ファーウェイ・ジャパンが発表した約6.39インチAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」は、背面にトリプルレンズカメラを備えた同社のフラッグシップモデルとなるスマートフォンだ。3つのレンズはHUAWEIではおなじみとなった、ドイツの老舗カメラメーカー「Leica」との共同開発によるもの。
もともとカメラには定評のあるHUAWEIのスマートフォンだが、今回のHUAWEI Mate 20 Proはさらなる進化を遂げているという。
今回、写真家である澤 圭太氏にHUAWEI Mate 20 Proを実際に使っていただいた。プロをもうならせたHUAWEI Mate 20 Proの実力を写真と共にじっくりご覧いただこう。
写真家も舌を巻くトリプルレンズ
写真家の澤氏を驚かせたのはHUAWEI Mate 20 Proのレンズスペックだ。
HUAWEI Mate 20 Proはドイツの老舗カメラメーカー「Leica」と共同開発したレンズを3つ搭載しており、「広角」「超広角」「中望遠」という異なる画角をカバーしている。一眼カメラでレンズ交換しているような感覚でそれぞれの画角を切り替えることができるのだ。
中でも澤氏が注目するのが「超広角レンズ」である。
澤氏:「これはリフトに乗りながら撮った写真なのですが、周りの景色をかなり広く入れ込んで写すことができています。これだけ広い範囲を1枚に収められるのはHUAWEI Mate 20 Proの超広角レンズならではです」
さらにHUAWEI Mate 20 Proのレンズにはもうひとつの特徴がある。それが、被写体に2.5cmまで近寄ってもピントの合った写真が撮れるマクロ撮影機能だ。
澤氏:「花にここまで寄って撮影することができるのは驚きました。写真表現の幅が一気に広がります」
澤氏:「超広角かつ寄って撮れることで広角マクロという表現が可能になります。たとえばこの写真は雨の日に車内から外を写したものですが、ギリギリまでガラスに寄ることで雨粒を大きく強調し、なおかつ外の建物を1枚の写真に収めてダイナミックに表現することができました」