昨今、働き方改革により、社員全員が1カ所のオフィスに1日中座っているという光景の方が珍しくなってきた。外を飛び回る営業担当でなくても、サテライトオフィスや自宅、打ち合わせの合間にコワーキングスペースで仕事することも当たり前になっているのだ。

そうなると必要になるのがノートPC。スマートフォンやタブレットでも、高機能化とアプリの充実により、ある程度の作業はできるようになってきているが、やはりエクセルや画像の編集はタッチ操作だと効率が悪い。安心してすべての作業をこなせるのはWindows PCなのだ。

ノートPCは会社から支給されるが、自宅で作業することも多いというのであればプライベートユースでも活用できるデスクトップがおすすめ。やはり、大画面液晶とハイパワーPCの快適さは圧倒的。オフィスソフトもサクサク動き、仕事も捗る。もちろん、プライベートでゲームや動画を楽しむのも問題なしだ。

著者:柳谷智宣(やなぎや とものり)
フリーランスライター

デジタルガジェット好きのIT・ビジネス系ライター。タブレットPCはSurface Pro、タブレットは新iPadを普段使いしている。高齢者向けインターネット詐欺被害を抑止するためのNPO法人デジタルリテラシー向上機構の理事も務める。


新生活といえば、4月をイメージするが、実は暑さが落ち着いてくる秋は、転勤や異動、結婚式シーズンなどで、同じく新生活が始まるタイミングでもある。そんな第2の新生活を機に、PCも新調したいと思う人も少なくないはず。

ただ、パソコンを選ぶときに重要となるのは、“価格だけで選ばない”ということ。もちろん、安いにこしたことはないのだが、スペックをきちんと見ないと、快適に操作できずに銭失いになりかねない……。

そこでまずは、どんな状況で使うことが多いのかを考えよう。

頻繁に外出先に持って行くなら、携帯性を重視すべきなので、液晶ディスプレイのサイズは11.6~13.3型から選びたい。

ストレージやメモリはそれほど重視しなくてもいいのだが、CPU(※)は要チェック。

▼CPUとは……
人間の体で表すと、頭脳の部分にあたります。例えばコンピュータに対し私たちが何かを指示(キーボードで文字を打ち込んだり等)を出したとします。すると、まずはここに司令が行き、その後私たちの司令どおりの動作が行われるのです。つまり、この性能によりデータの処理速度が変わります。

ホームページを見たり、メールを送受信する程度であれば、コストパフォーマンスのよい「Celeron」でOK。ワードやパワーポイントなどを使うのであれば、ミドルクラスの処理能力は欲しいところなので、「Intel Core i5以上」を選びたい。

ホームユースなど据え置きで使うことが多いなら、操作性を考えて14~15.6型のディスプレイサイズがおすすめ。

それ以上のサイズのノートPCもあるのだが、外に持ち出す可能性があるなら、15.6型までにしておいた方がいいだろう。15.6型でも重さは2kg以上になるので気軽に持ち運ぶことはできないが、その分ハイパワーと大画面の快適な環境が得られる。

例えば、遠方への出張や実家に1週間帰省する際、いろいろと仕事もこなさなければならないというなら、画面の小さいモバイルノートだと効率が悪い。持ち運びには苦労するかも知れないが、大画面ノートでストレスを減らす手もあるのだ。

ホームユースでしか使わない、というならデスクトップPCがおすすめ。やはりノートPCではあり得ない大画面で作業できるのは快適だ。

さらにゲームをするなら、ゲーミングPCを選ぶのもおすすめ。最近の3Dゲームのクオリティは感動モノ。そして3Dゲームが動くスペックのPCであれば、どんなビジネスソフトもサクサク動く。自宅で仕事をするのも快適そのものだ。

<パソコン選びのおさらい>
ポイントは……どんな状況で使うことが多いのかを考えること!

