スマートフォンの国際的なリーディングカンパニーとして知られるファーウェイ。スマホ以外にもタブレットやPC、スマートウォッチなど幅広いラインナップを展開しているが、いずれも性能の高さだけでなく、使い勝手のよさにこだわって開発されているのが大きな特徴だ。
なかには「こんなこともできるの!?」と驚くような機能も。機種にもよるが、たとえばスマホの場合、なんと画面に触れずにスクロールしたり、スクリーンショットを撮ることができる。実はファーウェイ製品には、ほかにも知っていると便利な小ワザが盛りだくさんなのだ。
今回は、そんなファーウェイ製品ならではの隠れた機能を、動画を交えながら詳しく紹介していこう。(※)
※紹介する機能は機種によって非対応の機能もあるのでご注意。詳細は公式HPへ!
触れずに操作できる魔法のような「エアジェスチャー」
ファーウェイのスマホといえば、カメラ機能をはじめとするスペックの高さを思い浮かべがちだが、それだけにあらず。さまざまな独自機能が搭載されており、直感的かつスマートに操作できる使い勝手のよさも大きな魅力のひとつだ。
なかでもユニークな機能が「エアジェスチャー」。これは名称から推測できるように、画面に直接触れずとも手をかざしてジェスチャーするだけでスマホ画面を操作できるというもの。『HUAWEI Mate 30 Pro 5G』や『HUAWEI P40 Pro 5G』など、前面カメラ部に専用センサーが搭載された機種で利用できる。スマホを充電台やスタンドに置いていたり、水仕事をしていて濡れた手で触りたくないときなどにとても便利だ。
デフォルトではオフになっているので、使用するにはまず「設定」→「ユーザー補助機能」→「ショートカットとジェスチャー」→「エアジェスチャー」で「エアスクロール」と「グラブショット」を有効にしておこう。※『HUAWEI P40 Pro 5G』の場合
あとは、アプリの画面などを表示した状態で前面カメラ部に手をかざし、手招きするように手を上下に動かすと画面をスクロールできる。また手のひらを開いた状態からグッと握り締めるとスクリーンショットを撮ることが可能。慣れればとても快適に操作できる。
スマホが赤外線リモコンになる! 「スマートリモコン」
『HUAWEI P40 Pro 5G』のように赤外線ポートを備えたモデルには、「スマートリモコン」というアプリがプリインストールされている。これを使えば、各デバイスのリモコンをひとつにまとめて操作できる“学習リモコン”としてスマホを利用できる。
リモコンで制御するデバイスを登録するには、まずアプリを起動して「+」ボタンをタップし、TVやエアコン、DVDプレーヤー、プロジェクターなどのデバイスタイプを選択。続いて一覧からメーカー名を選び、画面の指示にしたがってボタンが動作するか試していけばOK。プリセットにない場合は、手動で操作信号を記憶させることもできる。
使いたいデバイスのリモコンが自分の手元から遠くに置いてあり「取りに行くのがめんどくさい……」なんてときに、手元のスマホ1台でさまざまな機器をコントロールできるようになるのでとても便利だ。
没入感がすごい! イヤホンで立体的なサウンドを楽しめる「3Dオーディオ」
音楽好きには嬉しいことに、ファーウェイのスマホには「音」にこだわった機能も搭載されている。それが「Huawei Histen サウンド効果」。コンテンツや好み、イヤホンの種類に合わせて最適なサウンドを楽しむことが可能だ。
同機能はイヤホン使用時に自動的に有効になる。デフォルトではコンテンツに合わせてサウンド効果を最適化する「自動」が選択されているが、ほかにも広がりのある音場を楽しめる「3Dオーディオ」、臨場感のあるサウンドを楽しめる「ナチュラル」、消費電力を抑えて再生時間をのばせる「標準」などの選択肢がある。
また「ヘッドセットタイプ」で、カナル型やインナーイヤー型、オーバーイヤー型などからタイプを選ぶことで、手持ちのイヤホンにあったサウンドに調整することも可能。『HUAWEI P40 lite 5G』や『HUAWEI nova lite 3+』などのヘッドホンジャック搭載端末を使用していて、ファーウェイ製イヤホンを持っている場合は、そのイヤホンのモデルを指定してサウンドを最適化することもできる。
