ここ数年で大幅に進化し、トレンドに上がることが多くなったAI(Artificial Intelligence=人工知能)。とくにテキストを入力するだけでオリジナルの画像や動画などを作ってくれたり、長い文章を要約してくれたりする「生成AI」は大きな注目を集めている。普段のアイデア出しや議事録作成、コンテンツ制作などに使ってみたという人も少なくないのでは?

そうしたものを含むAI関連の機能を目いっぱい活用するうえで役に立つのが、「AI PC」だ。といっても「AI PCなんて聞いたことがない」という人や、「普通のPCとどう違うの? 」という人も多いだろう。

「AI PC」ってそもそもどのくらい知られている?

昨年暮れに登場して話題を呼び、今年に入ってますますその存在感を増してきた「AI PC」。業界では「これまでのPCの使い方を変える」と大きな盛り上がりを見せており、メーカー各社からさまざまな製品が登場してきている。それに伴いメディアで取り上げられる機会も増えつつあるが、一般的にはどのくらい浸透しているのだろうか。

マイナビニュース読者201名を対象にアンケートを実施した結果、「はい」と回答した人が4割近くに。現段階ではまだ認知度が十分に高いとは言えないものの、徐々に浸透しつつあるのは間違いないようだ。

続いて、「機会があればPCでのAI処理を円滑にする高性能なPC『AI PC』を試してみたいか」を聞いてみたところ、「かなり思う」と「まあまあ思う」を合わせると7割近くに上った。AI PC自体はよく知らなくても、「AI処理」を円滑にできるPCに関心がある人は少なくないようだ。それだけAIが日常に根付いた技術になってきているということだろう。

実際、AIは検索エンジンや音声・画像認識、音声合成、翻訳、画像・動画編集など、さまざまな分野のサービスやアプリに組み込まれ始めており、生活に欠かせない存在になりつつある。従来のPCでもこれらのサービスやアプリは使用できるものの、より円滑かつ快適に利用できるならそれに越したことはないと思うのは自然なことだろう。

業界が注目している「AI PC」ってどういうもの?

では、そうしたAI関連のサービスやアプリを使う際に「AI PC」はどのようなメリットがあるのだろうか。

一口に「AI」と言ってもさまざまだが、いずれも高度な処理が必要で、PCやスマホなどのデバイス単体で処理しようとすると負荷が大きくなりがち。 現在のAI関連のサービスやアプリは、AI処理をクラウドで行いデバイス側の負担を減らす仕組みを採っていることが多い。そのためインターネット接続が必要となり、通信速度による遅延やセキュリティリスクなどが課題となっていた。

「AI PC」とは、そうした高度なAI処理を担う専用エンジン「NPU(ニューラル・プロセシング・ユニット)」を搭載したPCのこと。PC端末内でAI処理の多くを実行できるうえ、CPUやGPUの負荷を減らせるため、よりスムーズにAI関連のサービスやアプリを利用できるのがメリット。サービスやアプリ側がNPUに対応している必要があるが、画像生成や音楽生成などのAI処理にかかる時間が従来の半分以下になる場合もある。またWebカメラを使ったオンライン会議の際に、背景ぼかしや音声ノイズ除去のようなAI処理をより低負荷で実現することなども可能だ。

このほか、Microsoft社がWindows向けに提供しているAIアシスタント「Copilot in Windows」を使用でき、その機能を起動するための専用キー「Copilotキー」を搭載しているのも「AI PC」の特徴。キーを押して質問するだけで、ネットでの調べものから、文章の要約や画像の生成してくれたりする。

簡単に言えば、話題のAIを超簡単&快適に利用できるのが「AI PC」というわけだ。
最近ではAI機能を使ったアプリ「Luminar Neo」「VEGAS Pro」なども登場しているが、こういったアプリについても快適に利用することができる。

