接続します。

給水部分の接続にパッキンセット（New アラウーノV用パッキンセット部品品番 ： DL502S-S6CS0）を別途購入する必要があります。

取り付けは比較的簡単で、DIYでも挑戦できます。

使用年数によってどの部分を交換するか検討する

トイレは、陶器製であればひび割れが起こらない限り使い続けられます。

耐用年数だけで考えるとかなり長い間使用することが可能なため、一般的に「トイレは買い替える必要がない」と考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、トイレにも寿命があり、便器以外のタンクなどに使用されている部品などの耐用年数は10年と一般的にはいわれています。

使用している年数によって便座のみを交換するのか、トイレを丸ごと交換するのかを検討しましょう。