ここからは、実際のゲームやゲームベンチマークソフトでのロード時間から、SSDの速度を測ることにする。ここからのテストはすべてWindows 10をインストールした850 PRO/850 EVOに、1TBほどのゲームをインストールした状態から行った。初めに試したのは、国産MMOの代表的タイトル「FF14」の「蒼天のイシュガルド」だ。1920×1080の最高品質でベンチマークを行い、ローディングタイムを比較する。なお参考までに、500GBのHDDでのベンチマーク結果も記載しておこう。
続いて試したのは「Grand theft Auto V」だ。2560×1440で可能な限り設定を上げ、ストーリーモードが始まるまでの時間を計測した。こちらのテストも他同様いずれも優秀な結果を残した。ストーリーのみならず、オンラインプレイ時やMODの使用時にも読み込み速度は活きるだろう。
最後に、「Dragon Age: Inquisition」のベンチマークテストのロード時間を計測してみよう。こちらも可能な限り高いグラフィックス設定にしている。こちらのテストでは850 EVOが多少上回るという結果になった。拠点の移動時などに頻繁に読み込みが行われるタイトルであるため、ロード時間が短縮されるのは嬉しい。
2TBのSDDにゲームを集約して快適にプレイ!
その速度の速さは誰もが認識しながらも、バイトあたりの単価が高価なため、あくまでシステムドライブ用の小容量ドライブとして選択されることが多かったSSD。しかしここ数年で価格は急激に下がり、ようやくインストールサイズの大きなゲームをインストールすることも現実的になっている。ゲーマーにとってSSDの大容量化は、実感が少ない多少の速度アップよりもはるかにありがたい。
そして今回登場したSamusung SSDが、1TBの壁を破り2TBの世界を切り開いてくれた。しかも、世界初の超大容量SSDとしては戦略的な、10万円前後という価格で登場したのだから驚く。これなら、数十GBという大容量のゲームをガンガン入れても要領に困ることは当分ないだろう。フラッシュメモリがデータ保存の主流となる時代が近づいていることを、ひしひしと感じさせるSSDの登場である。
(マイナビニュース広告企画:提供 日本サムスン)
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