「仕事ができる人」と聞くと、身だしなみが整ったスタイリッシュな人をイメージするのではないでしょうか? そのような人が気を配っているのが腕時計です。ただし、社会人になって腕時計に憧れる一方、自分には合わないかも、選び方が分からない、使い続けられるか自信がない、そんな人も多くいると思います。
そこで、今回は若手社員と先輩社員の座談会から、腕時計を身に着けるメリットや便利な活用方法を見てみましょう。数あるセイコーの腕時計から、マイナビニュース編集部が若手社会人におすすめのモデルも紹介します!
座談会の前にマイナビニュース読者へ実施した、腕時計に関するアンケートの結果を紹介します。この結果から普段どんな人が腕時計を着けているのか、どんな理由で選んでいるのか、腕時計に対する認識が見えてきました!
普段から腕時計(スマートウオッチ等含む)を着けている人は全体の約6割という結果に。そして、腕時計を着けている人は仕事の日だけではなく、休日の外出時にもほとんどの割合で着けていることがわかりました。
外出時に腕時計を着けることが習慣になっている人が多いことから、1本目の腕時計には、オフの日の服装でも合わせやすいデザインのものが、より活躍する機会が多いということが見て取れます。
また、腕時計を選ぶ際に重視するポイントを聞いてみたところ、「デザイン」を重視するとの回答が60%を超えました。次いで「軽さ・重さ」が30%弱。ほぼ毎日身に着けるものであれば、着け心地が悪かったり、違和感があったりするのは避けたいものですね。
また、ストップウオッチなどの機能性を重視する人が約10%いたほか、ブランドや耐久性、防水性、見やすさ、国産かどうかを気にする人もいました。
座談会で、入社1・2年目の若手社員と20代後半の先輩社員を招き、ビジネスシーンにおける腕時計に求められるものや、腕時計を身に着けるメリット、ファッションで気を付けたいことなどをざっくばらんに語ってもらいました。
〇期待の若手社員と営業で活躍する先輩の3人が参加!
Tさん
4月で社会人8年目になるメーカー営業担当。学生時代は陸上競技部に所属し、今でもランニングなどの運動が趣味ですUさん
4月で社会人2年目になる人材系企業の営業担当。MLBが好きで、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平選手の大ファンですNさん
4月で社会人3年目になるM&A支援企業の営業担当。学生時代は野球に打ち込み、現在も各地の野球場によく観戦に行きます
――早速ですが、普段、仕事をするときにどんな格好をしているか、ファッションに関して職場で気を付けていることなどを教えてください。
私は、お客様に会いに行く仕事なので常にスーツスタイルです。最近ネクタイの着用が自由になりましたが基本的に着用していて、腕時計も普段から着けています。社会全体の傾向として、近年は服装について細かく言われることは少なくなってきていると思いますが、お客様に好感を持っていただくために身だしなみには気を配っています! |
私のクライアントは広告代理店で、服装は各社バラバラです。スーツの方もいれば、スウェットやパーカー、ジーンズの方もいます。このため、顔なじみになったクライアントに行くときは、できるだけ先方に合わせた服装を選んでいます。内勤の日は比較的ゆるめの服装で、腕時計は着けていません。アクセサリーやネイルは相手に合わせることはあまりなく、派手になりすぎないよう気を付けています |
私も内勤の日はオフィスカジュアルで、少しくだけた格好です。反対に、お客様へ会いに行く日は必ずスーツで決めて、スイッチを入れて行くようにしています。先方が経営者なので、上から下まで全部見られていると思いながら気が付くところはすべて気を付けていますね。 |
私が清潔感を保つために気を付けていることは、まず“爪”ですね。営業職はお客様に見積書や提案書を出すときに手を添えて差し出します。自分が思っている以上に手の周りは見られていることが多いので、爪が整えられているなど清潔感のある手元に気を配っています。 |
ヒゲは私も注意されたことがあります。コロナ禍での入社だったので、普段からマスクを着けているからバレないと思ったのにすぐ気づかれました(笑) |
私は上長が優しく……注意されたことはありませんが、清潔感や寝癖などはさすがに普段から気を付けています |
すごくタイムリーなのですが、ちょうど今日身だしなみについてお客様に注意されました。最初に訪問したお客様が喫煙者で、私のスーツにもにおいが移ってしまって……。その後にお茶の専門店のお客様に商談に行ったら、注意されてしまいました。お客様は私が喫煙者ではないことは知っている方でしたが、香りや味わいを大事にするお客様を訪ねる場合、よりにおいのケアはしなければいけないと反省する出来事でしたね |
そんなことがあるなんて! 勉強になります |
――アンケートでは仕事で腕時計を着けている人の多くが、オフの日も着けているとの結果が出ていました。皆さんは腕時計を仕事や日常でどのように使っていますか?