Dynabookから登場したAI時代の新世代モバイル

モバイル性能が高く、場所を選ばず気軽にAIを活用できるPCとして注目したいのがDynabook社の14型ノートPC「dynabook R」シリーズだ。ここでは、その魅力的なポイントを取り上げて詳しく紹介していこう。

  • 「dynabook R9」

01

AI処理に対応した最新のインテル® Core™ Ultra プロセッサーを採用

「dynabook R」シリーズは、いずれもインテル® Core™ Ultra プロセッサーを搭載している。同プロセッサーはCPUに加え、AI専用エンジン(NPU)として「インテル® AI Boost」を搭載しており、端末内でAI処理を高速に実行できるのが大きな特徴。また描画処理に特化したチップ、GPUも大幅に性能がアップした「インテル® Arc™ グラフィックス」を内蔵しており、生成AIや画像のレタッチ、動画のエンコード、ゲームプレイなどを快適に楽しむことができる。

加えて、シリーズのうち最上位モデルとなる「dynabook R9」は高性能ノートPCの証である「インテル® Evo™ エディション」に準拠しており、スリープ状態からの高速復帰や動画再生時に11時間という長時間バッテリー駆動、高速無線LANのWi-Fi 6Eなどにも対応。ワンランク上の使い心地を実現している。

02

CPUの高性能を引き出す「dynabookのエンパワーテクノロジー」

高性能なプロセッサーを搭載していても、稼働時にCPUなどのパーツが発する熱をうまく排出できないと、動作が制限されPCのパフォーマンスは落ちてしまいがち。そこで「dynabook R」シリーズには、dynabookが長年にわたって蓄積してきたノートPCの放熱技術や筐体設計技術などを駆使した「dynabookのエンパワーテクノロジー」を適用。

たとえば、小型の冷却ファンをふたつ搭載し、それぞれ回転数を変えて共振を防止。それによって放熱効率の高さと運転音の抑制を両立し、高負荷な状態が続いてもパフォーマンスが落ちにくく快適に使用できるようになっている。

03

AIアシスタントを簡単に使える「Copilot」キーを搭載

AIの便利さを手っ取り早く体験できるのが、Windows 11に搭載された生成AIによるアシスタント機能「Copilot in Windows」。テキスト欄に質問やお願いを入力したり、マイクボタンを押して話しかけたりすると、Webで情報を収集したり指示に基づく文章や画像を生成したりして、その回答を提示してくれる。

「dynabook R」シリーズには、この「Copilot in Windows」を一瞬で呼び出せる「Copilotキー」も搭載。よりAIアシスタントが使いやすくなっている。たとえばキーを押して「週末に都心で行われる音楽系のイベントを教えて」と質問すると、該当するイベントを調べて教えてくれる。また、長い文章の要約やWebページの要約、メールの作成や画像生成などにも活用可能。仕事や趣味の効率化に役立てることができる。

04

AI機能でオンラインコミュニケーションが快適

Web会議やビデオ通話など、オンラインコミュニケーションのときに便利なのが、NPUを使ってカメラに映る映像を補正してくれる「Windows スタジオ エフェクト」。人物の背景だけをぼかしてくれたり、視線を相手の目を見ているように補正してくれるため、簡単によりよいコミュニケーションを実現できる。

また、Web会議などの際に家電の稼働音やタイピング音などの環境ノイズを抑えてくれる「AIノイズキャンセラー」機能も搭載。5億ものサンプルデータを学習したAIが声と環境ノイズを的確に識別し、ノイズだけを高精度に除去してくれるため、クリアな音声でコミュニケーションをとることができる。また、こちら側の音声だけでなく、相手側の音声もノイズを除去してクリアに届けてくれるので、うまく聞き取れなくて聞き返してしまうことも減らせるはずだ。

05

薄型&軽量&堅牢で持ち運びやすい

大きく見やすい14.0型液晶ディスプレイを搭載しながら、軽くて丈夫なマグネシウム合金ボディを採用することで、薄さ15.9mm、質量約899g(dynabook R7/R8の場合。dynabook R9は約1.05kg)という薄型軽量ボディを実現。

