ジャパネットたかたは12月27日まで、「第17回 利益還元祭」を実施中だ。利益還元祭は、ジャパネットたかたが毎年開催しているイベントで、人気商品を特別価格で販売するほか、豪華クルージング旅行や現金が当たるプレゼント企画などを用意している。

「第17回 利益還元祭」を実施中のジャパネットたかたは、2015年にラジオショッピング25周年を迎えた

そんなジャパネットは、どちらかというとテレビショッピングのイメージが強いかもしれないが、実はテレビショッピングを開始する以前の1990年よりラジオショッピングを手がけており、今年で25周年を迎えた。12月5日には日本初となる民放AMラジオ全47局をジャックしたジャパネットのショッピングを実施、そして今週12月7日からは25周年を記念したラジオの特別番組も放送される予定だ。

本稿では、ラジオショッピング25周年記念の特別番組の情報を紹介するとともに、ジャパネットたかたのラジオショッピングの特徴や考え方についてお伝えしていきたい。

JFN系列の全国30局で25周年記念特別番組を放送

ジャパネットたかたの特別番組が放送されるのは、JFN(JAPAN FM NETWORK)系列30局で月曜から金曜の13時~13時30分にオンエア中の「デイリーフライヤー」の番組内。同番組が11日に放送3,000回を迎えることから、「デイリーフライヤー放送3,000回×ジャパネットたかたラジオショッピング25周年記念Special」として、7日から11日まで特別番組が放送される。

特別番組では、お笑いコンビのパンクブーブー、女優の足立梨花さん、ジャパネットたかた 前社長の高田明氏など、ゲストが日替わりで出演。また、11日には長崎県佐世保市にあるジャパネットたかた本社で公開生放送が実施され、その模様がUstreamでライブ配信される予定となっている。なお、ラジオショッピングは各日13時8分頃からの開始となる 。

ゲストの足立梨花さん

パーソナリティの井門宗之さん

パーソナリティの大橋俊夫さん

ジャパネットたかたの成長のきっかけになったラジオショッピング

いまでは、地上波・CSのテレビショッピングやネット通販、ラジオショッピング、チラシ、カタログなどと、さまざまなメディアで通信販売事業を手がけているジャパネットたかただが、佐世保市で開業したカメラ店がそもそもの始まりである。そのカメラ店が通販事業に参入し、現在の企業グループまで大きく成長するに至ったきっかけとなっているのが、ラジオショッピングだという。

ジャパネットたかたのスタートであるカメラ店「カメラのたかた」の模型写真

同社が最初にラジオショッピングを行ってみたところ、当時は高額商品であったカメラが5分間で50台も売れ、100万円ほどの売上を達成。ラジオという媒体に可能性を感じ、ラジオショッピングを全国展開することになった。ちなみに、当時の商品ラインナップとしては、カメラ店からスタートしたこともあり、フィルム式のコンパクトカメラや一眼レフカメラ、8ミリビデオカメラなどが多かったとのこと。

同社のラジオショッピングの特徴としては、ナショナルブランドの商品を多く取り扱っていることのほか、テレビショッピングなどと同様に、同社による下取り企画の実施や分割金利手数料の負担を行っていることが挙げられる。また、同社のラジオショッピングのほとんどが生放送であり、担当MCがラジオ局のパーソナリティとの掛け合いで商品の紹介を行っているというのもポイントだ。

同社によると、ラジオショッピングの購入者は、テレビショッピングやネット通販と比べて、「年齢層は高め」だという。また、その年齢層に合わせて、とりわけ健康に関係する商品の人気が高いとのことだ。

ジャパネットたかたが考えるラジオショッピングの魅力とは?

ラジオショッピングでは、当然ながらテレビショッピングのように商品を見せることはできず、音声のみで商品の魅力を伝えて販売することになる。そのため、ジャパネットたかたでは、専門用語や横文字を少なくするなど、分かりやすい言葉を使うとともに、聴きやすいスピードで、聴いているリスナーをイメージして話すことを心がけているという。

とはいえ、商品を見せることができないのはデメリットが多いようにも思える。テレビやインターネットといった他の販売方法が出てきてからも、同社がラジオショッピングを続けてきた理由とは何なのだろうか? 同社は、「ラジオショッピングはジャパネットの原点であり、お客様との距離感が一番近い媒体。本当に多くの方に聴いていただけているので、これからも続けていきたい」と述べる。

同社が考えるラジオショッピングの魅力とは、「生放送だからこそ、その時に一番旬な商品を提供できるところ」。ラジオショッピング25周年を迎え、今後の抱負として、同社は「ラジオを聴いている方の目線に立った商材選びを続けていきたい。既存の枠にとらわれず、様々な商品を展開していく」と語っていた。

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音声のみで伝えるラジオは、映像で伝えられないがゆえに、リスナーに語りかけるような放送が行われ、より親近感の湧くメディアとなっている。2015年にラジオショッピング25周年を迎えたジャパネットたかたも、「お客様との距離感が一番近い媒体」としてラジオの魅力を評価する。現在では、テレビやインターネットをはじめとして幅広いメディアで通販事業を展開する同社だが、ラジオショッピングは同社の原点であり、今後も力を入れていく方針だ。同社のこれからのラジオショッピングに注目していきたい。

(マイナビニュース広告企画:提供 ジャパネットたかた)

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