簡単セッティングで鮮明かつ大画面投影が可能

機材のセッティングは、特に難しい点もなくスムーズに進行した。ケーブル類は基本的に電源およびPCとの接続用のみ。PointWrite PW01は、ペンを認識するためのカメラ部分をプロジェクター本体に取り付けたら、あとはUSBケーブルをPCへ接続するだけだ。ケーブル接続が終わったら、必要なソフトウェアをインストールすれば利用できる。

MW824STの設置場所については、一般的なプロジェクターと比べて投影距離がかなり短いため最初こそ若干戸惑ったが、一度距離感をつかんでしまえば次回以降はまったく問題ないといえる。角度調整についても、フロント部分のボタンを押すだけでスタンドの高さが変えられるので簡単だ。

「これだけ近い位置で大画面投影ができるのには驚きました。狭い会場でも使いやすいと思います。画質に関しては、室内が明るくても鮮明で見やすいのが良いですね」と、設置時の感想を語るGene氏。

今回はオプションのPointWrite PW01を使うこともあり、スクリーンと比べてペンが扱いやすいホワイトボードに投影した。なお、MW824STの公式サイトではロールスクリーンよりも、表面がフラットなパネルタイプのスクリーンを推奨している。

プロジェクター「MW824ST」の底面に、電子黒板キット「PointWrite PW01」のカメラ部分を取り付ける

こちらがカメラを取り付けた状態

ボタンを押すだけで簡単にプロジェクターの高さ調整が可能

MW824STの背面に映像入力用のケーブルを接続する(今回はミニD-sub15ピン端子を使用)

ノートPC側の映像出力端子にケーブルを接続する

PointWrite PW01のカメラをノートPCのUSB端子に接続する

これでMW824STとPointWrite PW01のハードウェア的な準備は完了。あとはソフトウェアをインストールすれば使用可能になる