仕事の資料を作成したり、動画や音楽を楽しんだり、Webブラウザで調べ物やショッピングをしたり……。いまやPCは日常生活にもビジネスにも欠かせないアイテム。だからこそPCに含まれる個人情報や機密データの取り扱いには十分注意を払いたいですよね。ニュースで“情報漏洩”や“不正アクセス”などが報道されても、なんとなく「自分には関係ない」と思ってしまいがち。身近な問題として捉えている人は少ないのでは?

そんな状況に対して「個人情報が知らず知らずのうちに抜き取られているというケースは意外に珍しくないんです」と警笛を鳴らすのは、ウイルス対策ソフトやセキュリティソフトでお馴染みのマカフィー株式会社の青木さん。トラブルや危険を防ぐには“起こってから”ではなく“PC購入時”にきちんと対策を取ることが重要だと指摘します。

ここでは、“PCでできること”がかつてないほど広がった現在だからこそ考えておきたい、家庭や個人を守る“セキュリティ”の重要性と、アフターコロナでニーズに変化が見られる“PC市場の動向”について、セキュリティのプロであるマカフィー株式会社の青木大知さんとデル・テクノロジーズ株式会社のフォンタナ海さんにお話を聞きました。

  • マカフィー株式会社の青木大知さん(写真左)とデル・テクノロジーズ株式会社のフォンタナ 海さん(写真右)

用途によって異なるPC選びのポイント

ーーコロナ禍を経てPCの使い方に変化が起こりつつありますが、現在どのような製品が求められているのでしょうか。

コロナ禍ではオンライン授業やオンライン会議など、自宅でPCを使う機会が増えました。そのため持ち運びのしやすさよりは画面の大きさやパフォーマンスにフォーカスした製品が好まれ、従来のモバイルノートPCよりもちょっと大きめな14インチや16インチの市場が拡大しました。しかしコロナの5類移行に伴い行動範囲が広がってからは、再び持ち運びに適したノートPCの需要が高まってきています。


ただ、PCが使用されるシーンはコロナ前より確実に広がりましたよね。オンライン授業やオンライン会議は現在も利用されていますし、動画のストリーミングサービスを楽しむ人も増えました。


そうですね。年々、できるだけ大きな画面で、持ち運びができるPCが欲しいというニーズが高まってきています。デルの場合は、モバイルシーンでご好評をいただいているビジネスプレミアムモデル「XPS 13 Plus」のデザインを踏襲した13.4型のXPS 13(9340)と14.5型のXPS 14(9440)、16.3型のXPS 16(9640)の3モデルを発売して、そうした需要に対応しています。「XPS 14」と「XPS 16」はグラフィックスにNVIDIA RTXシリーズを搭載できるので、クリエイターさんなどのパフォーマンスが必要な方にも向いていますね。


「XPS 13 Plus」が登場したとき、その攻めたデザインに驚かされたので、ラインナップが拡大して選択肢が増えたのは嬉しいです!


持ち運ぶ機会が増えるとデザインの重要性も高まりますよね。XPSシリーズの場合は、表面にビーズブラスト加工を施したアルミ削り出しボディを採用して、質感の高さと堅牢性の高さを兼ね備えた製品に仕上げています。


内側も縁の枠がないフラットなキーボードや、パームレストとの境目がないシームレスなガラス製タッチパッドなどを搭載し、デザインのトーンを揃えて一体感を出しています。キーボード奥にファンクションキーとメディアキーに表示を切り替えられるバックライト付きタッチファンクションメディアキーが内蔵されているのも特徴です。


  • 左:日本語キーボード、右:英語キーボード

閉じたときだけでなく、開いたときの佇まいも美しいですね。


ご自宅だけでなく、オフィスでもカフェでも、どんな空間にも調和するデザインになっているのではないかと思います。本体カラーはプラチナシルバーとグラファイトの2種類あるので、好みや使い方に合わせて選んでいただきたいですね。


ーーPCを選ぶ際、画面サイズやデザイン以外にも押さえておきたいポイントはありますか?

