「最高のゲーミング環境」を整えるのには何が必要だろう……? もちろん高性能なグラフィックボードやCPUを搭載したゲーミングPCは不可欠だけど、キーボードやマウスなどの周辺機器もダイレクトな操作に重要なパーツだ。

―――しかし今回、ゲーミングPC環境を「完成」させるための最後のアイテムとして強く推したいのが、20段階で画面の曲率を変更できる、42型有機ELテレビ「LG OLED Flex」だ。

  • LGエレクトロニクス・ジャパン「LG OLED Flex」437,800円

「曲げられる有機ELパネル」により、高速リフレッシュレートや圧倒的な映像美だけでなく、どんな距離にも適した、包み込むような没入感を実現する「LG OLED Flex」の優位点をレビューしていこう。

「LG OLED Flex」とは?

「LG OLED Flex」でゲームをするメリット

01 湾曲テレビ

「LG OLED Flex」最大の売りは曲率を変更可能な「湾曲テレビ」。平面から曲率900Rまで20段階で曲率を調整できるので、画面までの距離、表示するコンテンツに合わせて自由に設定可能。湾曲画面には映像への没入感を高めるだけでなく、目から画面中央と画面端の距離が近づくことにより、焦点距離の差が少なくなるため、目の疲れを低減するというメリットもある。目の疲労を抑えることで、対戦ゲームの勝率向上も期待できるわけだ。

【動画】リモコンの「曲率ボタン」を押すことにより、あらかじめ設定した曲率に変更可能。自分の手で動かす必要はないし、自分好みの曲率を素早くに再現できるわけだ

  • 上が平面、下が曲率900R。LGエレクトロニクスは2013年に世界初*55インチの曲面OLEDを発表以来、技術開発を進めており、本商品もその技術力が活かされている
    *自社調べ

曲率を変更するために用意されているのが「マジックリモコン」の「曲率ボタン」。このボタンをプッシュしていくと、「標準」から「曲率モード1」、「曲率モード2」……などと切り替わっていく。曲率は自身の好みで設定可能(例:「標準」「モード1(50%)」「モード2(100%)」など)。また、「ユーザーモード」を有効にすることで自由な曲率に微調整できる(20段階)。

また大型テレビとしては珍しく、高さは140mm、チルト(前後角度調整)は前10度~後ろ5度の間で調整可能だ。画面の曲率、高さ、角度を好みに合わせて、とことんこだわれるわけだ。

  • 曲率ボタンには「標準」、「曲率モード1」、「曲率モード2」があり、曲率モード1と2には異なる値をユーザー自身で割り当てられるほか、「ユーザーモード」を有効にすることで、手動で曲率を調整可能だ

  • リモコンの「曲率ボタン」を押すたびに、「標準」、「曲率モード1」、「曲率モード2」と切り替わる。「矢印ボタン」の左右でも切り替え可能

  • 左が最大、右が標準の高さで、140mmの範囲で調節可能。最大まで上げればテレビ台なしにスマートに設置できる

  • チルト(前後角度調整)は前10度~後ろ5度の間で調整できる。デスクの上などに設置した際に、座高に合わせて適切な角度に変更可能だ

  • スタンドにはLEDが内蔵。緑、赤、紫、青、白の5つのライティングモードから選択できる

02 有機EL

有機ELならではの画質面のメリットはもはや言うまでもない。本製品にはLG独自の映像エンジン「α9 Gen5 AI Processor 4K」と最先端映像アルゴリズムを組み合わせた「OLED evoテクノロジー」が採用されており、従来の有機ELテレビよりも高輝度、高純度で、明暗比に優れた映像を表示可能。

Intertekの認証を取得しており、色再現性も折り紙付き。FPS、TPS系のゲームにおいて暗いフィールドで戦っていても、より早く敵を発見し、撃破できるはずだ。

  • Intertekの認証を取得しており、正確な発色が確保されている

  • 従来の有機ELテレビよりも高輝度、高純度の映像を表示可能。画面を湾曲させなくても、没入感を得られる

  • このように明暗差の大きい画像、映像では、自発光による「締まった黒」という有機ELの真骨頂が発揮される

もちろんAI機能も実装。表示コンテンツに応じて映像の鮮明さや解像度の向上を図る「AI映像プロ」、テレビ周辺の明るさやコンテンツに合わせて暗部の輝度を調整する「AI輝度設定」、動画タイプに応じて最適な画質に自動調整する「AI映像ジャンル選択」、再生コンテンツに応じてバーチャル7.1.2サウンドを提供する「AIサウンドプロ」などの機能が搭載されている。

