仕事をする上でPCは欠かせない。しかしプライベート用のPCと異なり、ビジネスPCの選択には堅牢性、セキュリティ、薄型軽量、長時間駆動など、おのずと求める要件は高くなるだろう。そんなすべての要素をしっかりと抑え、ビジネスPCに最適と噂なのが……「LG gram」だ。
今回はLGエレクトロニクス・ジャパンにて、パソコン、モニター、プロジェクターなどの日本市場向けIT製品の導入、展開を担当するITプロダクトディレクターの朴 哲淳(パク チョルスン)氏に、その理由について詳しく聞いてきた。
LG gramは、なぜビジネスPCに適しているのか?
―――はじめに、「LG gram」とはどのような特徴のPCなのでしょうか。概要を教えてください。
LG gramは“軽さ”をコンセプトにしたPCですが、長時間バッテリーに大画面と、バランスのよい作りです。LG gramを展開して10年ほどになりますが、同様のノートPCはないと自信を持っています。
日本のビジネスパーソンは電車での移動が多く、それ以外でも会議や打ち合わせなどで社内の移動も頻繁にあるため、ノートPCが軽いことは重要です。その反面で、軽さのために性能を犠牲にするのはよくありません。
LG gram はほとんどのモデルがインテル® Evo™ プラットフォームに準拠しており、高い性能を保証しています。それだけではなく、14型のモデルで最大37時間、17型のモデルで最大27時間のバッテリー駆動が可能*と1日中安心してお使いいただけます。
*記載されている駆動時間はJEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.2.0)による測定結果です。使用する環境、使用状況、周辺機器の接続状況等に応じて大きく変わります。
*計測方法については、こちらをご参照ください。
また、大画面であることも大きな特徴です。モバイルノートというと持ち運ぶことを重視して、11型や12型などコンパクトな画面を搭載した製品が多いですが、ベゼル(PCの縁)が広く本体サイズのわりに画面が小さかったり、軽くても厚みがあったりします。
LG gramでは薄さに加えて、ベゼルを極限までスリムにし、本体サイズいっぱいの大画面を搭載しています。また、薄くてもUSB Type-C、USB Type-A、HDMI出力などビジネスに必要なポートもしっかりと搭載しています。
―――大画面だけど軽い、という相反する要件をしっかり満たしたPCがLG gramなのですね。
それだけではありません。OS面でも特徴があり、Windows 11 Proを標準搭載しているんです。
一般的に会社からPCが貸与される場合はWindows 11 Proが搭載されていると思いますが、個人事業主の方や会社の経費で社員の方が各自で新規購入する場合は、自分でPCを選ぶ必要があります。しかし、家電量販店などに置いているPCは家庭での利用を想定したPCがほとんどのため、Windows 11 Homeが中心です。
ですが、実際は家電量販店にPCを買いに行くということは、今すぐ仕事で必要だからというケースも多いと思います。もちろんビジネス用向けPCは通販でも購入できますが、手元に届くまでにそれなりの時間がかかります。それまで仕事ができないという状況は非常に困ってしまいますよね。LG gramは家電量販店でも販売していますので、“今すぐWindows 11 Pro搭載PCが必要”という人のための製品でもあるのです。
気になるセキュリティ面は……独自機能や海外サポートなど充実
―――ビジネスPCとして使用するとなると、セキュリティ面を気にされる方も多いと思います。LG gramではどんな工夫がされていますか。
いくつかありますが、まず1つは「LG Glance by Mirametrix®」です。これは離席時の自動画面ロック機能や、画面を見ていないときに画面をぼかす機能、背後に人がいるとき画面上に警告を表示するなどのセキュリティ対策機能。例えば、カフェなどでトイレのため席を離れるときに自動的に画面をロックまたはオフにしてくれたり、背後から誰かが画面を覗いていると画面にぼかしが入ったり警告が表示されるので、安心して作業に集中できるでしょう。
また、液晶モニターを接続しているとき、目線が外れている画面側がぼやけるようにもなっています。あとは万が一、盗難に遭ったときにはメールで通知する「セキュリティガード」という機能も備わっていますよ。
2つ目が海外サポートまで保証している点です。PCは出張や旅行などで海外に持ち出すこともありますが、国内のみの保証がほとんどです。そのため、海外でもしPCにトラブルが起きたとき、国内で解決する時よりも費用や時間がかかってしまったり、そもそも修理を受け付けてもらえないといったリスクがあります。
