クラウドストレージ専用サービス「Direct Cloud Box」の特徴とは?

「サテライトオフィス・ファイルサーバー for Direct Cloud Box」は、サテライトオフィスが提供する法人向けストレージ・ファイル共有サービスだ。同サービスはAWSを利用しているが、大きな特徴として東京リージョンで運用されているというポイントがある。セキュリティや信頼性の面から国内データセンターで運用されるサービスをぜひ利用したいと考えている企業にはぴったりだろう。

また、どの料金プランもユーザー数無制限なのが特徴となっている。ストレージ容量や扱えるファイルサイズの制限はプランごとに異なるが、企業のファイルサーバとして十分なセキュリティや細やかな管理機能を必要とするなら、上位のプランを利用することになるだろう。

ファイル操作機能や管理機能も充実しており、詳細はあらためて解説するが、グループウェアに付属するような機能ではなくクラウドストレージ専用サービスならではの使い勝手を享受したいなら「サテライトオフィス・ファイルサーバー for Direct Cloud Box」はぜひ注目したいサービスとなる。

  • 東京リージョンでのAWS運用により、セキュリティや信頼性といった面で安心

    東京リージョンでのAWS運用により、セキュリティや信頼性といった面で安心

サーバの信頼性は抜群! DRやウイルス対策も安心

管理者目線での長所を確認してみよう。やはり一番の特徴は、先にも述べたようにAWSの東京リージョンで運用されているという信頼性だろう。稼働率99.95%の常時稼働保証つきで、オプションを追加すれば大阪リージョンとシンガポールリージョンへのDRも行える。そして、よく知られていることだがAWSといえば、99.999999999%の耐久性と99.99%の可用性を実現したストレージも特徴だ。これなら万が一のデータ破損・紛失への備えとしても万全といえる。

またウイルス対策やデータの暗号化といった、内部データを守る機能も用意されている。最上位プランである「エンタープライズ」では20TBのストレージが用意されているが、さらにオプションでの容量追加も可能だ。それだけの大容量データを預けるにあたって「サテライトオフィス・ファイルサーバー for Direct Cloud Box」は安心できる環境といえる。

ユーザー管理の面では、きめ細かなアクセス権の制御で正しい利用が行える環境を構築できるうえ、83種という多彩な操作ログ記録により、何かあったときの対応も安心だ。もちろん日常で利用する管理機能やセキュリティ設定も充実している。

  • 管理・運用面で見たDirectCloud-BOXの長所

    管理・運用面で見た「Direct Cloud Box」の長所

コストメリットが十分に感じられるプランを用意

コスト面では、どのプランも初期設定費用が不要なのがうれしいところだ。最も安価なプランである「ベーシック」は月々10,000円からと、手ごろな価格で利用できる。ただしこのプランはストレージ全体の容量が100GBとコンパクトであり、管理機能も限られている。社外とのファイル転送を安全に行なうといった用途など、限られたファイル保存スペースとして利用する際にお勧めだ。

クラウドファイルサーバとして本格的に利用するなら、やはり「スタンダード」「ビジネス」「プレミアム」「エンタープライズ」の上位プランをお勧めしたい。「スタンダード」はストレージ容量が300GBとそれほど大きくなく、一部機能がオプションになっているものの、基本的にさらに上位のプランとほぼ同じ管理機能を備えている。社外も含めたチームやプロジェクト単位など、部門ごとの活用に向いたプランといえるだろう。

特に「ビジネス」「プレミアム」「エンタープライズ」は全機能を網羅し、他プランではオプションとなる非常に高度な管理機能も標準で備えている。ストレージ容量がそれぞれ2TB/5TB/20TBと異なるため、利用規模に合せて選択することになる。

最上位である「エンタープライズ」は20TBという大容量ストレージが利用可能。月額30万円と料金も高額に見えるが、1TBあたりでは15,000円換算となり、小規模でも大規模でもコストメリットが感じられるサービスになっている。

  • 5つのプランを用意。ファイルサーバとしての利用なら「スタンダード」以上がお勧め

    5つのプランを用意。ファイルサーバとしての利用なら「スタンダード」以上がお勧め

在宅勤務やサテライト環境からのテレワークをサポート

エンドユーザーにとっても高い使い勝手が魅力だ。クラウドファイルサーバなら企業のネットワークに接続しなくとも社内のファイルにアクセスし、上司や同僚とコミュニケーションできるため、在宅勤務をはじめとするテレワーク時にも活用できる。社外の相手と安全にファイル共有できる方法が複数用意されているのもポイントだろう。

ファイルのアップロードや閲覧はブラウザから行えるだけでなく、Windowsのエクスプローラーからも利用できる(専用ツールも用意されている)。なによりファイルは完全にクラウド上に保存され、ローカルに保存しないストリーミング型サービスなので、PCのストレージに余裕のない環境やChromebookなどでも使いやすい。

「サテライトオフィス・ファイルサーバー for Direct Cloud Box」はさらに、ユーザーの利用をサポートしながらIPや端末によるアクセス制限を可能にするアドオンツールを用意。より快適な使い勝手を提供している。

次回からは各種機能についてさらに詳しく解説していこう。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。G Suite(旧Google Apps)の導入やアドオンの提供で、これまで実績4万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでクラウドサービスの普及に尽力している。

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