ただし、「AI映像プロ」と「AI映像ジャンル選択」は、著作権で保護されたコンテンツでは利用できない点には留意してほしい。

  • 「AIサービス」は「機器設定」から設定が可能

詳しくはコチラから

PCゲームで重宝する独自機能”を多数搭載

「LG OLED Flex」にはPCゲームで重宝する独自機能が多数搭載されている。

まずは「画面サイズ調整」機能。42インチクラスの大画面ではゲームへの没入感が向上するが、FPSやTPSをプレイする際にはすべての領域に目が行き届かなくなり不利となる。そこで本製品では42インチだけでなく、32インチ、27インチの画面サイズを用意。画面全体を一目で見られる適切なサイズでゲームをプレイできるわけだ。

また、「マルチビュー」機能を利用すれば、ゲーム画面と一緒に、スマホやタブレットなどからの画面を一緒に表示可能。つまりゲームをプレイしながら、攻略サイトや動画などをチェックできるわけ。ゲーム上達や攻略に役立つこと間違いなしだ。

  • 42インチ、32インチ、27インチの画面サイズを選択可能。PCやゲームの解像度を変更する必要はない

  • 左がPCから表示しているゲーム画面、右がタブレットからAirPlay経由で表示しているブラウザ画面。ゲームをプレイしながら、操作方法などを公式サイトでチェックできる

ゲームプレイ時にゲーミングヘッドセットを利用している方は多いと思うが、「LG OLED Flex」には実用最大出力40Wのスピーカー(フロント×2[20W]、ウーファー×2[20W])と、エコーキャンセリングマイクを内蔵している。

スピーカーから再生されるゲームの背景音を小さくし、ボイスチャットの声を明瞭に伝えることで、ゲーミングヘッドセットなしにストレスなくボイスチャットが可能だ。長時間ゲームをプレイしても、耳が蒸れることなく快適さが続くわけだ。

  • スタンドにスピーカーが、本体下部にマイクが内蔵されている

インタフェース、ワイヤレス通信機能もゲーミング仕様。搭載されている4つのHDMI端子はすべて4K/120Hzに対応しており、接続したすべての機器で最高解像度、最大リフレッシュレートの恩恵を受けられる。

また無線LANはWi-Fi 6対応なので、ストリーミングゲームも低遅延で楽しめる。各端子は左右に向いているのも、ケーブルを抜き差ししやすい。使い勝手は良好だ。

  • 左側面にはPC接続用のUSB Type-A×1、HDMI入力(4K@120Hz)×4、USB入力×2、右側面には光デジタル音声出力×1、LAN回線×1、BS・110度CSアンテナ入力×1、地上デジタルアンテナ入力×1、IRブラスター×1を装備。またスタンド右側面には3.5mmヘッドフォン端子×1、USB入力×1が配置されている

なんらかの事情でゲーミングPCを利用できない場合もご安心あれ。「Apps」からはクラウドゲームサービス「GeForce NOW」を「LG OLED Flex」にインストール可能で、1,600本以上のゲームをストリーミングでプレイ可能だ。「基本プレイ無料タイトル」も用意されているので、ぜひインストールしておこう。

  • 「Apps」には「GeForce NOW」以外にも、無料で遊べるゲームが配信されている

ゲーミングPCらしいUIのユーティリティーが「ゲームオプティマイザ」。ゲームに関わる設定項目が、ゲーム、映像、音声の3つにカテゴリー分けされており、一括コントロールできる。項目名もゲームの設定画面で見慣れたものなので、ゲーマーならすぐに使いこなせるはずだ。

ゲーミングPCを接続した際にぜひ活用したいのが「スイッチングハブ」機能。PCと「LG OLED Flex」を付属のUSBケーブルで接続しておけば、「LG OLED Flex」に接続したキーボード、マウス、ヘッドセットをPCとテレビで共有できる。

接続先の切り替えはスタンド下部の「スイッチングハブボタン」でOK。まるで「LG OLED Flex」をディスプレイ一体型PCのような感覚で利用できるわけだ。

  • 「●●●ですべてを使用する」ボタンを押せば、3つのUSB機器とテレビのマイクをまとめて切り替えられる

今年はLG初のOLEDテレビが発売されてから10周年という節目の年だ。LGはOLEDパネルを自社で製造し、自社でテレビ、ディスプレイを販売。ゲーミングディスプレイも人気が高いが、一部OLED搭載テレビも2020年に発売した一部製品から4K@120Hzに対応しており、家庭用ゲーム機だけでなく、ゲーミングPC用ディスプレイとしても注目を集めていた。