やはりご自身の使い方に合ったPCを選ぶことが大切です。持ち運ぶことが多いなら本体が薄くて軽い方が負担も軽減されます。たとえば「XPS 13(9340)」の場合は前身の「XPS 13 Plus」から厚みが数mm薄くなっていて、質量も1.23kgから1.17kgに軽量化されています。手にとると違いを実感していただけると思いますよ。


思った以上に軽さを感じます。持ち運ぶ機会が多い人には嬉しいポイントですね。


もうひとつはパフォーマンスです。最近はAIがさまざまな場面で活用されるようになってきましたが、ローカルでAIを使うにはNPU(Neural Processing Unit)と呼ばれる専用のチップを搭載しているほうが高速に処理できます。今回発売したXPSシリーズは、そのNPUを内蔵した最新のインテル Core Ultra Hプロセッサーを採用しています。CPU自体の性能も高くてコア数も多いので、AIだけでなくマルチタスクやクリエイティブ用途でも快適に使えますよ。


XPS13 公式サイトはコチラ

AIというと、Windowsに搭載されている生成AIを活用した「Copilot in Windows」が思い浮かびます。会話形式で検索したり、文章を要約したり、テキストから画像が生成できて便利ですよね。


Copilotを多用する方でしたら、専用キーが搭載されたモデルを選ぶことをおすすめしたいですね。新しいXPSシリーズにもCopilotキーは搭載されていて、押すだけでポップアップが表示されるので、自分専用のAIアシスタントとして便利に使っていただけると思います。なおNPUが搭載されていると、Webカメラの撮影時に背景をぼかしたり、人物に自動でフレーミングを合わせたりできる「Windows Studioエフェクト」も使用可能。XPSはWebカメラも高解像度化されているので、オンライン会議のときの画質や使い勝手もこれまで以上にアップしていますよ!


  • XPSシリーズのキーボードに搭載されているCopilotキー

最近は各種サブスクに加入して動画や音楽などのコンテンツをノートPCで楽しむ人も増えてきましたね。


エンタメ用途でしたら、画面の綺麗さやサウンド品質にもこだわりたいところ。「XPS 13」の場合だと、BTOで3K+(2,880×1,800)の高精細なOLEDディスプレイも選択できます。色再現性が高いのでエンタメやクリエイティブ用途には特におすすめです。このほかグラミー賞を受賞したプロデューサーのジャック・ジョセフ・プイグさん監修のサウンドシステムにもぜひ注目いただきたいですね。ちなみに動画ストリーミングの場合、バッテリー駆動時間は「XPS 13 Plus」の14時間から18時間にのびています。出先でも電池持ちをあまり気にすることなく、たっぷり楽しんでいただけるはずです。


外でPCを使う際にはぜひセキュリティリスクに配慮していただきたいですね。特に最近はオンラインでの活動が増えていることもあって、従来のようなウイルス対策がメインのソフトではカバーしきれないリスクが増加しています。公衆Wi-Fiに接続したとき知らないうちに個人情報が漏れてしまうこともありますし、実在する銀行や運送会社を騙ったフィッシングメールに誘導されて偽サイトにアクセスして被害に遭うことも。それを避けるには、事前に対策を取ることが何より大切です。


おっしゃる通りだと思います。「XPS 13」には、そういったさまざまなセキュリティリスクに対応できる「McAfee +プレミアム」がバンドルされているので、ぜひ活用してほしいですね。


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問題に対処するとスコアがUP! ユニークなウイルス対策機能

ーー「XPS 13」には、セキュリティリスク対策として「McAfee+(マカフィ― プラス)」がバンドルされているとお伺いしました。これはどのようなセキュリティソフトなのでしょうか。