【ディスプレイの大きさなら……】
外へ持ち運びが多いなら、11.6~13.3型をチョイス
自宅使用がメインなら、14~15.6型をチョイス
※15.6型までならいざとなったら持ち運びできる!
【CPUなら……】
ホームページを見たり、メールを送受信する程度なら、「Celeron」
エクセル、パワポなどのオフィス系を使うなら、「Core i5以上」

新生活で使いたいノートPCを選ぶポイントを紹介したが、言葉で伝えてもなかなかイメージがしにくいと思う。

そこで、上記で紹介した内容を踏まえて、マウスコンピューターの製品から選んでみることにしよう。もちろんニーズによってイチオシ製品は異なるので、一例として参考にしてほしい。

ここではニーズ別に紹介していこう。

モバイルで使うことが多いならコンパクトな
「m-Book Jシリーズ」

m-Book Jシリーズ
商品名:m-Book J350SN-S2
Web販売価格8万4,800円(税別)

出張先や移動中の喫茶店、打ち合わせの合間のコワーキングスペースなど、外出先でPCを使うことは多い。そんな人には、画面の大きさとモバイル性を考慮した13.3型がおすすめ。価格も抑えたいところだが、CPUの処理速度も重視したいところ。

となると、Core i5以上をチョイスしたい。そこでぴったりなのが、「m-Book J シリーズ」のCore i5モデル。まずは試してみた感想から伝えていこう。

▼レビューコメント
モバイルノートとしては、1.5kgあるので持ち運びが軽いわけではない。しかし、一度起動してしまえば、13.3型フルHDとそこそこ大きいディスプレイで作業できるのは快適だ。
また、視野角は広めで色も綺麗に表示。ノングレア液晶なので、蛍光灯などの映り込みも低減されている。キーボードはフルサイズで、ストロークも1.5mmあるので打ちやすく、タイプ音も静かなので、ビジネスで使うPCには最適だ。価格も84,800円と安価なのが嬉しい。

上記でも記載したが、この製品のポイントをまとめると以下となる。

<m-Book J シリーズのいちおしポイント>
・液晶ディスプレイは、13.3型ながらフルHD解像度ディスプレイを搭載
・CPUは、Core i5-8250U最新の第8世代を採用しパワフル
・メモリは8GB、SDDを採用し処理速度も高く容量も十分
・バッテリーの駆動時間は、8時間以上
・価格は、8万4,800円~とお手ごろな値段設定

  • このモデルであれば、ビジネスマンのほとんどが使用するであろう、Microsoft Officeのようなソフトもサクサク動作する。また、バッテリーが8時間が持つので、ヘビーな使い方をしない限り、ACアダプタを持ち出す必要もない

もし、がっつりと外出先で長時間利用したいときは、BTO(※)を活用しプラス6,800円で14時間以上利用可能な大容量バッテリーを追加するのもいいだろう。

▼BTOとは……
Build To Order」の頭文字をとった略称で、いわゆる受注生産のことを指します。BTOのメリットは、自分の予算にあわせて、メモリやSSDの容量を大きくしたり、上記のように構成を選択できる点が魅力です。
商品名(型番) m-Book J350SN-S2
ディスプレイ 13.3型 フルHDノングレア (1,920x1,080)
CPU Core i5-8250U
メモリ 8GB
SSD 240GB
グラフィックス Intel UHD グラフィックス 620
OS Windows 10 Home 64ビット
サイズ W324×D234×H25.0mm(折り畳み時/突起部含む)
重量 約1.5kg
バッテリー駆動時間 約8.1時間

マウスコンピューター/m-Book_J

出張先での仕事もホームユースも余裕の高性能ノートPC
「m-Book K シリーズ」

m-Book K シリーズ
商品名:m-Book K690XN-M2SH2
Web販売価格:11万9,800円(税別)

自宅でも利用するなら大画面とグラフィックスにこだわりたい。最新ゲームをしないという人でも、動画再生や3D機能を使うアプリのために最低限のグラフィックス機能は搭載している機種を選びたいところだ。そこでおすすめなのが、「m-Book K シリーズ」。