実は筆者自身も2台のLG製4K@120Hz対応OLEDテレビを購入し、デスクトップPCと、「PlayStation 5」に接続してゲームを楽しんでいる。「LG OLED Flex」にはOLEDパネルをケアするための「OLEDケア」機能が搭載されており、画面の焼き付き(前に表示していた映像の残像が残っている状態)を防止し、より安心して利用可能となった。このあたりの「安心機能」は、10年のLGエレクトロニクスの技術力が活かされていることは間違いない。

詳しくはコチラから

「Wo Long」で4K@120Hzならではの高解像度・高速グラフィックを確認

さて最後に「LG OLED Flex」でゲームをプレイした感想をお伝えしよう。今回プレイしたのは、コーエーテクモゲームスの「Wo Long: Fallen Dynasty」。本作のPC版は、解像度は4K、フレームレートは120fpsに対応しており、「LG OLED Flex」の真価を発揮できる人気タイトルだ。

今回はCPUに「AMD Ryzen 9 5960X」、グラフィックボードに「NVIDIA GeForce RTX 3090」を搭載した自作PCで「Wo Long」をプレイしてみたが、移動シーンでのフレームレートを「MSI Afterburner」で計測したところ100~120fps前後。「LG OLED Flex」で緑ボタンを5回連打することで表示される「VRR Information」でも、100~120Hz前後と表示された。

42インチで4K(3,840×2,160ドット)のサイズと解像度は申しぶんなく、120Hzのリフレッシュレートにより「Wo Long」のようなハイフレームレート対応のゲームでは動きが実に滑らかだ。また0.1msの応答速度により、激しく戦闘シーンでも残像感はほとんど体感されない。

  • 今回のPCでは、移動シーンでのフレームレートでは4K(3,840×2,160ドット)でフレームレートは100~120fps前後に達した。「LG OLED Flex」の最大リフレッシュレートは120Hzなので、「Wo Long」の最大フレームレートに対応可能だ

  • 複数のキャラクターが画面上に入り乱れる戦闘シーンではフレームレートが100fpsを切ることもあるが、個人的には十分な滑らかさだと感じた

なお、今回は「Wo Long」をデフォルトの設定のままでフレームレートを計測したが、「グラフィック設定」の「設定タイプ」で「最軽量」を選択することで負荷を軽くしたり、「グラフィック設定」の「解像度スケーリング」で超解像技術「DLSS」(Deep Learning Super Sampling)を有効化すれば、4K120fpsで動作可能だ。

そして「LG OLED Flex」で「Wo Long」をプレイして強く実感したのは、「湾曲モニター」の圧倒的な没入感。画面から1メートル前後まで近づいてプレイすると、まるで美しいゲームグラフィックに包まれるように錯覚する。距離に合わせて適切な曲率に自由に変更できるのは、一般的な湾曲モニターに対する「LG OLED Flex」の大きなアドバンテージだ。

  • 「Wo Long」の背景グラフィックは幻想的。「LG OLED Flex」でプレイすると、まるで吹きすさぶ風を頬に感じられるようなほどの臨場感だ

  • 「Wo Long」に登場する敵は普通の人間だけではない。超人的な武将や異形の妖魔なども襲いかかってくる。中国武術の神髄を究めた流麗な剣戟で迎え撃とう

結論:「LG OLED Flex」なら、最高のゲーム環境を叶えてくれる

「LG OLED Flex」は、42インチの大画面、4K(3,840×2,160ドット)の高解像度、最大120HzのリフレッシュレートというPCゲームに求められるハイスペックを満たした上で、曲率を20段階で調整可能。湾曲モニター自体は珍しくはないが、曲率を変更できるという点がやはり大きなメリットだ。

  • 大画面、高解像度、ハイリフレッシュレート、可変湾曲モニターの「LG OLED Flex」はゲーミングディスプレイとしてもピッタリ!

また単に大画面というだけでなく、FPS/TPSをプレイする際には「画面サイズ調整」機能で32インチ、27インチと手頃なサイズに変更したり、2画面表示機能も利用できるなど使い勝手も申しぶんない。「LG OLED Flex」はPCゲーミング環境を完成させる最後のピースとして、非常に魅力的な選択肢だ。

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[PR]提供:LGエレクトロニクス・ジャパン