新型CPUにAdobe RGB比100%の4K-UHDディスプレイが魅力 - ハイパフォーマンス17.3型ノートPC「DAIV-NG7620シリーズ」

どこでも制作意欲をカタチにできる

「DAIV-NG7620E1-S5」は高い処理能力もさることながら、それを表示する4K液晶ディスプレイもとにかく美しい。Adobeが提唱するAdobe RGBは青から緑にかけての色域がsRGBよりも広く、より色の再現性が高い規格である。最近のデジタル一眼カメラはAdobe RGBに対応した製品が多いので、Adobe RGB比100%の「DAIV-NG7620シリーズ」なら、正確に広く色表現されたもので作品を制作できる。

この液晶ディスプレイと高性能なパーツにより、さまざまなロケーションにおいてすぐに作業に取りかかれる。机で作業したくない、急に先方に出向いて作業を行う、最近増えているコワーキングスペースなどで作業するなど、さまざまなシーンで活用できる。また、チームで話し合いながら作業を進めていく際に、テーブルにポンと置くだけで作業ができるのもありがたい。もちろん、写真家のように撮影旅行にお供させるという使い方にもピッタリだろう。

高性能なデスクトップPC並みの性能と4Kで色再現性の高い液晶ディスプレイを、一つにパッケージングして持ち運べる「DAIV-NG7620シリーズ」は、現状のノートPCに満足できないクリエイターにオススメしたい。

「Digital Photo Professional 4」の画面。左は「DAIV-NG7620E1-S5」で4Kの解像度3,840×2,160であり、右は「m-Book F556BD-S2」でフル HD ノングレア 1,920×1,080で表示したもの。「DAIV-NG7620E1-S5」はデフォルトでスケーリングが250%に設定されているので、情報量を増やしたい場合は設定を変更する。本機種(DAIVシリーズ)は「64bitOS＋GPU搭載」なので、描写がよりスムーズになるのでありがたい

スケーリングを100%にすれば4Kの解像度を活かした情報量になるが、さすがに字が見えなくなるので、200%あたりがバランスがいいといえる。画面は200%で表示したもので、右横のツールパレットもスクロールさせる必要がなくなるので便利だ
同梱されている色域出荷データシート。Adobe RGBを正確に再現できるディスプレイかどうかが厳密にチェックされている証

制作意欲がわかなくても締め切りは待ってくれない。「DAIV-NG7620シリーズ」を持ってリビングでやるも良し、縁側でやるも良し、ときにはお気に入りのカフェバーで作業するのもいいだろう
撮影協力：中目黒グランシップ

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー	マウスコンピューター
型番	DAIV-NG7620E1-S5
ディスプレイ	17.3型4K-UHDノングレア液晶(3,840×2,160)
CPU	Intel Core i5-8400
メモリ	8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
M.2 SSD	512GB(M.2規格/Serial ATAIII接続)
チップセット	Intel Z370
光学ドライブ	－
グラフィックス	NVIDIA GeForce GTX 1080(8GB)
OS	Windows 10 Home 64ビット
LAN	ギガビット(10/100/1000)LAN×1、 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース	USB 3.1×2(左側面×2)、 USB 3.0×4 (左側面×2、右側面×2※1つはThunderbolt3と共用)
サイズ	W417×D295×H41.9～43.2mm(折り畳み時)
重量	約4.3kg
バッテリー駆動時間	約2.9時間
価格	299,800円(税別)～