解決策

解決後の効果・結果

■スマートデバイス運用に必要な管理機能を“オールインワン”で満たし、管理負荷を最小化
■自社アプリ対応、グループ単位設定、オフライン・新規端末への自動化など、効率的なアプリ配布により、管理工数を大幅に削減
■「セキュリティ脆弱性診断」により、ユーザに依存しない万全なセキュリティ維持・管理が実現
■レンタル契約と実際の使用状況の“紐付け”により、端末・契約管理が容易に

アプリケーション配布ツールの必要性に迫られ、情報収集を行っていた同社システム管理部長A氏は、スマートデバイスを導入したIT商社に相談。すると、さっそく営業担当者は来社し、「PC&スマートデバイスセキュリティ維持管理ソリューション」を提案します。

A氏が注目したのは、アプリケーション配布だけでなく、MDM(モバイルデバイス管理)からセキュリティ管理に至るまで、同社に必要な機能をオールインワンで併せ持っていた点。詳細な説明を受けた後、A氏はさっそくトライアル導入を申し込み、検証を開始しました。

作業は“事前登録”するだけ!?効率的なアプリケーション配布で、管理工数を大幅減!

A氏はまず、本社の一部門に配布した10台ほどのスマートデバイスを対象に、アプリケーションを実際に配布して検証を行いました。その結果、自社開発のアプリケーションでも問題なく配布することができ、かつ「大幅に管理工数を削減できる」ことが分かります。

「操作は非常に簡単で、Webコンソールを通して『配布アプリケーション』『配布開始日』『対象クライアント』等を登録するだけでした。ここで私が注目したのは、あらかじめ登録した“グループ単位”で配布を行えるので、部門ごとに配布したいアプリケーションを選定できる点です。今後は、拠点/部門ごとに異なるアプリケーションを配布するケースが多く出てきますので、配布作業の度にアプリケーションや対象端末をいちいち選択する必要がないことは、管理負荷を減らす上で非常に助かりますね」(前出A氏)

また、アプリケーションの配布時にオフライン状態の端末には、ネットワークに接続した時点で自動的に配布されたり、グループに新たに所属した端末に対しても、あらかじめそのグループに登録されているアプリケーションが自動で配布されるなど、少ない管理リソースでも負荷をかけずに運用可能な点は、まさに同社にうってつけの仕組みでした。

「貴重なリソースを割きたくない!」セキュリティ維持と端末・契約管理も、低負荷に!

何よりA氏にとって大きかったのは、アプリケーション配布のみならず、「スマートデバイスの管理およびセキュリティ対策に関してもオールインワンで対応し、総合的に管理工数を削減できる」ことでした。

「現状では、本社からの一元管理ができないため、各端末のセキュリティ設定作業は利用ユーザに依存せざるを得ませんでした。従業員のITリテラシーはピンキリですし、また従業員の立場で考えれば、セキュリティアップデートなどは忙しいとつい後回しにしてしまいがちですが、管理者側で定期的にクライアント端末の“セキュリティ脆弱性診断”※を実施し、設定漏れなどセキュリティ上問題のある端末をすぐに把握、是正することができるようになれば、セキュリティリスクの早期排除と管理工数の削減を両立できる、と期待できました」(前出A氏)

また、このソリューションはMDM(モバイルデバイス管理)機能も充実しているため、今後も続々と追加導入が予想されるスマートデバイスの、レンタル契約も含めた端末管理が容易に実行できる点も大きなポイントでした。

「各端末のレンタル期限の把握や有効期限の延長、返却の確認等には膨大な管理工数がかかると危惧していましたが、契約情報と実際の利用状況を“紐付けて”管理することで、どの端末が、いつ、何台期限切れとなるのか、ということが簡単に把握できるようになることは非常に助かりますね。我々としては正直、こういった作業に貴重なリソースと工数を割きたくないですから」(前出A氏)

アプリ配布、セキュリティ維持・管理、端末・契約管理のすべてを、“オールインワン”で効率化!

こうした検証の後、「スマートデバイスに関する管理工数を大幅に削減できる」と確信したA氏は、この「PC&スマートデバイスセキュリティ維持管理ソリューション」の正式採用を決定します。

導入の決め手は、「アプリケーション配布、セキュリティ維持・管理、端末・契約管理という当社の3つの要件を、“オールインワン”で満たせる点だった」(前出A氏)といいます。

導入後すぐに、システム管理部ではさまざまなアプリケーションのグループ設定を開始。続けて、改修済みDB接続アプリを全拠点のAndroid端末に一斉配布しました。結果、ほとんど工数を割くことなく、わずか2営業日ですべての端末へのインストールを確認することができました。

また、導入後初となる「セキュリティ脆弱性診断」では、想定どおりアップデート未実施のAndroid端末が多く検出され、その数は全台数の実に半数近くに上りました。しかし、対象端末が明確なので、A氏らはすぐさま是正処置を実施。

今後は、毎週末に自動診断を実施し、週明け月曜日にレポートをとりまとめ、該当者へ是正勧告する、という定期オペレーションを確立していくようです。 今回の導入についてA氏はこう総括します。

「個別のツールを駆使していては、結局オペレーション上負担になってしまって、問題解決につながりません。アプリケーション配布、セキュリティ維持・管理、端末・契約管理のすべてを、1つのツールで実現できたことは、とにかく管理リソースと工数を削減したかった当社にとって、まさにベストな選択肢だったと言えますね。スマートデバイスの安定運用によって、現場の各従業員の業務もだいぶ効率化が図れているようです」

この記事は、クオリティソフト株式会社にて作成されたものです。

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