マカフィーが提供する家族・個人向けのセキュリティソリューションとしては、これまで「マカフィー® リブセーフ™」という製品がありましたが、7年ぶりに「McAfee+」としてリニューアルされました。マカフィー® リブセーフ™」の機能を踏襲しつつ、現在問題になっている新しい脅威に対応した保護機能や、よりパーソナライズ化された使用感をプラスした製品です。


  • 「McAfee+」が提供する総合的な保護対策

インストールした後の複雑な設定がほとんど必要なく、簡単に使い始められるのがいいですよね。それでいて、さまざまな脅威からPCをしっかり保護してくれるので、安心してオンライン活動をすることができます。


マンガでわかる「McAfee+」

その“さまざまな脅威”というのがポイントです。一昔前は、PCなどのデバイスに侵入してくるウイルスを防ぐ機能が主に求められていましたが、最近では、銀行やオンラインショッピングなどをブラウズする際に、悪の手からご自身のログイン情報、オンラインでの活動などを盗み取られることが心配なシーンが多いと思います。特に、外出時や旅行時などで公共Wi-Fiや喫茶店で提供される無料Wi-Fiに接続する際にはその心配は尽きません。セキュリティソフトにもそういった脅威から守ってくれる機能が求められています。例えばセキュアVPNは、銀行レベルの暗号化(AES 256-bit)技術の提供により、個人情報のやりとりやオンライン上での活動を他人に見られることを防ぎます。セキュアVPNは自動的にリスクがあるようなWi-Fi接続を察知し、自動的にVPN(暗号化)接続を試みます。また、50か国、5,000以上のサーバー拠点を利用するため、安全かつ接続スピードを担保したサービスを提供しています。 実際にご使用いただいている方からも使いやすさに定評をいただいています。お使いのデバイスすべての保護機能の設定を簡単に行うことができ、その上インストール後の設定がほとんど必要ないため、面倒な作業が発生しないのが良いとお声をいただきます。さらにさまざまなブラウザで利用できたり、インストールできるデバイスのOSが幅広かったりすることもお客様から反響がある内容のひとつです。


マカフィー製品に関するお客様の声

■定期的に製品機能が自動更新されるので、全く意識せずに最新版となり安心(ウェブ保護機能)
■ふいにサイトにアクセスした際に危険サイトの場合は警告が出て、未然に危険なアクセスを防げる
■ライセンスが無制限であるだけでなく、インストールできるデバイスのOSが幅広くて助かる(Windows/Mac/Android/iOS)
■パソコン起動時に自動的にスキャンが行われるため、安心してパソコンを使用できる
■インストール後の設定がほとんど必要ないのがいい(Windowsに対して)

「McAfee+」は、それに必要不可欠な保護機能を提供し、皆さんが安心してオンライン活動できるようにすることを目的として開発されています。


ーーどのような保護機能を提供しているのでしょうか。

大きく分けると「プライバシー」、「ID」、「デバイス」、「ファミリー」の4つに対して、総合的な保護対策を提供します。「プライバシー」はオンラインサービスのアカウントやSNSで使われている個人情報を守る機能です。公衆Wi-Fiをスキャンして安全性を評価したり、パスワードを管理したりする機能なども含まれます。「ID」は電話番号や保険証番号、クレジットカード番号などの漏洩や悪用を防ぎます。「デバイス」は従来からあるウイルスからの保護や、ファイアウォール、詐欺メッセージ対策などの機能。「ファミリー」は、マカフィーを使用されている方のご家族のオンライン活動まで、まるっとお守りする機能になります。


7年ぶりにリニューアルされた「McAfee+」をチェック!