私は腕時計が好きなので休日でも着けています。平日はすっきり見やすい三針タイプ、休日はカジュアルな服に合わせてスポーティなデザインのダイバーズウオッチと、オン・オフで使い分けています |
私もNさんと同じです。趣味のランニング時はストップウオッチ機能付きのランナーズウオッチを着けています。仕事で腕時計を着ける時にはストップウオッチ機能は重視していないですが、このあたりは仕事の内容や趣味によって変わってくる部分だと思いますね |
私は腕時計を持っていなくて、「社会人になったタイミングで欲しいな」と思いながら1年経とうとしています。スマホは充電が切れたら見られなくなるし、商談中にさり気なく確認するのも難しいですよね |
商談中、スマホだと時刻確認があからさまになってしまうので、気分を害する方もゼロじゃないかなと。業種によっては、仕事中にスマホをロッカーに入れておかないといけない場合もありますし、時刻確認には腕時計が一番です |
商談に行くときに腕時計がないと不安になりますね |
ノートPCを広げている時は画面の右下を見て時刻を確認できますが、ノートPCを広げられない時や会食でお店に時計がないときなどに困った経験がありました。腕時計があるとやっぱり便利ですよね? |
時刻の確認はもちろんですが、会話の糸口として話題になるので重宝しますよ。仕事柄、経営者の方によくお会いしますが、ほとんどの方は腕時計を着けていますから。そういう方々は時刻の確認より、社会人の身だしなみとして身に着けていることが多い印象です。腕時計の話で盛り上がることも多々ありますね |
私も、陸上競技をやっていた学生時代から愛用している「SUPER RUNNERS」というデジタル式のランニングウオッチをお客様が着けていることに気付いた場面があります。この腕時計を着けている人は、走るのが好きなはずだと思いランニングの話題を振ったところ、すごく盛り上がって仲良くなり、商談がスムーズに進んだことがありました |
――腕時計を選ぶ時はどのようなところを重視しますか?
