【解決策】海外端末管理もスマートデバイス管理も一元管理。加えてコスト削減も実現

コンペに参加した企業は4社だったが、結果はほぼ当日中に決まった。

選ばれたのはクオリティソフトの「ISM CloudOne」。理由は、セキュリティ対策とIT資産管理という2軸を1つのツールで行うことができること。これは今後実施しようとしていたセキュリティ対策にかける費用の大幅削減に繋がった。機能面でもランニングコストの削減を実現できることがわかった。

また、「ISM CloudOne」の一番の特徴である「自動脆弱性診断」が決め手のひとつとなった。自動脆弱性診断は、OSのセキュリティパッチの適用状況やウイルス対策ソフトの導入状況、加えてソフトウェアのアップデート状況といった項目から企業全体のセキュリティレベルを5段階で診断してくれる。改善ポイントも記載されているため「何をすればいいか」がひと目でわかる。またPCの脆弱性診断、スマートデバイスの脆弱性診断といったカテゴリ毎の診断も表示してくれる。

加えて、ネットワーク機器とのAPI連携も決定要因になったという。管理端末以外を遮断したり、自社のポリシーに準拠していない端末は検疫ネットワークに隔離できる。そういった管理を「ISM CloudOne」でできることは大きな魅力だった。

もうひとつ、決定に大きな影響を与えたものが「印刷コストを削減する施策」である。企業において、印刷コストの増加は非常に頭が痛い問題である。「社内で使う資料は1枚に複数ページでモノクロ印刷」とルールで決めていても、なかなか徹底されずコスト削減ができない状況が多い。

「ISM CloudOne」の場合、印刷の設定も管理者側で集中管理ができる。つまり、通常のカラー印刷の設定を「A4サイズ・1枚に4P分・モノクロ・両面印刷」に固定してしまえば、1枚に1P印刷するよりも、コストを単純計算で1/8まで削減することになる。

このような多方面におよぶ細かい設定を、国内外も含めた4,000台について一括して管理できるため、大きなコスト削減施策が実現できる。これが「ISM CloudOne」を選択した大きな理由だった。もちろん、その他の要件にあった「海外子会社対応」や「スマートデバイス対応」という点においても、「ISM CloudOne」は十分に要望を満たすレベルにあった。

しかし、K社が抱える課題は、サービス導入が決定して終わるものではない。むしろ問題はここからだった。残されたわずかな期間で、問題なくリプレイスができるかどうかである。そしてここからは、まさに駆け足と表現するにふさわしいスケジュールが実行されることとなった。

2013年
9月 「ISM CloudOne」の導入が決定
10月初旬 評価環境の作成
10月中旬 評価開始
11月初旬 評価終了。クオリティソフトに追加機能のリクエスト
12月初旬 正式発注。導入作業開始
2014年
3月 一部環境において稼動開始
5月初旬 全ての環境において運用が開始

上記のように、実質半年間でPC4,000台への「ISM CloudOne」の導入が完了することとなった。 この間は、K社、販売代理店、クオリティソフトが互いに協力し合い、作業を進めた。

「K社様は、誰もが知っているグローバル企業です。ですが、今回の作業に関わった情報システム部門の方々は10人にも満たない状況でした。互いに協力して進めなければ、とても間に合いません。ですからわれわれも、個別の技術支援はもちろんのこと、導入支援セミナーを開催するなど、できる限りのことを行ってきました。5月に導入が完了した時は心の底からホッとしました(笑)」(クオリティソフト株式会社 営業担当O氏)

Windows10への移行は迫ってきている。今回ご紹介したのは少し前の事案だが、参考にしていただき必ずやってくるWindows10への移行の際には、ぜひとも「ISM CloudOne」を思い出していただきたい。

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