基準が厳しいことで知られるアメリカ国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した耐久テストも衝撃や振動、落下、温度変化など10項目をクリアしており、出先で使いたいときも気軽に持ち出すことができる。モバイルノートPCとしての使い勝手に優れるのも「dynabook R」シリーズの魅力的なポイントだと言えるだろう。

  • 粉塵(じん)を6時間吹き付け続けるテスト(MIL規格準拠)※写真はRシリーズではありません。

「dynabook Rシリーズ」についてはこちら

AIを体験できるイベントや各種キャンペーンも実施決定!

「dynabook R」シリーズは、さまざまな場面でAIを活用したい人にはピッタリの製品。長い実績と高い技術力に裏付けられた「dynabook」ブランドならではの完成度の高い1台だと言えるだろう。

Dynabook社では、世界初(※)のノートPC「dynabook」の誕生から35周年を記念し、さまざまなイベント・キャンペーンの開催を予定している。今回紹介した先進的なAIを体験できる場もあるので、興味のある人は参加してみてはどうだろう。 ここでは、チェックしておきたいイベントやキャンペーンをまるっと紹介しよう。

ダイナブック大作戦 in 秋葉原

ワークショップやトークショー、体験コーナーなどを通してAIを見て、知って、体験して、発見できるイベント。YouTubeなどで人気のインフルエンサーの指導のもと、AIを使った画像編集や資料作成、アイドル動画制作、楽曲制作などにチャレンジできる「AIゾーン」、歴代「dynabook」ラインナップが展示された「dynabook35周年ゾーン」、オリジナルグッズのプレゼントもある「縁日エリア」の3つに分かれている。 AI体験ワークショップには、著名な講師の方々が出演決定!

  • 伊沢拓司氏

  • KEITO氏

  • 扇田美紀氏

  • Norihiko氏

このほかにも、様々な講師が登場する。今回紹介した製品を含む現行モデルも展示されているので、本体のデザインやサイズ感などを自分の目で確かめるチャンスだ。

【開催概要】 イベント名称:ダイナブック大作戦 in 秋葉原
開催場所:ベルサール秋葉原(東京都千代田区外神田3-12-8住友不動産秋葉原ビル )
アクセス:「秋葉原駅」電気街北口徒歩3分(JR線)、「秋葉原駅」A3出口徒歩5分(つくばエクスプレス)、「秋葉原駅」2番出口徒歩6分(日比谷線)、「末広町駅」1または3番出口徒歩4分(銀座線)
開催日時:2024年8月9日(金) 11:00〜20:00
8月10日(土) 11:00〜19:00

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35周年ありがとうキャンペーン

【開催概要】
名称:35周年ありがとうキャンペーン
期間:2024年6月26日(水)〜9月30日(月)
応募条件:シャープの会員向けサイト「COCORO MEMBERS」に会員登録すること

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dynabook大感謝祭

【開催概要】
名称:dynabook大感謝祭
購入期間:2024年7月17日(水)〜10月31日(木)
応募期間:2024年7月17日(水)〜11月12日(火)
応募条件:期間中に対象製品を購入し、「COCORO MEMBERS」に会員登録すること

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インテル® Core™ Ultra プロセッサー搭載
Rシリーズ・RZシリーズを買ってAI機能付き編集ソフトを
手に入れよう!キャンペーン

【開催概要】
名称:インテル® Core™ Ultra プロセッサー搭載 Rシリーズ・RZシリーズを買ってAI機能付き編集ソフトを手に入れよう!キャンペーン
購入期間:2024年7月17日(水)〜賞品がなくなり次第終了
応募期間:2024年8月6日(火)〜賞品がなくなり次第終了
応募条件:期間中に対象製品を購入すること

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※ 1989年にA4サイズのノートPC「Dynabook J-3100 SS001」を発売。

[PR]提供:Dynabook株式会社