こうしたサウンド機能のなかでも効果が分かりやすいのが「3Dオーディオ」だろう。3D音場の深度をシミュレートして音を立体的にしてくれるため、まるで自分がスタジオやライブ会場にいるような没入感のあるサウンドを手軽に楽しむことができる。製品の付属のイヤホンでもはっきりと効果が分かるので、購入したら一度は試してみてほしい。
まだある!便利なスクショ撮影方法
エアジェスチャーに対応した『HUAWEI P40 Pro 5G』の場合、手かざしやAndroid標準機能(電源ボタン+音量小ボタンの長押し)以外にもスクリーンショットを撮影する方法が用意されている。それがナックル(指関節)ジェスチャーだ。
画面を指関節で2回ノックすることで、簡単にスクリーンショットを撮影できる。指と指関節をどう区別しているのか不思議だが、今回試した限りでは指でのダブルタップと誤認識されることもなくスクリーンショットを撮れた。
ナックルジェスチャーでは、画面全体のほかにも画面の一部を指定してスクリーンショットを撮ったり(部分スクリーンショット)、スクロールしてページ全体をキャプチャ(スクロールショット)したりすることもできる。部分スクリーンショットの場合は画面をノックしたあと、そのまま指関節を離さずキャプチャしたい範囲を囲めばOK。スクロールショットの場合はノックしたあと指関節で「S」の字を描けばページ全体をキャプチャできる。Webページを画像で保存したいときなどに、特に重宝する機能だ。
ちなみに、残念ながらこの「ナックルジェスチャー」はファーウェイの全製品に搭載されている機能ではなく、『HUAWEI P40 lite 5G』や『HUAWEI nova lite 3+』などのエントリーモデルや、タブレット、PCでは利用できない。しかし心配はご無用。これらの機種でもAndroid標準より手軽にスクショを撮影する方法が用意されている。それが「3フィンガースクリーンショット機能」だ。
手順はすごく簡単。3本指で画面の上から下にスワイプするだけでOK。ノートPC『HUAWEI MateBook X Pro』の場合は、その際に画面の一部を指定したり、ウインドウを指定したりすることもできる。便利なのでぜひ活用していただきたい。
スマホのお引っ越しも楽々!データ移行ツール「Huawei Phone Clone」
新しくスマホを購入したときに頭を悩ませるのが、旧機種からのデータ移行。ファーウェイのスマホには、その手間を最小限に抑えて楽々お引っ越しできるアプリ「Huawei Phone Clone」が標準搭載されている。ファーウェイ端末同士なら別途ツールを用意しなくても、標準機能だけで手軽にデータを移すことができる。
また、古い機種がファーウェイ端末以外の場合でも心配いらない。Android版とiOS版のアプリが無償で配布されており、自分の端末にあった方をインストールして使用することが可能だ。
移行の手順も非常にシンプル。まず、新旧それぞれの端末でアプリを立ち上げたら、その端末が古い方なのか新しい方なのかを選択する。古い端末の画面にQRコードが表示されるので、それを新しい端末でスキャンする。これで両端末がワイヤレスで直接接続される(あらかじめモバイルネットワークやWi-Fiに接続しておく必要はない)
あとは、古い端末で新しい端末に移したいデータを選択し、「転送」をタップしてしばらく待てばOK。端末や電波の状況、データ量などにもよるが、たいていの場合は数十分もあれば引っ越しが完了するはずだ。
PCにスマホ画面を表示して操作できちゃう「Huawei Share」
ファーウェイのスマホ端末は、同社のノートPC「MateBook」シリーズやタブレット「MatePad Pro」シリーズと連携するための機能「Huawei Share」に対応している。これを使うと、ドラッグ&ドロップで手軽に画像や動画、ドキュメントファイルなどを転送して共有することができる。
それだけでなく、端末によってはノートPCやタブレット上に端末画面を表示して操作する「マルチスクリーンコラボレーション機能」を使うことも可能だ。これらの大きなディスプレイでスマホのアプリを操作できるのは思った以上に快適。とくにメモ帳やメールなどはノートPCやタブレットのキーボードやタッチパッドが使えるため文章作成が捗ってとても便利だ。
最新のファーウェイ製品で快適なライフスタイルを
