社会人がひとり一台ノートPCを持っていることが当たり前になりつつある。仕事もプライベートも関係なく、PCが身近である現代で多くの人が悩んでいることがあるのではないだろうか。

そんな悩みの一つとして、
「最近ノートPCの動きが遅くてイライラ……。なにか改善方法はないかな……」 という悩みを持つ人がいるのは間違いないだろう。

そんな人にオススメな打開策を紹介しよう。それは、HDDをSSDに換装すること。しかし、「換装」というと何やら難しそうだと尻込みしていないだろうか。実は、作業的にはそれほど難しくない。わずかな手間で大幅なパワーアップが期待できるSSDを導入して、PCを新しくしたかのような快適さを手に入れよう。

  • シリコンパワーSSD:S55

▼そもそもHDDとかSSDって何?

パソコンには、データを処理する際に使用するメモリ「RAM」のほかに、データを記録しておくための記録装置がある。記録装置の中で最も広く使われているのが「ハードディスクドライブ(HDD)」だ。

▼HDD「ハードディスクドライブ」とは
高速で回転する金属の板に磁気でデータを記録するタイプの記録装置

デスクトップ機で使われる3.5インチタイプと、ノートPCで使われる2.5インチタイプなどがある。容量あたりのコストも安く、パソコンの起動ディスクや記憶媒体として広く使われてきた。

しかし、落下や振動に弱く、読み書きの速度も現在の水準からは比較的遅くなってしまっている。そんなHDDを置き換えるものとして、近年急速に勢力を伸ばしているのが「ソリッドステートドライブ(SSD)」だ。

▼SSD「ソリッドステートドライブ」とは
SSDは回転するディスクではなく、USBメモリやスマートフォンのストレージなどと同じフラッシュメモリを使っており

・振動や衝撃に強い
・消費電力が少ない
・読み書きが高速

上記の特徴がある。

特に読み込み速度はハードディスクより数倍高速で、システムやアプリの起動、ファイルの読み込みなどは劇的に高速化する。それでいながら、パソコンから見ればHDDと同じように使える。

SSDはHDDと比べると容量が低めだが、現在は数百GBクラスのSSDも安価に入手できるようになっている。システムや各種アプリ、写真などのデータを保存するメインストレージとしても十分実用的だ。 実際、市販のPCでも上位モデルにはSSDを採用するものが増えている。

▼パソコンの性能を向上させるには……?

パソコンの性能向上は、演算処理を行う「CPU」、グラフィック処理を行う「GPU」、データ処理のワークスペースとなる「RAM」(メモリ)、そしてデータを保存する「記録媒体」の4つが影響する。

CPUとGPUは効果が大きいが、交換が難しい。RAMも容量の上限があったり、作業内容によってはあまり改善幅が大きくない。 一方記録媒体はデータの読み書きだけでなく、RAMが足りないときに一時的に記録媒体にデータを置く「仮想メモリ」の処理にも関わってくるため、高速化すればシステム全体の反応がよくなる。

ちなみに、PlayStation 4やXbox Oneといった据え置きゲーム機でもSSDは効果的だ。換装することで、本体やゲームのロード時間などが短縮できる。 基本的な接続などはPCと同じなので、PCと同様に交換できるが、交換はあくまで自己責任になり、保証対象ではなくなるので、くれぐれも注意して作業しよう。 また、PlayStation 4の場合、USB接続の外付けSSDでも高速化が可能となっている。