直進する風の力を用いて室内の空気循環を促す「サーキュレーター」。節電・省エネ 志向の高まりや、ステイホームを機に換気の重要性が叫ばれるようになったことで、需要が拡大し続けています。
しかし 、いざ家の中で使ってみると、大風量のサーキュレーターには運転音の改善を望む声もちらほら……。そんな中、家電メーカーのシャープは、大風量でありながら運転音を抑えたサーキュレーターを開発しました。
「パワフルなのにやさしい運転音」という、相反する良いとこ取りをかなえられたのは、フクロウの翼がヒントになったのだとか。今回は、企画担当者にお話を伺いながら、シャープのサーキュレーターの魅力に迫ります。
\この方にお話を伺いました/
和田 仁美さん
Small Appliances & Solutions事業本部プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 国内PCI商品企画部サーキュレーターは大風量にすると運転音が気になる……フクロウの翼をヒントに課題を解決!
羽根を回転させ、風を起こす家電といえば、これまで扇風機が一般的でした。実際、扇風機の所有率が約71.8%なのに対し、サーキュレーターは約28.5%。 ただ、サーキュレーター所有者のうち、約6割が過去3年以内に購入したとあって、最近になって徐々に普及率が上がっていることが見て取れます。※1 24年2月シャープ調べ。全国在住の20歳~69歳対象。調査対象者n=23,131。
※2 扇風機とサーキュレーターのファン市場において。シャープ推定値。
その要因のひとつが、ステイホーム時代の到来。 サーキュレーターによる換気が推奨され、一気に注目を集めました。
サーキュレーターは、直接風を浴びて涼む扇風機とは異なり、直進的な風で室内の空気を循環させるのが主な用途。エアコンの冷気や暖気を循環させ、素早く温度ムラを軽減し、節電や省エネに貢献してくれます。
こう聞くと、電気代が高騰している今、サーキュレーターを使わない手はないように思いますが、ある課題が以前から挙がっていました。それが「運転音」。
空気循環を目的に使用するサーキュレーターは、小さな羽根で直進的な力強い風を吹き出す必要があるため、モーターの回転数 は約1,800~2,000/分(扇風機は約800~900/分)にもなり、大風量タイプでは自ずと運転音が大きくなります。
■購入時の重視点 24年2月シャープ調べ。全国在住の20歳~69歳対象。サーキュレーター購入者n=5,834、複数回答。
■購入後の不満点 22年2月シャープ調べ。全国在住の20歳~69歳対象。サーキュレーター購入者n=75、複数回答。
そこでシャープは、運転音の抑制に乗り出しました。そのヒントになったのが、なんとフクロウ。自然をお手本に新しい技術を創出する「ネイチャーテクノロジー」が解決の糸口になりました。
フクロウは、無駄のない羽ばたきで羽音を抑えながら飛行します。その特徴的な翼の断面の膨らみを応用することにしました。 |
シャープはフクロウの翼を模した「ネイチャーウイング」を開発し、効率良く風を捉えることに成功したのです。風速を高める風路設計と、らせん状の風の流れを強めて広がりを抑える「らせん状ガード」を加えた3つの独自技術を駆使して「パワフルなのにやさしい運転音」を見事に実現しました。
30畳まで対応した大風量でありながら、最大風量でも運転音は49デシベル! |
家電公取協※では、環境省の資料を参考に、「騒音の大きさの事例」を定めており、50デシベルの場合は「普通の事務所の中」と定義されていますので、本機サーキュレーターは最大風量で運転しても事務所の中での会話を遮ることなく快適に過ごせます。
※(公社)全国家庭電気製品公正取引協議会
さらに、10段階ある風量切替を10から4まで下げると、運転音はほとんど気にならないレベルに。運転音は34デシベルで、「ささやき声(30デシベル)」程度。静かなので睡眠を妨げず、就寝時にも使えます。
※1 「風量7」の時:運転音44dB。
※2 「風量4」の時:運転音34dB。
*「風量最大」の時、運転音49dB。いずれも上下・左右首振りなし。
※3 空気循環適用床面積は、シャープ基準(風量)による目安です。環境により異なります。
しかも、「おやすみモード」に設定すれば、タイマーと連動して風量が段階的に風量を落としてくれるので、健やかな眠りの為の環境づくりをサポートしてくれることでしょう。
シャープは「ネイチャーテクノロジー」の力で、サーキュレーターが抱えていた長年の課題を見事に解決したのです。
こんなサーキュレーターを待っていた!使いやすさを追求した、一台で何役もこなす優れもの
こうして、満を持して発売されたシャープのサーキュレーターは「大風量なのにやさしい運転音」が自慢ですが、魅力はこれだけに留まりません。まず、上下140度、左右120度に首を振る3Dターンを搭載し、空気を攪拌します。なめらかに動く様子は、可愛らしいと評判です。
エアコンの風向や部屋の形状などで空気の流れは変わりますが、エアコンの風の流れに沿ってサーキュレーターで送風することにより、冷気や暖気を効率よく循環させることができるので、節電にもつながります。 |
羽根径18cmのコンパクトサイズで、重さは持ち運びやすい約2.6kg。狭いスペースでも置き場所を選ばず設置ができます。
例えば、夏場のキッチンは暑くて大変ですが、サーキュレーターでリビングに設置しているエアコンの冷気を循環させれば、心地良く料理ができます。 また、下向き50度までスイングできる特性を活かし、脱衣所の棚に設置すれば、お風呂あがりに頭からつま先まで風を浴びて涼めますよ! |
運転音や設置性にこだわった結果、コンパクトな扇風機としても便利に使えるようになりました。
さらに、部屋干しのシーンでは、力強い送風で洗濯物の乾燥をサポートしながら、シャープ独自の高濃度プラズマクラスターイオンが生乾きのニオイをしっかり消臭します。『プラズマクラスターNEXT』の搭載により、ペット臭や汗臭、加齢臭など様々な臭いにも高い消臭効果を発揮します。
そして、従来のサーキュレーターには「運転音」だけでなく、「ホコリがたまりやすく、掃除がしにくい」といった課題もありました。 当社のサーキュレーターは工具不要で分解ができ、前後のガードとファンを水洗いが可能、さらにファンには抗菌加工を施していますので長く清潔にご使用いただけますよ! |
試してみると、ガードを回すだけであっという間に分解できました。元に戻すのも簡単。
他にも、リモコンは操作部があるベースの上にマグネットでセット可能にしたり、どの部屋のインテリアにも馴染むスタイリッシュなカラーを採用したりしていますが、実使用を想定した「使いやすさ」をとことん追求してのことです。
「発売前から予約がさっ到した」と和田さんが教えてくれましたが、多くの人がこのようなサーキュレーターを待ち望んでいたのかもしれません。
「大風量&やさしい運転音」のサーキュレーターで、サステナブルで快適な暮らしを!
本体をよく見ると、ファブリック調のパターンが入っていますが、これは金型でデザインしています。「環境に配慮して、化学塗料を使用していない」とのことですが、節電や省エネにつながるサーキュレーターらしい工夫といえるでしょう。
「大風量なのにやさしい運転音」のシャープのサーキュレーターは、コンパクトで置き場所を選ばず、軽々と持ち運べるため、空気循環をはじめ、扇風機代わりや部屋干しまで、多彩な使い方ができます。サーキュレーターを活用し、ウェルビーイングな暮らしを始めてみませんか?
[PR]提供:SHARP