ここまで紹介してきたように、ファーウェイ製品にはほかにない便利な機能が数多く搭載されている。もちろん、基本性能も充実しているので、スマホやタブレット、PCを使ってやりたいことをスマートに実現することができるはず。ここでは、そんなファーウェイ製品の最新モデルをピックアップして紹介するので、ぜひチェックしてみてほしい。
クリエイティブに使える最高峰タブレット
『HUAWEI MatePad Pro』
デジタルシネマ規格のDCI-P3をカバーする広色域・高輝度ディスプレイを搭載したハイスペックタブレット。約4.9 mmのスリムベゼルデザインを採用しており、コンパクトながら約10.8インチという画面サイズを実現している。
「Huawei Share」にも対応しており、一部のファーウェイ製スマホの画面をディスプレイ上に表示して操作することも可能だ。もちろん、「3フィンガースクリーンショット機能」や「Huawei Phone Clone」などの便利な機能も搭載している。
このほか、約1,300万画素のアウトカメラと約800万画素のインカメラ、約7,250mAhの大容量バッテリーなども搭載。本体カバーにもなるスマートワイヤレスキーボードや、マグネットで本体にくっつき、そのまま充電も可能なワイヤレスペンなど、オプションも充実している。
スマホ連携も容易なハイエンドモバイルPC
『HUAWEI MateBook X Pro』
サンドブラスト加工が施された上質なメタルボディに、3,000× 2,000(px)のタッチ対応高解像度フルビューディスプレイや第10世代インテルCore i7プロセッサー、NVIDIA GeForce MX250などを搭載したハイエンドモバイルノートPC。
スマホと手軽に連携できる「Huawei Share」に対応しており、ドラッグ&ドロップでファイルを転送したり、ディスプレイにスマホ画面を表示して操作したりすることができる。
厚さ約14.6mm、質量約1.33kgという薄型軽量ボディにもかかわらず56Whの大容量バッテリーを搭載しており、最大13時間の連続ビデオ再生が可能(※) 。指紋センサーが内蔵された電源ボタンやキーボード上部の格納式カメラなど、セキュリティやテレワークに役立つ機能も搭載されている。
※バッテリー動作時間は、ファーウェイラボで、ディスプレイの輝度レベルを150 nitにした状態でのテストに基づいています。 実際のバッテリー動作時間は、PCの設定と使用方法によって変わります
エアジェスチャーに対応したフラグシップモデル
『HUAWEI P40 Pro 5G』
流麗なフォルムの筐体に、ドイツの老舗光学メーカーLeicaと共同開発したクアッドカメラなど非常に高い性能を搭載したフラグシップモデル。
今回ご紹介した、画面に触れず手をかざして操作できる「エアジェスチャー」や、指関節でスクリーンショット撮影ができる「ナックルジェスチャー」、「スマートリモコン」などに対応しており、さまざまな生活シーンで便利に活用することができる。
カメラ機能にはAI技術を利用した「HUAWEI Golden Snap」が搭載されており、表情やポーズを解析して複数撮影した中からベストショットを選んでくれたり、被写体以外の通行人(最大2人)やガラスに写り込んだ光などを消して、理想的な写真に仕上げることができる。
IP68の耐水・防塵設計、約4,200mAh(15.54Wh)の大容量バッテリーなど、基本性能ももちろん充実している。
5G対応なのにリーズナブルな『HUAWEI P40 lite 5G』
今話題の次世代高速モバイル通信規格の5Gに対応した、税抜3万円台の良コスパモデル。
「Huawei Histenサウンド効果」機能に対応しており、没入感のある「3Dオーディオ」を楽しむことができる。また、「3フィンガースクリーンショット機能」や「Huawei Phone Clone」などの便利な機能も搭載している。
機能面も非常に優れており、超広角からマクロまでをカバーする最大約6,400万画素のAIクアッドカメラや、ベゼルレスの大型パンチホールフルビューディスプレイ、約4,000mAh(14.8Wh)の大容量バッテリーなどを搭載。さらに、30分でバッテリー残量を約70%まで充電できる超急速充電など、スマホを手放せない現代人にとって頼もしい機能も搭載している。
[PR]提供:ファーウェイ・ジャパン