インタフェースは、USB Type-C 3.1(左側面×1)、USB Type-A 3.0(左側面×1)、USB 2.0(右側面×2)、HDMI(左側面×1)、D-Sub(左側面×1)、SDメモリカードリーダー(前面×1)、マイク入力(右側面×1)、ヘッドセット(右側面×1)、ギガビット(10/100/1000)LAN(背面×1)と豊富に用意されている。

注目ポイントはUSB Type-C 3.1がUSB Power Deliveryに対応していること。同梱されているACアダプタも小型軽量だが、USB Power Delivery対応のACアダプタを用意すれば充電環境をスマホやタブレットと共用できる。出張時に携帯する荷物を減らせるわけだ。

ちなみに、マウスコンピューターのBTOメニュー内にはUSB PD 65W対応 AC充電器も用意されている。

【価格例:USB PD 65W対応 AC充電器(重さ約215g/寸法約55x58x28mm) ¥2,980 ⇒ 詳しくはこちら

  • 本体天面。おなじみのチーズロゴのみが印刷されたシンプルなデザインだ

  • 本体底面

  • 本体前面と本体背面。本体前面にはフルサイズのSDメモリカードリーダーを配置。デジカメのデータなどを手軽に取り込める

  • 右側面にはヘッドセット、マイク入力、USB 2.0×2、光学ドライブトレイ、セキュリティーロックスロット、左側面には電源端子、ギガビット(10/100/1000)LAN、D-Sub、USB Type-C 3.1、HDMI、USB Type-A 3.0を用意

  • DVDスーパーマルチドライブはDVD、CDの再生、書き込みなどが可能。映画や音楽鑑賞に重宝する。よほどの理由がないかぎりは搭載モデルを購入しよう

17.3型の大画面、テンキー付きのフルサイズキーボードで使い勝手良好

mouse F7のディスプレイは17.3型でフルHD。今では13.3型で4Kのディスプレイを搭載しているノートPCも存在するが、本機でもディスプレイの表示スケールを100%に設定していれば文字の情報量として不足はない。もちろん画面に目を近づければ文字のジャギー(ギザギザ)を視認できるが、それよりも大画面の利便性が勝ると思う。映画やYouTube動画を鑑賞する際も、解像度の細かさよりも画面が大きいほうが迫力を感じられるはずだ。

キーボードはテンキー付きの104キー仕様で、キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmを確保。一般的なノートPCよりもキーストロークが深めで、キーボード面も一定の剛性が確保されている。またテンキーはEnterキーから間隔を広げて配置されているので、誤入力しにくい。やや打鍵音は大きめだが、フルスピードでタイピングできるキーボードだ。

  • ディスプレイの表面処理はノングレア(非光沢)。照明などの映り込みはほとんど気にならない。発色は基本的にニュートラルだ。輝度は公表されていないが、個人的には40%の明るさでも常用できると感じた

  • ディスプレイの表示スケールはデフォルトで100%に設定されている。そのため、これ以上文字を小さく表示することはできない。4K表示が必要なときはHDMI端子に外部ディスプレイを接続しよう

  • ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクが内蔵

  • キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mm。Enterキーとテンキーは少し間隔を広げて配置されているので、誤入力しにくいキーボードだ

  • 強く押せばたわむが、普通にタイピングしているかぎり気にならない。キーストロークが約1.8mmと深いこともあり打鍵感も良好。ただし打鍵音はパタパタと少し大きめだ

  • タッチパッドの面積は実測約110×62mm。操作性を重視してクリックボタンは独立式を採用している

  • mouse F7のタッチパッドはWindows 10の「高精度タッチパッド」に対応。Windows 10のジェスチャーをすべて利用できる