充実したインタフェースにより拡張性を確保

インタフェースが多数装備されているのも「MB-B502E」の特徴だ。左側面には、ケンジントンロック、電源コネクタ、HDMI出力、USB 3.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を搭載する。HDMI出力を使い、本体の液晶ディスプレイと外部ディスプレイのマルチモニタにも対応。右側面には、ギガビットLAN、VGA出力、SD/MMCカードリーダー、USB 2.0×2を備える。さらに液晶ディスプレイ上部にはWebカメラ、無線ネットワークとして最大433Mbpsに対応したIEEE802.11 ac/a/b/g/nと、Bluetooth 4.2を内蔵。この拡張性の高さにより、PCとしての汎用性をしっかりと確保している。

左側面にはケンジントンロック、電源コネクタ、HDMI出力、USB 3.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を搭載

右側面にはギガビットLAN、VGA出力、SD/MMCカードリーダー、USB 2.0×2を装備し、高い拡張性を誇る

押し心地にもこだわったテンキー付きキーボード

キーボードは、15.6型というサイズを活かしたテンキー付きを採用。数値を連続して入力する表計算ソフトなどでも素早く操作できる。キー配列には約19mmのキーピッチを確保し、Enterキー周辺の一部を除けば配列にもクセは少ない。約1.5mmのキーストロークによって押下感もなかなかのもの。タッチパッドは左右のクリックボタンが区切られたタイプを採用しているため、確実な操作が期待できる。電源ボタンはキーボード右上に配置されており、電源投入時には青色LEDが輝く。

15.6型サイズを活かしたテンキー付きキーボード。キーピッチはしっかり約19mmを確保し、キータッチ音も響かない

電源ボタンはキーボード右上に配置。Enterキー周りには若干変則的な配列も見られるが、ノートPCユーザーなら特に違和感なく使えるだろう

タッチパッドには、左右独立したクリックボタンを採用。押し間違えの心配なくクリック操作が行える

なお、本機の液晶ディスプレイの下部をよく見ると、ゴム足を搭載していることがわかる。液晶ディスプレイを開くことで本体が斜めに持ち上がる機構を採用しているためだ。この機構により、キーボード操作時に適度な傾斜ができ、よりキーが打ちやすくなる効果を生み出している。

液晶ディスプレイの下部に取り付けられているゴム足。ディスプレイを90度以上開くと、このゴム足が接地する

液晶ディスプレイに取り付けられたゴム足が本体を持ち上げ、キーボード操作を行いやすくする傾斜を作り上げる

余裕のある内部には増設の余地もアリ

底面にあるネジと固定用のツメを外せば、本体内部にアクセスが可能だ。内部は底面から見て右側にマザーボード、左側にストレージを配置。スペースにはかなり余裕がある。空きスロットも確認できるので、知識のある方なら増設も可能だ。ただし、パーツの増設や交換は基本的に保証外となるので、初心者の方はあらかじめBTOでアップグレードをしておくとよいだろう。

底面のカバーを外した内部の様子

マザーボードの様子。空きスロットも確認できる

専用のトレイを介して取り付けられたSSD