しかしLGでは、アメリカやヨーロッパ、アジアをはじめ21カ国でサポートを行っており、製品購入後1年以内もしくは製造年月基準で15カ月以内の自然故障の場合、無償で修理が可能です。
*詳しくはこちらをご確認ください
このほか、ハードウェアTPM(Trusted Platform Module)によってセキュリティ性を高めています。仕事をするうえで、出張先やカフェなど会社以外のネットワークに接続する場面もあると思いますが、どうしても情報流出の危険性があります。しかし、TPMによって暗号化されたデータを復号化するための鍵はデータとは別で管理されるため、もしネットワークを通じてデータが盗まれてしまっても内容を見ることはできません。
―――海外サポートまでカバーしているのは魅力的ですね。ちなみに、LG gramはどんな環境で働く方におすすめのPCだと思われますか。
コロナ禍ではリモートワークで働く方が多かったですが、現在ではリモートワークを続ける会社もあれば、出社を求める会社もあります。そのため、これからは場所にとらわれず、“どこにいても同じ仕事ができる”デバイスが必要になります。高性能で持ち運びしやすく、画面も大きく、コストパフォーマンスもよい。欠けている点がない、というのを目指して開発したのが最新のLG gramです。BYOD(私物のデバイスを業務にも使用すること)を導入している企業の方にもおすすめですね。
“どこでも高いパフォーマンスで仕事がしたい”というニーズの増加
―――実際に導入しているお客様からの反響はいかがですか?
現在、Windows Proを搭載したLG gramは本体サイズを14型、17型の2種類用意しています。 14型のモデルは、モバイルPCの標準的な画面サイズということもあって、企業の一括導入のご相談を多くいただきます。海外プロジェクトが多い会社では、高性能で持ち運びしやすいという理由で選ばれていますね。
一方で17型のモデルは、これまで小さい画面のモバイルPCを使われていた方が作業効率アップのために選ばれるケースが多いですね。リモートワーク中心の時期は、自宅で液晶モニターに接続して作業できたので小さい画面のPCでもよかったのですが、現在は外出先で使う機会が増えて、どこでも高いパフォーマンスで仕事がしたいというニーズから、注目が集まっているようです。テンキーもあるので、Excelをよく使う方にも人気ですね。ほかにも、液晶モニターを置くスペースはないけど、なるべく大画面のPCがほしいという、病院での利用に選ばれたこともあります。
―――家電量販店などでも取り扱いがあるので、実物を見てから自身のニーズに合ったものを検討するというのも良さそうですね。
そうですね。ヨドバシカメラなどの大手家電量販店はもちろん、地方のPCショップなどでも取り扱いがあるので、ご検討中の方は一度足を運んでみていただけるとうれしく思います。
ほかのメーカーではWindows 11 Homeが中心なのでProがほしい場合は別途オーダーが必要になったりと、その場で購入できないケースが多くなります。また、Windows 11 HomeはWindows 11 Proに有償でアップグレード可能ですが、PCの購入とは別に費用がかかってしまうと、その費用分は会社の経費として処理できないという場合もあります。
そういう点からも、LG gram ビジネスモデル のようにWindows 11 Proが標準搭載しているのは強みです。また、LGのオンラインショップでも購入可能ですが、家電量販店なら販売員さんのアドバイスを聞けるので、色々と相談しながら決めたい方にも安心ですよね。
―――最後に、読者の方に一言お願いいたします。
世の中には軽い製品は数多くありますし、性能だけを見ればGPUを搭載した数十万円の製品がありますし、大容量バッテリーを搭載している製品もあります。しかし、それらをすべてハイレベルでそろえ、国内、海外でのサービスも充実しているのがLG gramなのです。トータルバランスに優れたビジネスモバイルPCをお求めでしたら、ぜひ一度お手に取っていただけますと幸いです。
働き方が多様化する中で、より柔軟に、そしていつどこにいても快適に仕事ができる環境を整えることは、企業としても非常に有効な手立てだ。導入の選択肢として、LG gramはビジネスPCの最適解と言えるだろう。ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
[PR]提供:LGエレクトロニクス・ジャパン