▼レビューコメント
使ってみてすぐにわかるのが、その処理速度。何をするにもキビキビ動き、ノートPCらしからぬスピードでウィンドウが開く。余計なロスがなく、作業に集中できて効率アップ間違いなし。
動画編集やゲームなどでCPUやグラフィックスをフル稼働させると冷却ファンの音が聞こえるが、通常使用時であればほぼ聞こえない。喫茶店で事務作業する際にもまったく気兼ねしなくて済む。また、こちらもディスプレイはノングレア液晶なので、画面への映り込みが少ない。キーボードはテンキー付きのフルサイズで、キーピッチも1.8mmと深く、しっかりとタイピングできる。

<m-Book K シリーズのいちおしポイント>
・液晶ディスプレイは、15.6型のフルHD解像度ディスプレイを搭載
・CPUは、最新のCore i7-8750Hを採用、6コア/12スレッド仕様(※)
・メモリは16GB(8GB×2)、256GB M.2 SSDと1TB HDD(※)の両方を採用
・グラフィックスは、GeForce MX150と十分な性能を備える
・価格は、11万9,800円~とコストパフォーマンスが高い

  • 「m-Book K690XN-M2SH2」は大画面&ハイパワーが魅力

    「m-Book K690XN-M2SH2」は15.6型の大画面&ハイパワーが魅力。ブラック基調のシャープなデザインがカッコいい

この性能であれば、動画再生や3D映像視聴、画像編集なども快適に行えるし、少々古いゲームや負荷が軽めのゲームならプレイできるパワーを備えている。最新のゲームや3D映像を編集するのでなければ、コストパフォーマンスの高い自宅向けノートPCといえるだろう。

  • もちろん、Microsoft Officeなどのビジネスソフトもサクサク動く。2.4kgとやや重いので気軽なモバイルには向かないが、どこでもオフィスでの作業環境(デスクトップPC)に匹敵する快適さで仕事できること請け合いだ!

  • 右側面にはUSB3.0端子、USB2.0端子、マイク端子、ステレオヘッドフォン端子を備える

    右側面にはUSB3.0端子、USB2.0端子、マイク端子、ステレオヘッドフォン端子を備える

  • 左側面には電源端子、有線LAN端子、VGA端子、HDMI端子、USB3.1端子(Type-C)、USB3.1端子(Type-A)、マルチカードリーダーを備える

    左側面には電源端子、有線LAN端子、VGA端子、HDMI端子、USB3.1端子(Type-C)、USB3.1端子(Type-A)、マルチカードリーダーを備える

▼SSDとHDDとは……
SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)ともに、データなどの読み書きを行う記憶装置です。これらが大容量であるほど、多くの情報を保存できます。それぞれの特徴として、--SSD:読み書きが早い、HDDに比べコスト高 / HDD:SSDに比べ、読み書きは遅いが大容量の製品でも低コスト--という点が挙げられます。
▼コア/スレッドとは……
上記にてCPUがコンピュータの頭脳と説明しましたが、コアはその頭脳の数を表しています。例えば、複数の作業をする時に、コア数が多ければ作業を分担できるのでそれだけ処理速度も増すわけです。
またスレッドは、1コアが担当できる作業の数を表しています。そのため、スレッド数が多いほど、1コアが優秀になり作業をたくさんこなすことが出来ます。
商品名(型番) m-Book K690XN-M2SH2
ディスプレイ 15.6型 フルHDノングレア (1,920x1,080)
CPU Core i7-8750H
メモリ 16GB
M.2 SSD 256GB
HDD 1TB
グラフィックス GeForce MX150
OS Windows 10 Home 64ビット
サイズ W378×D267×H35.8mm(折り畳み時/突起部含む)
重量 約2.4kg
バッテリー駆動時間 約6.7時間

マウスコンピューター/m-Book_K

最新3Dゲームも楽しめるパワフルデスクトップPC
「NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ」

G-Tuneブランド NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ
商品名:NEXTGEAR-MICRO im610SA1
Web販売価格:9万9,800円(税別)

自宅用のデスクトップなら高性能グラフィックスと大画面を使い倒したい。そこでおすすめなのが、マウスコンピューターのゲーム向けハイエンドPCブランドG-Tuneの「NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ」。高性能なグラフィックス機能を搭載し、3Dゲームも重いオフィスアプリも快適に利用できる。その中でも今回チョイスしたのは、「NEXTGEAR-MICRO im610SA1」。

