高速CPU&GPU、144Hzディスプレイを搭載した万能な17.3型ゲーミングノートPC「G-Tune E7」実機レビュー

マウスコンピューターは17.3型ゲーミングノートPC「G-Tune E7」を発売した。本製品は6コア12スレッドのCPU、レイトレーシング対応GPUを採用し、リフレッシュレート144Hzの17.3型ディスプレイを組み合わせたゲーミングノートPC。ハイパフォーマンスなCPUとGPUならではの高品質な3Dグラフィックスを、滑らかなディスプレイで表示可能だ。

また17.3型という大画面により、FPSでは索敵が有利となり、MMORPGでは没入感が深くなるのも見逃せないポイント。今回、本製品の実機を借用したので、基本スペック、使い勝手、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。

マウスコンピューター「G-Tune E7」208,780円(税込)～
CPUは「Core i5-11400H」、GPUは「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を採用している

CPUに第11世代(Tiger Lake)の「Core i5-11400H」を採用

「G-Tune E7」の標準構成モデルは、OSに「Windows 11 Home 64ビット」、CPUに第11世代(Tiger Lake)の「Core i5-11400H」(6コア12スレッド、2.70～4.50GHz)、ディスクリートGPUに「NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を採用。メモリは16GB(DDR4-3200、SO-DIMM、8GB×2、最大64GB)、ストレージは512GB(NVMe Gen3 x4接続)を搭載している。

ディスプレイは17.3型フルHDノングレア(144Hz、LEDバックライト、1,920×1,080ドット)を採用。ディスプレイ上部には100万画素Webカメラとデュアルアレイマイクが内蔵されている。

インタフェースは、Thunderbolt 4(背面×1)、USB Type-C 3.1(右側面×1)、USB Type-A 3.0(左側面×1)、USB 2.0(左側面×1)、HDMI(背面×1)、Mini DisplayPort(背面×1)、microSDメモリーカードスロット(右側面×1)、有線LAN端子(右側面×1)、3.5mmヘッドセット端子(左側面×1)、マイク入力(左側面×1)を用意。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(11ax)とBluetooth 5をサポートする。

本体サイズはW396.9×D264.5×H25.4mm、重量は約2.59kg。48Whのリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており(Battery reportで確認)、バッテリー駆動時間は約5.5時間とうたわれている。

もちろん、マウスコンピューターのノートPCなので、購入時にきめ細かくカスタマイズが可能。メモリは16GB/32GB/64GB、SSDは512GB/1TB/2TB、HDDはなし/1TB/2TBなどから選べる。また本体と合わせて、キーボード、マウス、マウスパッド、スピーカー、ヘッドフォン、Webカメラ、ディスプレイなどの周辺機器も購入でき、予算に合わせて望み通りの一台に仕上げられるわけだ。

本体天面にはハイパフォーマンスを示す「G-Tune」ロゴが掲げられている
本体底面からは大型冷却ファン2基とヒートパイプが見える。開口部が広いので冷却効率が高そうだ

本体前面(上)と本体背面(下)。背面にはHDMI×1、Mini DisplayPort×1、電源端子×1、Thunderbolt 4×1が用意されている
本体右側面(上)と本体左側面(下)。右側面にはmicroSDメモリーカードスロット×1、USB Type-C 3.1×1、有線LAN端子×1、左側面にはセキュリティーロックスロット×1、USB Type-A 3.0×1、USB 2.0×1、マイク入力×1、3.5mmヘッドセット端子×1が配置されている