この製品のスペック的な特長は、第8世代Intel Core i3プロセッサーを搭載している点だ。このプロセッサーはCore i3として初めて物理コアを4つ持っているのが特長で、これによりマルチタスク時には、より高いパフォーマンスが得られるようになっている。

例えば、ブラウザを開きながら、メーラーやOfficeソフトなどを操作しても、軽快な操作感が得られるといった具合だ。もちろん、第8世代プロセッサーとしてはエントリークラスのCPUとなるため、上位モデルのようなパワフルな演算処理と比較することはできないが、従来の同クラスのモデルよりは確実に進化していると思ってもらって差し支えない。

また試用機に搭載されているのは「Intel Core i3-8100」だが、プロセッサー内蔵のオンチップグラフィックスとして「Intel UHD グラフィックス 630」が提供される。このグラフィックスは4K Ultra HDすなわちUHD映像の描画も可能で、動画配信サイトなどの4K動画も快適に見ることができる。「STYLE-M1B6-i3-UH」は、この第8世代Core i3の採用によってコストパフォーマンスが格段にアップしたといえる。Windowsエクスペリエンス インデックスの結果を掲載しておくので、パフォーマンスチェックの参考にしていただきたい。

  • ブラウザで4K動画を視聴している状態での、タスクマネージャーとリソースモニター。利用率も低く抑えられているうえ、マルチコアを効率よく使っていることがわかる

    ブラウザで4K動画を視聴している状態での、タスクマネージャーとリソースモニター。利用率も低く抑えられているうえ、マルチコアを効率よく使っていることがわかる

  • Windowsエクスペリエンス インデックス

    Windowsエクスペリエンス インデックス

スタンダードモデルの良さを実感できるPC

実際に使ってみるとHD動画はもちろん、4K動画の視聴も問題なく、実にスムーズで快適だった。また、ソフトウェアの挙動も問題なく、極端に高負荷な作業でない限り、一般的な使い方の中でストレスを感じることは少ないはずだ。

  • 一般的な21.5インチワイドディスプレイとの組み合わせ。すっきりした表情のミニタワーが上質さを演出している

    一般的な21.5インチワイドディスプレイとの組み合わせ。すっきりした表情のミニタワーが上質さを演出している

「STYLE-M1B6-i3-UH」の標準価格は55,980円(税別)からとなっている。スペックを考えると、十分以上のパフォーマンスと使い勝手の良さが際立つ製品といえるだろう。もし予算に余裕があるなら、SSDの導入やメインメモリやカードリーダーの追加などを検討してもいい。特にストレージのSSD化は体感速度が著しく向上するのでオススメだ。

高いコストパフォーマンスと使い勝手の良いミニタワーが一体となった「STYLE-M1B6-i3-UH」。将来に向けた拡張性の高さやBTOによる選択肢の多さなど、多くのメリットがあるPCなので、現在またはこれから購入を考えている方は、ぜひ候補に加えていただきたい製品だ。

なお、同一構成で注文してから2日以内に工場出荷となる「STYLE-M1B6-i3-UH-D」というモデルもある。パソコンがすぐに必要といった場合にはこちらを選択するのがおすすめだ。

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