時刻確認を重視するなら、文字盤が大きいものが見やすいです |
手を洗うときに水が掛からないか心配しなくて良い、防水機能付きがほしいと思っています |
安心感がほしければ、国産ブランドかどうかもポイントですね |
メイドインジャパンは、品質が保証されていて、国産の腕時計を着けていると好印象につながることが多いです |
万が一の故障時も、修理窓口が多くてすぐ対応してもらえるのがうれしいですよね。海外ブランドだと窓口が限られていたり、修理に時間が掛かったりする場合もありますから |
私、海外製の靴を修理しようとしたときに似たような経験があります…… |
腕時計に限らないのですが、私は何か購入するときはまずネットで探して、候補のモデルがどこで売っているのか調べます。そこから専門店や百貨店で現物を確認して購入しています。メタルの反射具合や文字盤の色など、ネットの画像と現物では印象が違うこともあるので |
私も現物を店頭で見て探しますね |
欲しくなってきました……お給料と相談しながら調べてみます! |
3人の話からも分かるように、いざ「腕時計が欲しい」と思っても、自分に似合ってオン・オフいずれも使えるモデルはなかなか見つけにくいもの。そこで仕事を始めたばかりの新社会人や、そろそろ中堅のポジションも視野に入ってきた20代後半の若手社会人向けに、おすすめのモデルを紹介します。
クラシカルな雰囲気とスポーティな印象で間違いのない1本
セイコー プロスペックス SPEEDTIMERは、セイコーの計測機器に対する高い実用性と時刻を正確に視認できるデザイン哲学をコンセプトにしたコレクション。ケース径は39.0mm。
本格的なアウトドアでも活躍する「プロスペックス」ブランドの1本。白の文字盤に黒を組み合わせた、通称“パンダ”モデルは王道で人気のデザインです。正面と側面で丁寧に磨き分けされたケースも好印象
クールで個性的なデザインが魅力
セイコー 5スポーツは、日本製メカニカルムーブメントを搭載したカジュアルウオッチ。多様な価値観が飛び交う現代を象徴する“5つのスタイル”をコンセプトに、多彩なコレクションを展開。「SBSA001」はその中でもアクティブなシーンを意識した1本。ケース径は42.5mm。
50年以上の歴史あるセイコー 5スポーツのDNAを受け継ぎつつアップデートさせた1本。大きく立体的な目盛りやルミブライト(蓄光塗料)により、暗所での視認性も確保しています。アウトドアレジャーから普段使いまで幅広く活躍しそうです
落ち着きを演出できる洗練デザイン
セイコーセレクション Sシリーズは流行に左右されないスタンダードなデザインに特化した、腕時計選びが初めての人でも安心して選べるシリーズです。
SBTM323は「STANDARD LINE」のソーラー電波モデル。文字盤は黒にシルバーの立体的な目盛りで、極めて視認性の高いデザインです。ケース径は39.5mm。
普遍的なデザインのソーラー電波時計。サファイアガラスには、光の反射を抑えることで文字盤の視認性を向上させる「スーパークリア コーティング」を施しています
SWFH126は、ケースの曲線が美しいトノー型(樽型)モデルです。さりげなくピンクがあしらわれている文字盤は12時と6時だけローマ数字を使用したエレガントなデザインです。ケースサイズは縦35.2mm×横25.0mm。
シンプルで上質なデザインが魅力のモデル。ソーラー電波時計であることに加え、日付を確認できるデイト表示も付いており、実用性も兼ね備えています
ワンランク上のスタイルが叶う、大人気コラボモデル
人気セレクトショップ「nano・universe」とのコラボレーションモデル。ヴィンテージ感溢れる角型ケースを採用し、エレガントで繊細なイメージのローマ数字や上品にきらめく文字盤が特徴です。ケースサイズは縦28.4mm×横18.9mm。
色ガラス入りりゅうずなどnano・universeらしいアクセントをきかせたモデル。時分針は長い葉のようなリーフ型にすることで、柔らかい印象に仕上がっています
アクティブなシーンでも活躍するスタイリッシュな1本
シンプルデザインのチタン製ソーラー電波モデル
機能・品質・デザインのトータルバランスが良い1本
清潔感のある白文字盤が魅力のソーラー電波モデル
「nano・universe」とコラボしたヴィンテージテイストウオッチ
腕時計はフォーマルなスタイルのアクセントとしてお洒落に活用できるだけでなく、ビジネスでも優秀な“武器”になることが、アンケートや座談会を通して伝わったのではないでしょうか。多くの経営者が腕時計を着けているというコメントも、仕事のできるビジネスパーソンを目指す上で注目のポイントと言えそうです。
セイコーウオッチでは、3月1日から全国の対象店で、新生活フェア「セイコーでスタート2024」を開催中。身に着けているだけで自分の気持ちを引き締め、信頼感も高めてくれる魅力的な腕時計が豊富に揃っています。フレッシュな気持ちで迎えたい春こそ、自分に合った腕時計を探してみてはいかがでしょうか?
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