▼レビューコメント
重量があるので設置には苦労したが、その分どっしりとした感じで部屋のインテリアにも馴染むデザインが○。PCケース上部がフラットな上、吸気口などがないので、モノを置けるのも嬉しいところ。
デスクトップは長く使っているとほこりが気になるものの、底面のフィルターを手軽に水洗いできる工夫はさすがだ。VRや配信で利用するために、前面にHDMI端子を搭載しているのもユニーク。3Dゲームも楽しめるが、最新のゲームを高画質で楽しもうとすると、GTX1060だと厳しくなってくる。それらをプレイするなら、同シリーズにも最強のGeForce GTX 1080 Tiを搭載するモデルをラインナップしている。

<NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズのいちおしポイント>
・ゲーマーのリアルな要望を取り入れた新ケース
排気効率にこだわって設計されたエアフロー
・グラフィックスに、GeForce GTX1060を搭載
・デスクトップかつこの性能で、10万円台というコスパの高さ

3Dゲームも流行りのVRコンテンツも楽しめるのに、10万というコストパフォーマンスの高さが魅力だ。グラフィックスはGeForce GTX1060で、2016年に発表された製品だがまだまだ現役で活躍してくれる。排気効率にこだわって設計されており、高性能なCPUとグラフィックスをフル回転させても問題なく利用できる。

  • ゲーミングPCに見えない落ち着いたデザイン

    PCケースはブラックで、一見ゲーミングPCに見えない落ち着いたデザイン。重量も10kgオーバーのヘビー級で、カッコイイ。エクステリアにチープ感はなく、自室においても違和感なし

  • 背面には、DVI-D×1、DisplayPort×3、HDMI×1、USB2.0×2、USB3.1×4、PS/2端子、有線LANなどを備える

    背面には、DVI-D×1、DisplayPort×3、HDMI×1、USB2.0×2、USB3.1×4、PS/2端子、有線LANなどを備える

  • 底面の吸気口にはマグネット式のフィルターが装着されている。手軽に外して、水洗いできるのでメンテナンスが楽だ

    底面の吸気口にはマグネット式のフィルターが装着されている。手軽に外して、水洗いできるのでメンテナンスが楽だ

  • レビュー中の様子。液晶ディスプレイは、マウスコンピューターのiiyamaブランドの「ProLite XB2481HSU-3」をチョイス。ブルーライトをカットする機能も備えている

    レビュー中の様子。液晶ディスプレイは、マウスコンピューターのiiyamaブランドの「ProLite XB2481HSU-3」をチョイス。ブルーライトをカットする機能も備えている

▼液晶ディスプレイへの一言コメント
試用した液晶ディスプレイ「ProLite XB2481HSU-3」のサイズは、23.8インチ。HDMI、DisplayPort、D-sub15ピンの3系統入力で、解像度はフルHD。色再現性に優れるAMVAパネルを採用しており、動画や静止画はもちろん、色ムラのない緻密な締まりのある表示が可能だ。縦横に回転できるピボット機能に対応するうえ、前後・上下・左右に角度調整できるので、身長や座高に合った高さのほかに、設置環境が限られた場所でも見やすいように調整できる。
商品名(型番) NEXTGEAR-MICRO im610SA1
CPU Core i5-8400
メモリ 8GB
HDD 1TB
拡張スロット PCI Express×16 1(空き0)×1 2(空き1)
グラフィックス GeForce GTX1060
OS Windows 10 Home 64ビット
サイズ W188.8×D410.5×H400mm
重量 約10.7kg

マウスコンピューター/NEXTGEAR-MICRO-im610

以上が、ニーズ別のおすすめ3モデルとなる。マウスコンピューターの魅力は、それぞれのシリーズでスペックの異なるモデルがラインナップされており、好みのパーツをカスタマイズできる点。動画編集をするのでメモリを増設したり、HDDをSDDに交換して高速化したりできるのだ。

全部をハイエンドにすると高くなってしまうので、自分の使い方を見極めて、賢くコストパフォーマンスの高いPC選びをしてほしい。

[PR]提供: マウスコンピューター