家族全員が安心してオンライン活動できるのは嬉しいですね。


ーー具体的にはどのような機能があるのでしょうか。

マカフィー独自の機能としては「プロテクションスコア」があります。どのくらいセキュリティ対策できているかを“見える化”してスコアを出し、問題があればアラートで分かりやすく通知して対策を促す仕組みです。保護するデバイスを増やしたり、問題に対処したりすればスコアがどんどんアップしていきますよ。


ゲーム感覚で対策できるのはおもしろいですね! セキュリティソフトを導入しても、あまり機能を活用できていないケースって意外に多いと思いますが、これならスコアアップを目指してフル活用したくなりそうです。


もともとこのプロテクションスコア機能は「マカフィー® リブセーフ™」で導入されたものですが、今回リニューアルされてより使いやすくなりました。同様に「マカフィー詐欺メッセージ対策™」という機能もリニューアルしています。これはSMS(ショートメッセージ)をスキャンして危険なURLを検出し、疑わしい場合は通知してくれる機能です。たとえば、SMSで宅配業者を装った不在通知が届いた場合、そのリンク先が安全かどうかを事前に確認できます。もちろん、日本のURL情報にも対応しています。


荷物を待っているときだと、偽URLでも気づかず開いてしまいそうになるのでとても助かりますね。


「ID・個人情報モニタリング」も新しくなった機能です。個人の方のIDやメールアドレス、銀行口座番号、クレジットカード番号などの大切な情報がダークウェブに流れて悪用されていないかを監視します。類似ソフトが対応していない保険証番号まで監視できたり、メールアドレスや銀行口座などがそれぞれ最大10件まで監視できたりするなど、カバーできる範囲や件数が多いのがマカフィーの強みですね。


万一、情報が漏れてしまったときはどうなるのでしょうか。

その場合、対処方法や修復の手順をご案内する画面が表示されます。そのガイダンスを見てもどうすればいいのか分からない場合にマカフィーのサポートセンターにご連絡いただくと、専属のスタッフがステップごとに修復までご案内する「ID・個人情報復旧サポート」も設けています。


ーーいざ自分が被害に遭うと気が動転してしまいがちなので、専属スタッフが対応してくれるのは心強いですね。被害に遭わないのが一番ではありますが……。

そこでデータ侵害のリスクを減らす「オンラインアカウントクリーンアップ」というユニークな機能も搭載しています。米国の調査になりますが、現在インターネットユーザーが持っているオンラインアカウント数は平均で350もあるとか。その中にはアクティブなものもあれば、昔登録して今は使っていないものもありますよね。そうした古い未使用のアカウントを見つけて削除することができます。


言ってみれば、アカウントの断捨離ですよね。


ーーでもどうやってアカウントを削除するのでしょうか?

メールをスキャンしてアカウント登録に関するものを検出し、その使用頻度やデータ侵害のリスクなどを評価した上で「削除したらどうか」とアラートを表示します。不要であれば、アカウントを管理している会社のWebサイトに削除依頼のメールを送信するようアドバイスしてくれます。場合によってはアカウント登録ページのURLまで表示してくれるので手続きがスムーズですよ。


ただ、SNSのように似たようなサービスにいくつも登録して使い分けているものもありますよね。削除はしたくないけれど、それぞれ個別に管理するのは結構大変で……。


そういったケースに役立つのが「ソーシャルプライバシーマネージャー」です。InstagramやLinkedIn、YouTube、X(旧Twitter)、FacebookなどのSNSのプライバシー設定を一元管理できる機能です。今年の上半期のリリースになりますが、ユーザーの方のプロフィールなども設定できるようになる予定ですので、ぜひご期待ください。(2024年後半リリース予定)


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進化した「McAfee+」でより安心・安全なPCへ

個人情報の漏洩や不正アクセスなど、オンライン活動をする上で避けて通れないセキュリティリスクからユーザーを強力に保護してくれる「McAfee+」。現在のPCに求められる性能や機能を先取りしたデルの「XPS」シリーズなら、最初から同ソフトがバンドルされており、購入してすぐその豊富な機能を手に入れて活用することができます。より安心・安全にオンライン活動をしたいという人は、この機に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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